「片付け」とか「整理術」等 もう随分前から沢山の専門家が活躍しています。
数年前、私は片付けのセミナーに行き、片付けは「自分の理想の暮らしに向かって行く」ためにするということを学びました。
この考え方のおかげで、片付けることが ただ要らない物を処理する・・・・と言うことでは無くなり、自分らしい暮らしを取り戻すことになって行きました。まだまだ続けて行きますよ!
でね。
今回 またこんなに素敵なインテリアコーディネーターの女性に出会ったので、ご紹介したいと思います。
この方は 有る出版社のコーディネートをして、入り口に
久宝金属のレールシェルフを使ったとても素敵な空間を作られ、その写真を送ってくださいました。
こういう使用例を頂くのは本当に有り難いです。
オシャレな壁面が出来上がっていますね!
新刊等も飾れますしね。
う〜〜ん、かっこいい!
ここまでなら「素敵にお使いいただいた」と言う紹介になるのですが、この方のブログ等を読んで大いに共感したので、そのことについてご紹介したくなりました。
インテリアカウンセラー 磯ヶ谷ふき子さんです。
この方はただお部屋をかっこ良く綺麗にする人ではありません。
ご自分を「こころと部屋の専門家」と言う風におっしゃっています。
心理学もずっと学んでいるからこそ言えることですね。
心からうなずいた言葉はこれです。
「部屋が変わると あなた自身が変わる」
本当にそうです。
自分を変えたい・・・でも中々難しい。
でも、お部屋を変えることで 自分が自然に変わっていくのは素敵ですよね。
例えば、毎日がつまらないなあと思っている人。
仕事が辛い人。でも生きるためには働かないとね。
家に帰って来ても、何だか落ち着かない。⇒だからつまらない。⇒つまらないから余計に片付かない⇒更に落ち着かない・・・・・・と 悪い連鎖が始まってしまいます。
そんな人にとっては 本当に心強い味方です。
だってね、こんな風におっしゃるのです。
“その人らしさ”に焦点をあてたカウンセリングで、“内面の美しさをより輝かせる”ために効果的な、インテリアやお片づけのアドバイス、インテリアコーディネートやお片づけサポートをする・・・・と。
インテリア・・と言うと、どうすればお部屋をかっこ良くまとめられるか・・・・と言うように考えがちですが、そう思うと、構えてしまったり、雑誌等を読んでその通りを実現したくなってしまいます。
でも、自分らしく暮らして行くためとか、自分の内面が輝くように・・・と言う方向でアドバイスをもらえたらなんと素敵なことでしょうか!
日々の暮らしが自分らしくなって行くと きっともっと生き生きできますよね。
そう考えると、インテリアコーディネートが身近なものになりますよね。
そして、ブログを読んでみてください。
沢山の素敵な言葉に出会います。
今日の所はその中から一つだけご紹介しますね。
「尊厳を保つ」
有るブルーシートで暮らしている方に出会います。
その方は 辺りをキチンと掃除し、ガラステーブル脇には金魚を飼い、テーブルを拭き清めています。
毛布もキチンと干しています。
その様子を見て彼女は「美しい」と思うのです。
どのような状況・環境に居てもこの方のようにキチンとした日常の習慣を持って暮らすことは 尊厳を保つことなんだと感じるのです。
そうなのですよね。
まさしく、そうなのですよね。
それは 自分を生きることでもあります。
だから、日々の暮らし方は とても大切です。
昔から思っているのです。
私達はいつだって、一度しかないつまりリハのない本番の人生というステージを生きています。
だから、そのうちに・・・・・では無く、今キチンと生きることを積み重ねて行かなくちゃってね。
自分らしくね。
その「自分らしく」と言う所に個性=その人の存在の意味があるのです。
磯ヶ谷さんに出会った刺激で、私も又、お片づけをしたくなりました。
ものの整理をして、もう一度、自分が本当にしたい暮らし方について考えてみようと思います。
そして、素敵な習慣がもっともっと自分の身につくようにして行こうと思います。
光代という存在の尊厳のためにね。
若い頃、あんなに自己否定の人間だったのに、ようやく、自分という存在を大切に思えるようになったみたいですね。

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