●ロシアの戦闘機
「気になる! ロシア機」という広告文に対し、「うむ、気になるネ」と心の中で即答した私がいたので、Jウィング11月号を即買い。
なんだかんだいってもSu-27フランカーの発展型は色々な国で採用されていて、ものすごく型番というか派生型が多いようで、ややこしくてなかなか覚えられないのだが、27の最終進化型が、Su-35らしい。なるほど。今号の表紙を堂々と飾っている格好良さである。ちょっと日本軍のチハ戦車みたいな色合いのしましま模様が良いね(幼稚な感想)
Su-27の発展型とのことで、外見は余り変わらないが、高性能とのこと。設計段階で、あの世界最強といわれるF15を凌駕していたと書かれているが、実戦ではどうなんだろうか。まあ、一口に最強などといっても、コストだの使用用途によって議論が分かれるので、正確な議論は出来ないとはおもうが。
まぁ
難しい話は抜きにしても
Su-27系列機は、いつ見ても有機的で生き物っぽい外見が格好良く、わが飛竜戦機(仮)の飛竜もこういうラインでイメージしているのは、いまの空科傭兵団・表紙絵からも分かる通りである。
ついでにググったところ、
エースコンバットで活躍しているSu-37テルミナートルだの、47ベルクートだのは、ほとんど実験機とか研究機であって軍には採用されていない。
37のあのカナード翼がかっこいいのだが、まぁ、ステルス性が低下するんじゃ時代の趨勢に合致しないわな。
ええと関係を整理すると、
Su-27の発展型が、Su-35とかSu-37であるが、このうち37は研究段階で終わってしまい、こんごロシア軍が配備していくのはSu-35であると。いうことだな。
ウィキのSu-27の項目を見たらもっとたくさんの派生型が列挙されていてめまいがしたが、割愛。
ちなみにミグ29ファルクラムなどは、西側でいうところのF16戦闘機に該当する軽戦闘機であり、高コストなSu系列の重戦闘機をおぎなう役割、という理解で良いようだ。ちなみにミグ1.44もゲームとは違い、実際には実験機で終わっている(笑)
さて、Su-35が、西側のF15に匹敵する戦闘機だとすれば、F22ラプターに匹敵するのが、今年1月に初飛行し、評判になっているPAKFA(パクふぁ)である。これについても詳しく記事がかかれており、面白かった。
なるほど、どことなくラプターに類似した外見だが、より野暮ったい(笑)
やはりステルス性を追究した第五世代型の戦闘機は、どうしてもああいうデザインラインになってしまうのか……。個人的には好みでない。性能の話は知らん(笑)
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エースコンバットX2での扱いをみるに、Su-37(現実のロシア軍でいうSu-35)は、格闘性能や敏捷性ではF15系列を上回っている設定であり、まあ、妥当なデータ化をしたといえるだろう。あるいは過大評価気味かもしれないが弱くされるよりは良いな。(空自のF2の本作における扱いが不憫でならない。)
流石に、第五世代の最新型であるF22あたりにステルス性で差を付けられているのは、仕方無いところ。対戦で、さっきF22を熾烈な格闘戦のすえに2機ばかり撃墜したが、まぐれであろう。
余談だが、東京上空での空戦だと、東京タワーや高層ビルの谷間を低空飛行で急旋回しつつくぐり抜け、敵のミサイルをぶつけて自爆させたりとか、かなり熱い。私のSu-37がまるで平成ギャオスのようである。ビルの谷間をフルスロットルでロールしつつ駆け抜けるところはまるでハリウッド映画のようだし(が、頻繁にビルに接吻してティン!)。面白すぎるぞこのゲーム。
ということで次回作では、PAKFAについても登場を希望である。
ただ、エスコンでは、それ以上に、架空の戦闘機が対戦モードでは猛威をふるっていて、微妙にカチンとくる。したがって私が対戦ルームのホストをやるときは、たいてい実在機限定としているのだ(笑)
ゲームとしてみると、どうなんだろう。低コストの旧型機でも、カスタマイズまたはパイロットの技術次第で、最新型の戦闘機に対抗できる、というバランスが望ましいのではないか?
そうしないと、けっきょく強い最新型の戦闘機しか対戦では使われないことになってしまい、旧型機の活躍の場が無くなるからだ。現状、オンラインでの対戦はそうである。これではデータも有効活用されているとはいえない。
しかし、現実の兵器というものは、技術格差は他の何にも増して圧倒的な戦力差につながるようで、現実の兵器を登場させるゲームである以上は、やむをえないのかもしれない。
わが
三龍戦騎では、初期の恐竜トモガミでも、龍化のしやすさにおいて、上位のトモガミに差を付けられる仕様になっている。むしろ戦闘適応をプレイヤーが選ぶ機会が少なすぎて、それはそれで問題かも…。
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そのほか、昨今、増加しているロシア機に対するスクランブル発進の増加についての記事など、興味深い。
2010年の1〜6月までだけでも、日本の戦闘機がスクランブル発進した件数は140回をこえており、うち8割がロシア機だそうだ(同誌40ページ)。その意味するところの分析など、突っ込んだ考察が参考になった。
(航空自衛隊のみなさま、お疲れさま&いつも有り難うございます。)
むろん今やロシアは日本の友好国であり、誰も今さら戦火をまじえるつもりはないし、それは戦略的にも有り得ない。ではその真意は…という記事であった。
それから、いまなお最強であり続けるF15ストライクイーグルの特集記事。
強いのは良く分かった。大量の爆弾やミサイルを搭載した姿は文句なしに男前であり美しい。同誌44ページ、三機のストライクイーグルがフレアを放出しつつ編隊をブレイクする写真は特に見事だ。
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急に寒くなった。やや胃腸の具合が悪いが、大したことはないだろう。
恐竜展どうすっかな。古代ワニが気になる。今回のはいかにもカップルが多そうな場所での開催だが、またワンマンアーミーか自分(謎

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