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2008/3/5  1:35

飯田線 クモニ83 100番代  旧型国電
ネタ振りに悩んで今日も遅い時間になってしまいました。
取り敢えずネガからの抽出が終わった材料の中から、飯田線で活躍した「クモニ83100番代」の画像をお届けいたします。

飯田線には、荷物専用車としてクモニ83100番代とクモニ13が在籍していました。
飯田線は4つからなる私鉄を買収・国有化することにより誕生した長距離ローカル線で、中央部に天竜川に沿った地形の険しい未発達で道路交通不便な地域もあったためか、荷物・郵便輸送も活発で、多数の車輌が活躍していました。
ローカル線だけあって、クハユニ56やクハニ67900番代といった合造車輌も沢山在籍していました。

これら荷物車のうち、「クモニ83100番代」は元湘南形80系の荷物・郵便車輌として「クモユニ81」の名で登場しています。
東海道地区での80系新性能化に伴う地方転出の際、飯田線に転属した3両は郵便室を撤去の上スカ色に塗り替え、廃車となるまで一貫してそのスタイルのまま活躍しました。

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昭和57年8月10日 撮影区間不詳

アップ過ぎて後部が写っていないのですが、このタイプの編成は、クモニ+クハユニ+クモハの3両編成のパターンだと思います。3両のうち半分の1・5両が荷物室ですから、ローカル度がお解かりいただけると思います。


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昭和57年8月10日 伊那松島駅にて

上の写真と同日に伊那松島駅で撮ったもの。とにかくこのクモニが好きだったので、来たら必ず撮るという姿勢で臨んでいました。この編成は、確かクモハ+クハ(又は逆)+クモニ+クモニの4両編成の列車だったと思います。途中、客車を連結しない区間があり、荷物列車として走っていたと記憶しています。荷物列車は2両編成ですので、運が良いとこのようなクモニ83の併結が見られました。


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昭和58年2月23日 伊那本郷〜飯島間にて (再掲)

この写真の編成も、クモニを2両連結したものです。
クモハ53008+クハ47+クモニ83×2と、私の好きな車輌を全て連結しているお気に入りの写真です。


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昭和58年4月16日 豊橋駅にて (再掲)

過去ログでご紹介いたしました、名鉄の荷物電車と並んだシーン。隣同士で私鉄と国鉄の荷物車同士が並ぶという光景は大変珍しいと思います。今ではどちらも過去のものとなってしまいましたので、古き良き時代のシーンと言えるでしょう。


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昭和58年6月6日 撮影場所不詳

飯田線の旧型国電最末期で、間もなく運用から外れるという頃だったと思います。
ブルートレインの痛んだまま放置された車両というのは見ていて本当に痛々しいのですが、何故か、旧型国電では"味"になってしまうんですね。これって不公平でしょうか?

湘南顔でスカ色なのに荷物車という変わったシチュエーションのクモニ83100番代。でも、そんなギャップのある姿に余計に惹かれたかもしれません。

数々の旧型国電が活躍した飯田線。私が高校生の頃、青春時代を支えてくれた路線でした。
まだ他の車輌もありますし、いずれは大糸線や身延線もアップしようとしております。
気長にお待ちくださいませ。
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