今日は亀治郎の会の公演を見に京都に行ってきました。京都春秋座、芸術劇場での公演でした。初めて行った劇場ですが、京都造形芸術大学にあり、猿之助さんがその大学の学長さんなのです。場所がかなり遠いので、出町柳からタクシーで行きました。
客席には舞妓さんたちが並び、華やかでした。演目は東京の「亀治郎の会」と同じ世話物の「上州土産百両首」と舞踊の「漁樵問答」でした。東京の国立劇場では「狐忠信」が上演されたのですが、京都ではそれは無しです。舞台機構上、無理でしょう。
「上州土産百両首」はもとになったのは、オー・ヘンリーの短編集の中の「二十年後」だと聞いて納得。以前に藤山寛美と勝新太郎で上演されたこともあるのだそうです。男同士の友情を軸に描いた話でした。途中では、客席を歩いて、あいさつしたりと亀治郎さんも余裕のお芝居でした。現代演劇からの役者さんたちも参加して、人情味あふれる作品でした。

舞妓さん、暑くないのでしょうか?
簪は花火と朝顔?

帰りには大学の生徒さん達が作っている精進弁当を買って
きました。

7