外出自粛令が出ていたが、本を読んだり、書き物をしたりと、普段とやることがまったく変わらない……。
●カノンイェーガー
残念ですが、5月のコミックマーケット98が中止になりましたので、三龍戦騎団としても、出展は中止です。
カノンイェーガーのシナリオ集じたいは、当初の予定通り、制作をつづけます。
すでに制作中です。
まずはコピーで試製版を作りまして、テストプレイ後、制式版を刊行したいですね。
新型肺炎の世界的な流行状況をみるに、準備会の判断は妥当でしょう。
カタログを購入するなどのかたちで、準備会を支援したいですね。
●ワイバーンエレメント二期戦役
さる3月21日、オンセにて、ついに二期キャンペーンが完結!
最後までもりあがり、GMとしても楽しかった。
一期はラブコメ要素も多かったが、二期は世界設定の掘り下げに正面から挑んだ作風であったろうか。
一部PLも共通していたが、まったく違った物語になるのは、TRPGならではの楽しさだろう。
ラストでは、ナーガローカ3の月に偽装した古代の宇宙要塞の起動を阻止するため、PCの大竜母と他の大竜母艦隊、そしてファーグニル空軍(!)までもが総攻撃を敢行。
一期戦役のPCラウパナカたちも、ちょっとだけゲスト出演して、PCを援護するという一幕もあり。(咄嗟にRPしてくれたPL諸氏には感謝を)
ついに、邪悪な翼足の〈深層教団〉の野望は粉砕され、脱出した教祖のポッドもPC飛竜によって撃墜されたのであった。
二期戦役は、シナリオ数でいえば全4話だった。
ただ、セッションを分割してプレイしたため、2018年3月からプレイして、2年近くかかったが、参加者全員の協力により完結に至ったことは、ありがたいことである。
戦役を振り返ると、
ファーグニル軍が謎の「潜空艦」を建造している
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初の飛竜による対潜ミッション(ガス惑星だからね!)
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ファーグニル軍捕虜を救助し、実は、イナンナ王国・ファーグニル両勢力にとっての脅威となる第三勢力が台頭しつつあると判明
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第三勢力は、深層域に潜んでいた古代翼足属のテロリスト集団「深層教団」であった。
深層教団は、エンリルやヒトなど、惑星外から入植した全ての種属を排除することを教義とした過激派集団で、PCの大竜母ラダ・ナフィ・ラハグを暴走させていたのも彼らだったのだ。
↓
イナンナ王国直轄の遺跡大竜母〈貫天蓋〉が、大竜母ラダ・ナフィ・ラハグに接近。これも深層教団による作戦で、じつは〈貫天蓋〉は、古代の軌道エレベーターだったのである。
そして教団は、宇宙に浮かぶイナンナ衛星のひとつ〈銀卵〉を起動しようとしていた。
↓
〈銀卵〉は、太古の昔、軌道上にやってきた艦隊基地であった。起動すれば、惑星イナンナ(ナーガローカ3)全体が壊滅するかもしれない。
ニャンキイ飛行隊のPC3名、
青金、ニャンキイ、アルミュールC7は、教団の野望を打ち砕くため、ファーグニル軍との合同作戦を開始。〈貫天蓋〉内部に侵入、垂直上昇。
それぞれ、農業区画のエンリル少女NPC、ニャンコンの族長、そして、実は過去の誤射事件に関連していたブリン百騎長への思いを胸に。
現れた多脚機動要塞、そして双胴の巨大飛竜に、最後の戦いを挑むのだった。
というストーリーになった。
それぞれPCの[トラウマ]を、大竜母の帰還という主軸にからめて膨らませ、最後は解消できて、面白かった。
ワイバーンエレメントのキャンペーンのコツとして、この手法は一般化できそうに思う。
潜空艦、深層教団、そしてワイバーンエレメントのキャンペーンGMをやるコツなど、要望が多ければ、サプリメント第二弾としてまとめたい。
ご感想、ご意見、お待ちしてます。
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●アニメなど
映像研アニメ版を最終話までみた。
原作の魅力をパワーアップさせた出来で、最後まで楽しませてもらった。
実写版は、特撮ものとしての楽しさもありそうで、こちらも気になっている。
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英国の首相まで感染し、アメリカ軍の空母までもが無力化されている……。
この状況は、ウイルスを相手にした第三次世界大戦めいている。
おそらく指数関数的な状況の変化が、人間の認知能力をこえているのか、日々、たいへん事態の変化するスピードが速い。
デマにまどわされず、冷静に対処したい。
若者をふくめ、個人としては、いわゆる人が集まる「三密」の場に出かけない、手洗い、咳エチケットをしっかりする、といった対抗手段で頑張りたい。
当傭兵団としても、当面、セッションはオンラインセッションを主軸とする。
そのうち世界が落ち着いたら、C98を開催してほしい。

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