鉄道コム

2007/11/25  0:40

EF58102:もう1台のヒサシ美人  EF58のアルバム
このところすっかりご無沙汰してしまいましたEF58シリーズを一つ。

今日は、宇都宮区でツララ切りを装備し、改造が少なく美人だった102号機をご紹介したいと思います。

これまでご紹介いたしました中でも、153号機はHゴム化されずにきれいな顔立ちで活躍していた姿をご紹介したことがありましたが、この102号機もほぼ同様の形態でした。
153号機は、ツララ切り装備で原形小窓、原形フィルタで、テールランプも原形小型のものを装備していましたが、ホイッスルカバーは外されていました。
これに対して102号機は、ほぼ同様の装備でありながらも、私の撮った写真を見る限り、大型のホイッスルカバーを装備したままとなっております。

クリックすると元のサイズで表示します
昭和55年10月頃 田端操車場にて(田端駅南行ホームから)EF58102+マニ36

おそらく荷物列車を牽いて田端操に到着、隅田川への発車待ちだと思いますが、この頃の写真で宇都宮区のEF58が荷物列車を牽くシーンというのはあまり記録に残っていません。もしかしたら、高崎第二区へ貸し出しされた可能性もあるのですが、詳細は不明です。

同機は、この写真を撮った3年後に廃車されており、この状態のまま廃車になったのか、多少の改造を受けたのか、詳しい経過が分かりません。比較的遅くまで活躍していた割りには、何故かこの1枚しか写っていなかったのです。

客車ファンの方は、次位のマニ36にも着目してみてください。張上げ屋根の改造車です。荷物車の割には張上げ屋根の痕跡があるだけで流美に感じてしまうから不思議です。
この写真の影響で、GMマニ36を改造して作ってしまいました。惜しむらくは、ナンバーが不明であることです。

この102号機、昭和31年10月2日誕生の日立製。転属の経緯詳細は資料がありませんが、確実に高崎二区か長岡区の経験を持ちます。原形フィルタを装備していたことから、浜松以西の配属経験は無いものと思われます。(ただし、東海道電化当初には一時的に配置された可能性は否定できません。)昭和58年11月11日付で廃車となっています。

EF58の晩年期は、このようなヒサシ付き原形小窓車は殆ど存在しませんでしたので、大変貴重な車両ではありましたが、最後まで活躍することはできませんでした。
0

トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ