一昨日。所用で大阪に行って来ました。
とても久しぶりに電車に乗っていつもは車で走っている道もこうして電車の窓から見たら知らない景色に見えます。
さて大阪駅に着いたらあまりの変容に驚きました。
ここはどこ?って感じですね。
メモを見ながら目的地に着いたけど人間は口と目があれば何処でも行けるんですね。
用事はすぐに終わったのでデパートでも寄ってみるか、、と思ったのですけどあまりの人の多さ
に怖気づいて田舎者の私はすぐに帰途につきました。
福知山線に乗ったらもうこっちのもんです。
オロオロと探し回る必要はありません。
車窓から見る景色はすっかり変わってしまいましたが母校のある駅に電車が止まった時、校舎が見えます。
今じゃ学校の名前も変わってしまい女子高だったのが共学になってしまっています。
あぁあの頃は楽しかったなぁ、、、などと思い出にふけります。
昔、無人駅で田んぼの中にポツンとホームが1本だけあった駅が今じゃ立派な駅舎が建っています。
ちょうどその駅の近くに友人の家があり、そこに行くためにどうしても降りたい、だけどその時間に汽車は止まらない。
だいたい1日の殆ど通過するだけの駅だったのです。
だけど汽車は駅に近づくとスピードを落として徐行します。
その時をねらって、まずカバンを進行方向に向かって思い切り投げます。
それから自分も進行方向に向かって飛び降りるのです。
これを2〜3回やったらJR(当時は国鉄)の人に見つかり学校に苦情が入りました。
担任に怒鳴られて(校長室に行ってこい)、、、。
当時の校長先生は学生から見ればおばぁちゃんでした。
(あなたは何てことをしてくれるの)とおばぁちゃん校長はさめざめと泣くのです。
これは効きますねぇ、、、怒鳴られるほうがなんぼ楽か、。
3年間の在学中まぁ3〜4回泣かれました。
あぁあの頃は楽しかったなぁ、、、。
もう55年も昔の思い出に心が飛んでいるうちに、あっという間に篠山に着きました。
やっぱり電車は速いなぁ。
昔は煙を吐く汽車で単線だったから時間もかかったけど。
現実に戻り預けてあった車で帰りながらお昼ご飯も食べてないなぁ。。と気づきました。
山奥に帰って来てほっとした私はやっぱり山のおばさんです。

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