今日は梅田芸術劇場でミュージカル「MITSUKO」を観劇。クーデンホーフ・ミツコ没後70年記念公演となっていました。ミツコさんは明治時代に当時のオーストリア・ハンガリー代理公使として来日したクーデンホーフ・カレルギー伯爵と結婚してヨーロッパに渡り、7人の子供を夫亡き後も一人で育て上げ、日本へは帰ることがなかったのです。以前にNHKで吉永小百合さんがドキュメンタリーの形で取材したり演じたりした番組がありました。また、吉行和子さんの一人芝居でも知られています。今日のミュージカルでもそうでしたが、子供たちが離れていってしまい、孤独な晩年を異国で送ったようです。二女のオルガがずっと世話をしたのですが・・・。息子のリヒャルトは現在のヨーロッパ共同体のもとになる「パンヨーロッパ」の形を考えた人です。しかし、母とは対立(女優との結婚で)してしまいます。ミツコはどんな思いで過ごしていたのか…。祖国へ帰ることも無く。
もう一度自伝を読み返してみようと思います。

そして、ウィーンにミツコさんのお墓参りに行きたい・・・。
安蘭けいさんの歌が良かったです。

(ほろり・・・)


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