昨年の冬 大きなストレスで「息ができない」と思うような事になった。
自分でもストレスが理由だと思ったので
お医者様に行かずに 歌でも習おうと思った。
そうしたら 腹式呼吸が出来て 息が楽になりそう・・・・・。
で、目に飛び込んできた「ボーカルワークショップ」の文字。
早速 申しこんでレッスンの始まり〜。〜*・☆:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.
・・・・・・ところが これがJAZZボーカルだった。
始めての曲「ALL OF ME」のために先生から戴いたCDには
この曲ばかり 10数人の歌が入っている。
みんな全然違う歌い方をしていて おまけに楽譜と違うじゃない!!
「先生は 私に何をしろと言うの?????」と悩んだ。
でも、私は先生が大好きになっていたし
先生の歌への姿勢が好きで 続けていた。
それから半年後 守口・門真ジャズストリート(こんな名前だったかな?)が催され
良くわからないまま「日野皓正」ライブに行きました。
これが 凄く良かった。
刺激的で ゾクゾクした。
良い気持ちになって 街のあちこちで演奏されているのを聞いて
おおいに盛り上がって さて 帰りましょうと言う時
駅の近くのオープンな喫茶店(?)で 最後のライブが有ると言うので
見に行ってみた。
これでJAZZにはまっちゃったの。
あの時の 皆さん ありがとう。
JAZZストリートのお世話してた方々 ありがとう。
最後はトリオのはずだったけれど
それを仕切っていたベースのKKさんが
「最後だからみんなで盛り上がろう」と言うことで
色々なミュージシャンを招き入れていたの。
自転車カゴに楽器を入れて帰る途中の人まで招き入れて
楽器を抱えて歩いている人にも 声を掛けて
曲がずっとずっと続いて みんながとても楽しそう。
これではじけた。
今 歩いてる人が ササっと楽器出して
さっと 一緒に楽しんで演奏できるなんて
なんて素敵な音楽だろう・・・そう思った。
この初めてライブの前に 実はネットで知り合った人達と バンドを組んで
ライブをしたのだ。
だから 正式にはそれが初ライブかな? 私にとっての。
練習日が少なかったから イントロ・エンディングも
途中のソロや 場合によっては 伴奏に合わせて歌い方まで
決まっていたので ジャズストリートの自由さからは 程遠い。
だから、私の今の心境では なんか発表会をさせてもらったよう。
それはそれで とても楽しかったし とても良かった。
でも、私にとって ジャズの素晴らしさは あの自由さに有るの。
私にはね。
楽譜さえあれば 或いは 誰でも知っている曲ならキーさえ指定したら
言葉がわからない外国の人達とだって
笑顔で コミュニケートできるのだもの。
こんなに素敵な事はない。
私は いつも世界が平和になれば良いのにと思っている。
父から戦争の悲惨な状況を 何度も聞いてきた私としては
「世界を平和に」というのは とても大切。
ジャズは いつでも誰でも 招き入れることのできる
そんな包容力の有る音楽として 私は好きになったのだ。
かくして 私は「リハビリボーカル」から抜け出して
普通の「ボーカル」に成れたのだ。
そして それに伴って 私の中の色々なことが変化してきた。
先生 ありがとう。これからもよろしくお願いします。
バンドの皆さん ありがとう。また 会おうね〜。
ジャズストリート参加者の皆さん ありがとう。ずっとずっと 続けて下さい。
セッションで出会った方々 ありがとう。これからも 色々教えて下さい。
この前ライブで御一緒させてくださった方々。本当に有り難うございました。
私の中で 沢山のことが沸いてきました。これからもよろしくお願いします。
こんなに沢山の方々のお世話になったおかげで
ジャズが 私の中に入り込んだ。
そして 私をのびやかにし 豊かにし 解放する。
長年溜まったオリが消えて行き
心の中に 感謝が降り積もる。私は 皆さんに浄化される。
ゆっくりと 私は大人を目指している。
V§^。^§V

0