なぜ、年を取ると言う事は そんなに嬉しい事じゃないんでしょう。
一つには この世からまだ未知の世界への旅立ちを意識せざるを得なくなるから。
他には?
昨日 大阪駅を歩いていて、ふと 思ったのです。
おそらく 私よりも年配の男性が定期券の申込書を書かれて居たのを見て
「ああ、まだまだ 社会に参加をしていると感じられるのは幸せだなあ」って。
年を取ると言う事が 社会から何も期待されないばかりか、参加しているとさえ感じられない、そんな時代になっている気がしました。
身の回りの服や靴を買いにいっても、私達の世代が着る服のなんと少ない事!
あっても、ウエストというものが無い服、首の辺りを隠してしまう服、濁った色・・・・・・・と言うパターンのもののなんと多い事!
着る事を楽しめるものより 隠すという考えのもの。
少し素敵なものを見つけても 若者向けなので 丈が短い、サイズはSとMだけ・・・・等と 高齢者に優しくない。
リタイアした後の人達が ゆっくり集える所も無く、若者達に疎んじられる事は有っても 年齢なりの敬意を得る事は無い。
長年、得て来たものを発揮する場が無い。
私達の世代が本当にリタイアしたら 「集う場」を作らなければなりません。
人に頼らず 自分たちで作りましょうね。
「集う場」は 何かを「起こす場」になって欲しい。
2020年の頃には 人口の三割弱が65歳以上になるそうです。
その5年後 15歳までの、つまりは中学生までの子供たちはついに10%を切ってしまいます。
もうずっと「高齢者の時代」が来るのです。
年だぁ・・・・等と言っていられなくなりますね!
今から「集う場」でどんな人に出会い、何を「起こす」のか 考えておかなくちゃ。
素敵な高齢者には 一瞬でなれるものではないので、素敵な中年であろうとしなければね。
そうです、素敵な中年を続けていたら、気づいた時に素敵な高齢者になっていると言う事でしょう?
素敵な中年になろうと思ったら 素敵な若者であろうとしなければね。
・・・・・・・と 全ての年齢の人を巻き込んでみました。
どんな人達と 何を起こそうか・・・・・って 考えるだけでも楽しいよね〜。
リタイア後の仕事とか ボランティアとか 社会参加とか、そんな今までにある言葉で語れないくらいの 素敵な事をしたいですよね!
そのためにはどんな「出来事」が素敵な事なのか それを感じる力、そしてそれを生み出す力を養わなくちゃね。
・・・・・・・楽しみでしょ!

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