先週はちょっと風邪で二日ほど寝込んでいました。皆さんもお気をつけ下さい。
インフルエンザの予防接種は毎年受けているし、手もこまめに消毒するなど注意しているのですが、ふつうの風邪はどうしても年に一、二回はひいてしまう印象。イベント出展など重要な日程を風邪でキャンセルしたことはないので、体調管理は上手くやっているほうかな。
ただ、風邪だから一人でも何とかなるが、電話もできないような重病にかかったりしたら危ないな、とは少し思った。日本政府は一刻も早く人外娘型常駐医療ドローンを開発すべきである(錯乱
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新作まんがのシナリオが書けそうな段階なので、ちと細部をつめて二月中にはネーム完成まで持っていきたいところ。
TRPGは、怪獣熱が上がっているので全くの新規システムを仮組みし始めてしまっている(汗)けど夏コミに出すかどうかは今後の進展次第。
●「小惑星探査機はやぶさ2の挑戦」(松浦晋也氏、日経BP社)
読了。初代はやぶさの開発経緯からはやぶさ2、未来の太陽系探査に至るまでの課題が、関係者インタビューを中心に丁寧に解説されていて、勉強になった。科学コミュニティ内部でも色々な軋轢があるのは、門外漢からは意外に思えた。
組織間のつなひきや次世代へのプロジェクトの承継といった課題と同時に、小惑星に弾丸をうちこむインパクターが自己鍛造弾の原理を応用しているっぽいところなど、技術面についての話題も興味深く。
あと、惑星科学の意義は今後500年といった長期スケールで消えないものであり、短期的な利益にまどわされず、我が国もそうしたスケールで惑星探査を考えていくべきという趣旨の一節には目から鱗であったなぁ。400頁の分厚い書籍ですが、おすすめです。
ところで、世間を騒がせている邦人人質事件でしばしば言及されるいわゆる自己責任論について、私は否定的であるところ、本書の後書きを読んで、意を強くした。
未踏の地に行ってみる探検や冒険は人間の根本的営為の一つであり、我々の祖先がそれをしなければ、人類は未だに類人猿のままアフリカ大陸に留まっていただろう…という趣旨の一節に、いたく共感した次第です。そういう冒険を支援するのもまた、同じ人類社会の責務だと思うわけです。
●らくがき 氷衛星の少女
ツイッターでよく見る、一時間でお絵かき云々いうタグに初挑戦したもの。
あとでピクシブ掲載のため、背景の角度を変更した。
こういう絵は、背景に角度があったほうが臨場感が出ますね。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48339086
●E.V.A.システムオンリーミニコン2参加録
1月18日、プレイヤー参加してきました。場所も都内でほど近く、行きやすくて良かったです。
主催者様による当日ツイートまとめは、こちら。
http://togetter.com/li/773553/
まど☆マギ。RPG以外のE.V.A.システムも遊んでみたいとおもっていたので、当日は、わーきんぐ☆うぃっちーず卓に参加。カオスながら、楽しめました。皆様ありがとうございました。
いろんな世界から、魔法の店を経営している魔法使いPCが集まり、お得意様のトラブルを解決しました。三話までプレイできて、カオスでしたが楽しかったですね。(カオスって二度言ってる
イラスト・漫画ご担当の、佐々木亮先生による同作プレビューはこちら。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=32168545
わっちーでは、いろんな世界背景のPCが設定のすり合わせを行うルールが楽しい。私のPCはファンタジー世界の砂漠で採った幻獣化石から武具を作ってるんですが、仲間は鎌倉大仏がロボ化した運送屋大仏ロボさんと、色仕掛けが得意なバー経営者(女子高生魔女)フジナミトモ子さんでした(笑)。すりあわせの結果、鎌倉のメカジキ商店街というところに三人の店があることにしました。
完全アドリブでボス戦もないので、どこに話が転がるかわからない楽しさがありました。参加者の発想によってセッションの骨組み自体が組み立てられていくイメージといいましょうか。(事前にシナリオ作成する遊び方も出来る)
カードの使い方としては、まど☆マギ。RPGと違って「チャージ」がないのが、プレイ感覚がちょっと違う感じ。
PCベレム
出身はファンタジー世界、「自然が好きな」「白魔術」使い。
「武器屋・防具屋」レックス堂を経営している15才の魔女。
「お仕事のため行く場所」野外(砂漠)
「得られるもの」宝石、化石、荒野の民
トランプを引いた結果、偶然このようになったので、きっと異世界の砂漠で幻想生物の化石を収集し、それを素材に、防御系の武具やアクセサリーを作ったりしているのだろう、と自分の中でまとめた(笑)
初期の能力は日常4(動植物の知識),魔法3(聖なる祈り、浄化など),お仕事2(探検家、化石の鑑定など),おつきあい1(ドワーフ、モグラ人、遊牧民)。趣味の延長で商売やってる人っぽい。ファミリアは「契約」に縛られた「小悪魔」タロンで、常にベレムを悪の道に誘っている設定にした(笑)。お得意様に頑固なドワーフがいる。
第一話
トモ子ちゃんのお得意様、涼宮ハルカなるNPCが頼んできた夏休みの宿題を手伝うため、異世界の砂漠に海棲巨人の化石を取りに行く話。
亜空間ゲートが暴走したり、トモ子がサバクモグラ人を色仕掛けで落としたりしてましたね。悪辣な商人ボッタクリーなるNPCが生えたり、異世界から帰還できなくなりそうになりつつも、クリア目標全達成。
第二話
私のPCベレムの「お得意様」のドワーフが、竜に奪われた故郷を奪還したいと店に飛び込んできたので説得しようとする話に。この間みたホビットっぽい話にしようとおもったのですが、GM、仲間の思惑でどんどん話が暴走し、
最後は竜もトモ子の色仕掛けで改心? して、なし崩し的に平和的に終わりました(笑) 平和はいいことですよね。
第三話
仲間のお得意様・魔王候補生の依頼。創世神がニートになりかかってるというので天界に説得に行く。
すでに序盤から収拾がつくのか内心不安を覚えていました(笑)
涼宮ハルカが神との話し合いの場に乱入してきたり、トモ子がまた色仕掛けしようとするので、神の試練に叩き込んだりして、結果的には世界を救いました。
こう書いていてもよくわかりませんが、プレイ中は皆さん脳汁が出ておられた感があります(笑)楽しかった。
加えて、追加シナリオ課題に「プリキュアに変身する」などがねじ込まれたのですが、どうにか頭をひねって成功条件も追加課題も全クリア、過程はよく思い出せない……
とにかく魔法の店をドタバタ運営していく様子が楽しかったです、ありがとうございました!
ベレムを絵にしてみる。
ユキリア砂漠のサバクモグラ族は昔からのお得意様だが、スナトカゲ族の化石商ボッタクリーは要注意だったな〜。この辺はその場限りの妄言です、もちろん。GMが拾ってくださってストーリー展開に組み込まれて楽しかったですね。


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