古い人間ですからね、できないことは 良くないことと思っていました。
でも できなくても「楽しいからしたい事」があったの。
それは バレエよ。
あんなの できるわけ無いですよね。
自分のカッコ悪い身体をさらして
できなくてカッコ悪い自分をさらして
子供の発表会のために 私も出演していた事があったわ。
その頃既にとてもいい年だった、私。
だから カッコ悪いにきまっているわよね。
若くて綺麗なお母さん達が 私と一緒に習って
一緒に踊りたがったけれど 御主人達が大反対。
何となれば 大変カッコ悪いから・・・という事。
大人に成って 体型も悪いし 全然カッコ良く踊れないし・・・・と言うわけで
御主人達の大反対にあって みんな やってみたいのに 諦めていました。
カッコ悪いって 良くない事???
カッコ悪いっと言っても 人を騙すとか 悪い事をするわけじゃ無し
いいジャンよ〜〜〜〜〜と思うわけ。私はね。
だって、プロの世界じゃないし。
バレエのおかげで 自分のカッコ悪さを受け入れられるようになって
人生が楽しくなったわ〜〜〜〜。
だって、それは 「今の自分自身」を受け入れられると言う事ですものね。
飾らない そのままの 気張らない私をそのまま受け入れられて
とっても幸せ。
だって、 もう今は カッコ良く見せる為に
ガードしたり 気張ったり 無理したりしなくて良いもの。
それこそ パンクね。
パンクの精神ここに有りって感じよ。
だから、パンクは優しくて 豊かで 大好きなの。
う〜〜〜ん、ちょっと下手な歌を歌う弁解みたいになっちゃったけれど
歌も まあ ぼちぼち行きます。
総ては 私がより良く生きる為に有る。
そんな単純な事が 受けいれられなかったわ、若い私はね。
私は別に 特別でもないし
完璧でもなければ いつも良い点を取れるわけじゃない。
中途半端だったり いい加減だったり ぼちぼちだったり
優柔不断だったり 言行不一致だったりするけれど
一所懸命に生きていて
前を向いていて
あなたが好きでいるし
誰かと比べて幸せだったりなんかしないし
誰よりもできるとか劣っているとか思わないし。
有るがままを受け入れる それほど幸せな事って無いわねって
そんな風に思います。


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