今日は タイトルを「女性の力」にしようと思いました。
でも、ちょっと違うなあ・・・・・で、「女の力こぶ」
女の力こぶは 柔らかくて優しい。
美味しいお紅茶を飲みながらそんな事を思う。
この美味しいお紅茶は「シルバーニードルス」と言います。
以前 樟葉にある美味しいお紅茶屋さんの事を書きましたね。
そこで紹介していたお紅茶です。
「T-Houseのこと」
先日の東京板橋でのサロンの呼びかけをした女性が
私のためにこのブログから辿って そのお店に連絡をして
取り寄せて下さっていたのです!
何と言う行動力!!
そして、何と言う心使いでしょうか。
ケーキが2種類 用意されて居たのも、きっと好き嫌いを考慮しての事でしょう。この方は前回 パンを焼いて下さいました。
「自立」等と言う固いテーマで話し合うときも 彼女達の動きは優しい。
そして、前回も書いたように座ってすぐに 知らない人とでもおしゃべりを始める。
たった一人、参加して下さった男性が何度も「女性はすごい」とおっしゃっていました。
女性の、特に主婦をしている人達のこの優しさパワーは本当に大きい。
けれど、社会はほとんどが経済を中心として回っていて、経済的に効率の悪い事には 全く良い評価がなされません。
だから、子供を産んで育てる女性は 非効率だと言う認識が未だにあるのです。
(これには驚きましたが、参加者の女性の会社ではそのような考えが経営側に有るそうです)
主婦をしていた頃、その事に憤って居たのを思い出しました。
経済的には非効率な存在、つまり主婦や子供 老人 障害者には 余り優しくない社会だったのです。
「女の力こぶ」
その熱い優しいエネルギーに満ちあふれた力を 使わないなんて「もったいない」わ。
でも、どんな風に使いましょうか?
それをずっと考えています。
自立を考えたかった主婦の皆さんは ご自身でもやはり どこかでそんな社会の評価に飲み込まれていたんじゃないかと思います。
私は専業主婦も10年程やってきました。
故あって働き始め、色々な仕事を経験しました。
そして、最近では会社を継いでいます。
その経験から考えると、やはり 働けるなら自分の収入を持っているのが良いと思います。
だって、専業主婦という立場は「ご主人がバッチリ稼いでくる」と言う大前提が有ってこそなんですもの。
それが崩れる時も 有るかもしれませんもの。
専業主婦という立場を否定しませんが、とても か弱くてはかない存在に見えるのです。
今、専業主婦という立場なら、ご主人のため・子供たちのために日々心を砕いているその向こうに、社会というものが見えていたら良いなと思います。
今、ネットが有るので 何でも自分だけで済ませることができますね。
それはダメ。
人と繋がらなくちゃ。
だって、私達は社会がこのように回ってくれているから ここでこうしていられるんですもの。
どんなに文句、不平不満が有る社会であろうとも、やはり 私達は社会というものに守られていると思います。
だから、その社会がより素敵になるように皆がその立場に応じて動いて行けたら良いなと思うのです。
サロンの時にも言いました。
主婦で居ると ご主人の事、子供の事に気遣い、心を砕き、自分の事を後回しにしてしまう。
でも、実は仕事をしている人も同じ。
会社のため プロジェクトのため・・・・・と考え 自分を忘れてしまいます。
それはダメ。
同じなのに、主婦の評価が低いのは、その労力が社会の中で生きていないからだと感じます。
皆の優しさパワーをもっと 社会の中に生かすことができたら
社会がもっと温かで優しさに溢れてくると思います。
主婦達よ!
前をしっかり見て、しっかりした足取りで、自信を持って 一歩ずつ、
ご主人のため、子供たちのため、そして社会のために進んで下さいね。
「女の力こぶ」の見せ所ですよ!!

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