なんか、いまいち、体がコントロールできなくて、体調不良が続いていました。
でも、もう、明日からは元気になります・・と思います。
というのも、今日、
雲鶴さんで美味しい美味しいものをい〜〜っぱい いただいたからです。
拙い写真なので伝わらないかもしれませんが、載せてみますね。
まず、最初にこうして可愛い「ほうらく」が出てきました。
紐を解くことで「厄を解き払う」ということでした。
中はこんなにまた可愛い
で、私が待ちに待っていた椀物。
今日は白味噌仕立てでした。
正直、お味噌じゃなくて、お澄ましがいただきたかった・・・・・と思っていたのですが、これがもうめっちゃくちゃ美味しい


一口いただくごとに、「ああ、天国だあ」と思うくらい。
一緒にお食事した方が、おしゃべりを中断して、お食事に集中してしまったくらいです。
みんな、一口毎に「美味しい、ああ美味しい」と言いました。
次にお刺身が出て(これがまた素晴らしかった)、私の大好きな「炊き合わせ」。

もう、好きやわあ〜〜!!。
で、最後に ここのご主人のおっしゃる「野崎焼き」です。
言うなればコンフィなのですが、大阪料理研究家の彼は「野崎焼き」と命名しています。
大阪の野崎のあたり、昔は菜種菜の栽培地だったそうで、その菜種油が特産だったそうなのです。
珍しく、全部いただくことができました。
私はいつも、野崎焼きまで到達できないのですが、今日は家からここまでずっとずっと歩いて、「食べる体」になっていきましたからね。
野崎焼きは、7時間もかけてじっくりゆっくり火を通しています。
だから、鯛なのに頭から全て全部食べられます。
鯛の骨は固くて恐ろしい・・・・と思っていますでしょう?
口に入れるとハラハラと解けていくのです。
そして、旨味がギュッと凝縮されていてきっと誰もが驚くような一品になっています。
一緒にお食事をした方のお一人は高校の家庭科の先生。
彼女は その授業で「お出汁」を丁寧にとるということがどんなに大切かを、実際に出汁をとらせて、体で確かめさせているそうです。
それだけではなく、子供達が「本物」にふれて感化され成長できるよう、いろいろな工夫をし、いろいろな機会を作って、しかも子供達と対等の立場で対峙しているお話しを聞きました。
素敵だなあ・・・・。
みんなで一品ずつ持ち寄ってお昼を食べるという企画をした時、先生はお味噌汁を作られたそうです。
すると、子供達が美味しくて感動したとか。
先生は普通に作ったつもりなのに、子供たちがあまりにも感動したので驚いたとおっしゃっていました。
ちゃんととったお出汁の力が 伝わったのですね。
ああ、こんな素晴らしい先生がいらっしゃるんだ

そして、子供達にはその熱い気持ちが伝わっていくのですね。
そんな若い人たちに真っ直ぐ前を向いて全力で付き合っている先生のお話を聞き、若い人たちのみずみずしい精神を感じ、やっと元気になってきました。
椀物と野崎焼きがサポートしてくれているようです。
明日からはもう大丈夫。
大丈夫にします。
みなさま、ご心配をおかけしました。。。

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