カテゴリーを「私の仕事」にしていますが、仕事だけでは無く、準備は全てにおいてとても大切で、しかも 全てを効率よく楽にする方法です。
カトルカールのつくり方を記しながら 私がそのように思う理由を書きますね。
カトルカールというのは 昨日書いたように全ての材料が1/4ずつという覚えやすくて簡単な「パウンドケーキ」の事です。
膨張剤も使いません。
では、材料から
材料(長さ18cm位の普通のパウンド型1本分 多少形が違っていても大丈夫です!)

卵3個

バター(無塩バターが良いのです) 150gr

小麦粉 150gr

さとう 150gr
泡立て器は2本あると便利です。
パウンド型も要りますね。
さて、次につくり方を書くのですが、今日は準備について書きたいので、準備という項目を作ります。
準備:
1。バターと卵は室温に戻しておく。
バターは その後、色々な材料を入れて行くので、ある程度大きい目の器に入れてくださいね。
2。オーブンは180度に熱しておく。
ただし、私はオーブンを持たず、オーブントースターでなんでもやっちゃうのですが、上下の空間が余りなく熱が伝わりやすいので、160度で焼いています。最初は試しながら、皆さんのお家の家電に合わせてくださいね。
3。粉はふるっておく
4。砂糖は 卵白を泡立てた時に使う30grと バターに入れる120grに分けておく
5。卵は 大きい目のボウルに卵白だけを割り入れる。 卵黄は三つともよけておく。(バターに混ぜ込みます)
6。パウンドケーキの型はバターを塗っておく。紙の場合はそのままで オッケー。
7。最後にバターの様子を見る。マーガリンくらいになっていたら良いけれど、まだ固い場合は 強硬手段をとってください。ちょっとだけ温めているオーブンに入れるとかね。
いくつかに切っておくと 早く室温に戻りますよ。
バターが マーガリンくらいになっていたら準備完了です
ここまでが 計ったり、分けたりふるったり色々しないと行けないのですが、ここまで終えていたら、後は作業だけ

何も考える必要が無くなります。
だから

楽になるのです。
楽しくなるのです。
仕事というのは こうして準備をしておくと、後は作業に持って行けます。
そうしたら、手順通りにひたすらそれを「行う」だけ。
じゃ、その作業に行きましょう。
つくり方:
1。バターを 泡立て器でほぐして混ぜる。柔らかくなったら砂糖を入れて混ぜる。
全体に混ざったら ふわっとしてきます。
2。次に 卵黄を一個ずつ混ぜ込んで ふんわり美味しそうな感じになって来たらオッケー。
ここに、小麦粉を3回くらいに分けて 混ぜ込んで行きます。落ち着いて
3。卵白は 別の泡立て器を使って泡立てて行きます。
始めは飛ばさないようゆっくり。徐々に泡が細かくなって来たら 手早くね。
4。トロッとしてきたら 30grの砂糖の1/3位を入れて更に泡立てる。
字を書けそうなくらいになったら、また、1/3砂糖を入れて 泡立てる。
泡立て器を持ち上げた時、ピンと角が立つような感じになったら最後の砂糖を入れて また泡立てます。
卵白に艶が出て 小さな細かい泡がクリームのようになって来たら出来上がり。
5。バターの方に この卵白を3回くらいに分けて混ぜ込みます。
私は泡をつぶさないようヘラや 泡立て器を使って切るように混ぜて行きます。
混ざったら焼くだけ〜〜〜

6。オーブンは止まっていませんか?
型に上記を流し入れて 少しとんとんと型をテーブル等に叩くような感じにすると表面が平らになります。
7。私のオーブントースターでは160度で45〜50分くらいかかります。
途中ふんわり焼けて少し焦げ目がつき始めた頃 てっぺんに切れ目をすっと入れておくと
パウンドケーキらしく ぱくっと割れて焼き上がりますし、焼き上がりがわかりやすいです。
竹串等を真ん中に刺して何もついてこなかったら大丈夫。
え〜〜〜っと、準備さえしたら、面倒もなく簡単なのがこれで通じたかなあ・・・・・・。

文字だけだと面倒そうかも知れませんがやってみてください。
準備の所を丁寧にしておくと、めっちゃくちゃ楽しく簡単に出来上がります。
全ては準備


準備さえしてあれば 何も慌てなくていいし、考えなくていいし、困らなくて良いので、楽しさに集中できるのです。
楽しく作業をしているうちに おいしいケーキができ上がります。
焼けるのを待つ時間は お片づけができるしね。
さ、召し上がれ


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