今日は朝から雨だったので映画の日にしました。先週公開
された「沈まぬ太陽」。話題の映画ですので、珍しいこと
に館内はほぼ満員。それも中高年の夫婦連れが多いのに
びっくり。月曜日の朝なのに!
映画は山崎豊子さんの小説をほぼ忠実に映像化したもので、渡辺謙さんが主役の恩地元役を熱演。
素晴らしい映画でした。テレビドラマとは違って細部にも
神経が行きとどいているのがよくわかりました。テヘランの
空港にはパーラビ皇帝の写真が掲げてあり、バザールの様
子も懐かしかったです。(テヘランに3年いたことがあるので)
三浦友和が行天役で悪い人を上手に演じていて驚きました。
良い人のイメージを持っていたのですが。墜落する飛行機の
機内の映像、遺体安置所の様子の場面では場内からすすり
泣きが聞こえてきました。ひどい事故だったのが映像に
すると一層身につまされます。それにつけても、政治家、官僚の悪いこと!!自分のことばかり考えていて・・・。
今でも、同じようなことがあるのでしょうか…。政権が変わった
ら少しは変わるのでしょうか。
重みのある映画で疲れました。3時間半の、長い、見ごたえのある映画でした。

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