今日は ギターの塩本彰さんと、ベースの荒玉哲郎さんとライブをします。
ある会社でのライブなので、お客様は社員さんたち。
美味しいものがいっぱい出て、いろんな方々がいらしてくださって、楽しい楽しいライブです。
歌うものを決め、衣装を決めました。
朝から天気も良く、穏やかなとっても気持ちのいい日です。
さて、そんな気持ちのいいことを書いていて何なのですが、一連のニュースには本当にがっかりし、腹立たしくもなっています。
今日はセクハラ問題。
セクハラって大抵の女性は受けている、あるいは受けて来ていると思います。私も嫌なことが色々あったのを思い出し、ここしばらくずっと辛い気持ちでいました。
セクハラ以上のこともありました。恐怖さえ覚えました。
だから、ここに書こうと思って。
冷静でいたいから箇条書きにします。
一連の騒動について。
1。あのセクハラ発言を「言葉遊び」だと思っている時点で 罪深いです。
飲むお席であっても、相手がお酌をするプロの方であっても、たとえ男性でもダメ!
上の立場の人間は絶対にあんなことを言っちゃあいけないのです。
そして、上の立場じゃないと絶対に言わない・・・・でしょ?その時点でハラスメントだとわかるじゃないですか。
そんな自覚がないから これからも絶対にセクハラしちゃいます。だからでしょう。
女性記者が告発をしたんです。
2。麻生大臣の「彼の人権はどうなるんだ」発言。
この人もあかんわ〜〜と思う。
強い側が弱い側に対して行うから「ハラスメント」は罪深いし怖いのです。
それは「性的嫌がらせ」なんかじゃなく「恐怖」にすらなります。
それを同じ人権があるかのように言うのは全くもっておかしい。
あなた方がその女性と自分が同じ人権を持っていると感じていないからこそ起こったことなのに、
自分のたちの人権を云々する前に 真剣に女性の人権について考え、感じて欲しい。
女性の人権について真剣に考えたこと、ないでしょう?
3。朝日テレビの「他のマスコミに情報提供したのは遺憾」発言
そりゃあそうでしょう。でも 上司に報告したのに、闇に葬るようなことを言われ
(つまり我慢せよと言われているのと同じ)、上司や会社から守ってもらえないと感じたからこそであって、
もし、そこで彼女を守る動きをとっていたら、なかったことなのだから、彼女に反省を求めるのは筋違いだと私は感じています。
4。1対1の食事批判
コメンテーターの中には、わざと若い女性記者を送り込んだ、とか、1対1なのに出て行くのが変というような発言をする人がいるけれど、それこそ、やはり、「女性は・・・」という意識の表れ。
もし、若い男性記者なら? 私みたいな年寄りの女性記者なら? ・・・それならオッケー??
だったら、いつまでたっても、若い女性は仕事を率先して自立して責任を持ってできないことになります。
同じ機会が与えられないといけないし、与えられた時に、このような仕打ちを受けるのは不当なのです。
「若い女性だから」という理由で、偏見を持っていることを自覚して欲しい。
・・・・と 今思い出しただけでもこんなに憤っています。
楽しいライブのために、ここに書いて心を落ち着かせて・・・と思っています。
さ、深い息をして、心を落ち着かせて、楽しくやってこようっと。
友人が乳がんと戦っています。
脳腫瘍と戦っている友人もいます。
お母様の大腸癌の検査結果を待っている人もいます。
前を向くことが難しい状況の中で、前を向こうとして、冷静になって戦おうとしている人たちがいます。
私はその人たちの方を信じます。

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