ここ数年、選挙の度に 気がとても重くなります。
支持政党が無い・・・・と言うもの原因の一つでしょうが、まあ今回はここに任せてみよう・・・・・・と思うところすら無い。
どうにもこうにも 気の重い事。
消去法を用いるしか無いような選挙になってしまっていました。
でも、そんな事じゃダメ!・・・・・・と思っています。
民主党が政権を取って 鳩山政権はすぐに崩壊。
もう 何もかもがグジャグジャになりました。
私は 結構ここまで来たら それはそれで良いかもしれないと思ったりします。
積極的に指示するところは相変わらず無くて 本当に困ります。
けれど、ほぼ一党独裁に近い状態が長く続き、あちらこちらにドロドロのオリがたまっています。
政権が変わる事で それらが少しずつでも払拭されれば 流れも少しずつ改善する可能性があるというもの。
可能性ってだけですけれどね、今は。
民主党に変わって 何と言っても驚いたのが 事業仕分けで分かった事。
天下りのとんでもない多さです。
以前から指摘されてはいましたが まさかここまでとは!!
一度きりでも 退職金をがっぽりもらった人が 天下りでまたもや大して意味の無い仕事で沢山のお給料をもらう。
そして又すぐに次に天下りを繰り返す・・・・・・・そんな事が堂々と 起こっていたんですね。
富が集中する仕組みが出来上がっていたのです。
税金は そのように使うために払っていたんじゃない。
さて、菅さんは言っています。
消費税を上げるけれど 法人税は下げるとか。
でもね、これって 大企業を圧倒的に優先するという事に近いです。
きっと 菅さんのまわりには 大企業の偉いさんばかりがいらっしゃるんでしょうね。
大半の中小零細が見えていない。
だってね、消費税が上がれば 皆さん ご自分が売っているものの価格を上げざるを得なくなります。
価格が上がれば また 売れなくなる。
或いは それを恐れて 価格を上げなければ、利益が出なくなってくる。
良い事が起こりそうに有りません。
利益の出ない会社には 法人税がどんなに下がろうと関係ありませんからね。
今 赤字の会社が70%以上などと言われています。
中小 零細だともっとかもしれません。
そんな時に まるで良いことをしているかのように法人税率を下げると言われても・・・・・・・。
消費税を上げなければならない・・・・・・と言うのは 正しいかもしれません。
けれど、もっと前にすべき事をして欲しい。
私達は 消費税を上げなければ行けないという声に 巻き込まれる前に
もう少し情報をしっかり集めて考えたいものですね。
税金を集中させられる仕組みを解体して欲しい。
でなければ 経済どころか 若い人たちが夢を本当に持てなくなってしまう社会になります。
社会が荒んでしまう。
「がんばれば手応えの有る社会」にならなければ もう日本に将来が無いと感じます。
政治家の皆さんが 普通の人とお話ししたつもりでも きっと有識者だの経済界の方だの、まだまだ ゆとりの有る方が多いんじゃないでしょうか?
大半の、本当の意味で大半の人は 苦労して苦労して やっとの思いで毎日を送っていると感じます。
そこに目を向けなければ 未来が無い。
今回の選挙も 政党が沢山有って 分かりにくいですね。
この政策はここが良いけれど、この政策ならこっちだし・・・・と 保守と革新という分け方のできない時代になりました。
自分が一体 何に集中的に取り組んで欲しいか 私自身がもう一度考えをまとめなければなりません。
その上で 政策重要度ランキングを自分流に作って それに添って政党や政治家を決めて行くしかなさそうですね。
この混沌とした政治の有り様は むしろ これからを新しく作り上げる事ができる選挙と位置づけて、皆さん、何が何でも投票に行きましょうね!!
諦めたらおしまいよ!
私はね、やはり平和政策と若い人への教育の問題とは 優先的に見て行きたいですね。
そして、法人税などという表面的な事じゃなくて、もっと 根本から経済の立て直しを考えてくれる人が良いけれど・・・・・・居るのかなあ・・・・・・。

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