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2009/3/20  2:55

スエ388 たった1両の異色救援車  客車 列車・車両(ブルトレ以外)
こんばんわ。
昨日は暑かったですね。朝の通勤で埼京線に乗っていたら、赤羽駅を発車した直後に『冷房を弱めに入れます。』だって・・・まだ3月だよ。東北や北海道に住んでいる人からは信じられないでしょうね。

さて、今日は極めてマニアックなネタを用意しちゃったんですが・・・。

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昭和56年5月頃 佐倉客貨車区にて スエ388

電車の中から撮った写真なので、構図が悪くて申し訳ない。
この頃、2度くらい大回り乗車で佐倉駅を通ったことがあり、この車両の存在が気になっていたのです。
側面の扉が上昇式の折れシャッター(20系電源車の荷物扉と同構造)を採用し、しかもた〜〜〜くさん付いているんです。一目見て異様な雰囲気を持った車両です。

歴史は詳しくないので調べてみましたら、マロネ37形→マハ47形→マハネ37形→マハネ29形→カニ38形と何度も形式・用途を変えながら険しい道を歩んで来た車両であることが判りました。元は3軸ボギーの優等寝台車であり、その後第二次世界大戦の影響で座席車に変更、寝台車に再改造を経て、カニ38という荷物車に改造の際にこの姿になりました。

下回りは戦前型の3軸ボギー車ですが、ボディーは10系客車に準じた構造となっており、その点では20系と似たシャッター式折戸を使用したり、断面が10系とそっくりであったりといった様相に納得が行きます。しかし、一方では雨どいが省略された姿など、戦災復旧車のような雰囲気も併せ持った非常に異色なスタイルです。

同車は8号車を名乗っていますが、スエ38の1〜7は31系客車に属する全く別物であり、同車のスタイルは8号車のみが唯一となっているのも特徴です。

データによると、スエ388は昭和56年に佐倉客貨車区の廃止とともに廃車されたことになっており、写真を撮った頃とリンクしておりますので、最晩年にギリギリ撮ることができたものということが判明いたしました。

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