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2009/12/5  0:39

国鉄型185系:今の「普通」と昔の「普通」  特急型電車(直流)
こんばんわ。
今日はお出掛けの予定なので、軽く昔ネタをアップいたします。

今でも東海道本線では見ることの出来る185系使用の普通列車。意外と知名度が高く、伊東まで乗り入れる関係もあり、土日は満席になるほど需要が高い列車のようです。
その昔、急行車両としての共通運用を組んでいた関係もあり、東海道線ではもちろんのこと、信越本線や吾妻線内でも普通列車としての運用があったようです。

現況では、東北・高崎・上越線内における普通運用は行っていないように見受けられます。ホームライナーは位置づけ的にビミョーです。


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平成20年8月16日 早川駅にて

昨年度は「ふじぶさ」の写真を撮りに行っていた関係で、何回か出逢ったり乗ったりということがありました。カラーリングは既に湘南色に更新されて久しく、アコモもグレードアップされて特急列車らしくなりました。


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昭和56年5月 田町駅にて

東海道本線に185系がデビューして間もない頃。堂々15両編成の普通列車です。
斜めストライプの塗装は、当時の国鉄としてはセンセーショナルなデザインでしたが、0系新幹線と同様の転換クロスシートを設備した車内は、少し前に誕生した「新快速」用117系と大差なかったため、急行運用時代はまだしも、特急化されてからは非難を浴びる結果となってしまいました。
まあ、普通列車だったら文句は言えないと思いますがね。


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昭和57年5月 蕨〜西川口間にて

さらに1年後、東北新幹線の大宮暫定開業に備え、リレー号用として誕生した185系200番代。こちらは寒冷地仕様となっている点において、0番代と区別されています。
塗装は0番代の斜めストライプから一転して大人しい(国鉄らしい)グリーンラインとなっています。私的には、正面から見たアイラインがある分、こちらの方が好きなデザインです。
東海道線導入でもそうでしたが、過渡期において153系と併結運用が行われていたのと同様、上野口においても落成のつど165系を置き換えていったため、このような併結編成が良く見られました。
普通列車や急行列車として考えれば、どちらの車両に乗るかによって損得の問題がありましたね。


さて、着目すべき点としてもうひとつ。それはヘッドマーク部の「普通」の表示です。
現在は黒地に白抜きの「普通」となっていますが、登場当初はどちらの番代も白地に黒文字の「普通」としていました。
これは113系・115系、さらには401系列でも同様の経緯があり、後年は黒地に白抜きの「普通」が一般的でした。
しかし、この185系が誕生した時点においては、これら近郊形の車両も黒地に白抜きの「普通」が既に一般的だった筈で、なぜこの時代に黒文字の「普通」を準備していたのか、経緯は分かりません。

新車だとばかり思っていた185系も誕生から間もなく30年というところ。デザインが変わり、車内設備も更新されて変わりましたが、いつ引退の足音が聞こえてもおかしくないように思います。
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