玉井さんのMyPlaceと言うブログで
EFFEIL TOWER/TOUR DE 300 METRES:エッフェル塔を読んで、飛びついてアマゾンで予約しちゃいました。
エッフェル塔の図面集です。
それが今日来たのです!!
さすがに大きい!
42センチ×30センチありますもん。
この中の図面が美しいのです。
当たり前のことですが、これだけの建物を造るのに これだけの詳細な図面が必要であることに 改めて感動しました。
フランス語だし、図面の意味はサッパリ分からないから 何枚かの写真以外何も役に立たないのですが、その訳分かんない図面が 私を感動させるんですから不思議です。
興奮気味!
図面はどれもキュートです。
これを描いていた人もまた 私のように興奮しながら描いていたんでしょうね〜。
人類の夢を描いていたんですからね!
翻って今の建物を見ていると、私はすこし哀しい。
本当に必要な物?
本当に美しい?
私たちの夢を乗せている?
何だか もっと他の要素が強いような気がするのです。
お金儲けとか 力を見せつけるものだとか。
この美しい建物を建てようとした人類の野望は
一体どこでどのようにひん曲がって 今の金儲けのためみたいな建物群を生んでしまったのでしょう?
ひょっとしたら ずっと後の世代の人達にとって 今建てられている超巨大なビル群は 今私がエッフェル塔の図面集に感じているような感動を生んでくれるのでしょうか?
「2001年 宇宙の旅」と言う映画を思い出します。
原始の人間達が 骨を使って戦いに勝ちます。
武器の始まりです。
雄叫びとともにその武器である骨が 空に向って投げられます。
それが すうっと 宇宙船に変化するのです。
美しくも切なく悲しい場面です。
エッフェル塔を建てた私達は そこに夢を見ていたでしょう。
文明というものが 私達をもっともっと幸せにすると 信じていた時代です。
それが 今という時代には もう未来の夢を乗せていると感じている人は少ないでしょう。
どこでどう違ったのか、自分たちで地球を破壊し 食べ物を汚し 自分で自分の首を絞めている状態に成っていることを 私達は感じています。
このエッフェル塔の図面集を見ていると 何だか 胸がキュウっとしてきます。
それにしても美しいな〜。
末っ子にも見せました。
「ねえねえ、これ綺麗と思わへん?
凄いでしょう? エッフェル塔の図面集なんよ」
「へ〜。
何の役にも立たへんな。
あっはっは」

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