黒猫・・・と言っても 実はお話したいのは「クロネコ」のことです。
ローソンが 郵便局の荷物も扱うようになった時
郵便局は 郵便物の配達が法律で優遇されていて独占的に 儲けている。
そこで 郵便局が民間の「荷物配達」の分野に入り込んでくると
フェアに闘えないと言って ローソンと話し合ったけれど
結局は 話し合いがつかず 「クロネコ」が ローソンから撤退した。
・・・・・と言うような事があった頃から
クロネコがどうこれからの事業をどのように展開するのか
ずっと気になっていました。
その上に 駐停車が厳しく取り締まられるようになって
二人体制で 荷物配達をせざるを得なくなって
本当に 「泣きっ面に蜂」状態。
こんなに厳しい状況をどうやって切り抜けるのかしら・・・・と気になってならない。
まあ、お手本と言うか 良い勉強をさせてもらおうと言う気持ちも有るし
応援したい気持ちも強い。
今朝 テレビをつけたら クロネコの宣伝をしていました。
それは 新しい事業の宣伝ではなくて
保育所や幼稚園に行って 子供たちに「交通安全教室」を開いていると言うものでした。
クロネコの車の前部に白いひもが何本も張って地面に放射状に付けてあります。
子供たちが 車の運転席からそれを見ている様子です。
つまり、車からは 意外に「見えていないところ」があるから
車の下にもぐりこんだりして 遊んじゃいけないよ、と言うことなのでしょうか。
ほほ〜〜〜と思うわけです。
会社で「経営方針」が ますます固まったのでしょう。
こうなったら「安い」と言う事では 闘えないし
「信頼される」と言うところを拡大して サービスしていこうと言う事なのでしょう。
もともと 「安い」と言う事より「少し高くつくけれど安心」という宅配便だと言う風に思っていました。
実際に ある方に「グリーン」をプレゼントに送ってもらおうとしたら
お店の人に「クロネコ」を使わせて欲しいといわれた事があります。
「グリーンのような扱いにくいものでも丁寧に配達してくれて安心」と言うのです。
それをもっともっと「社会への貢献」も含めて 方針として展開していくつもりかなと思いました。
で、ここからです。
企業としては 利益を上げなければなりません。
「社会に貢献」しているだけでは ボランティアです。
利益を上げて 社員を幸せにしていかなければなりません。
安心させねばなりません。
それが無ければ 一時だけの貢献になってしまいます。
さて クロネコはこの後 どんなジャンプを見せてくれるのかしら?
とっても楽しみ。

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