16日(土)に
EFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)の講習を受けてきました。今年中に
レスキューダイバーになるつもりなのでこのEFRは必修です。
一般人に許される範囲(自治体によって出来る範囲が違うみたいです)での応急手当や蘇生法を習うものですが自動体外式除細動機(AED)なんか使って結構本格的なもんです。
AEDってなんや?と思われる方がいらっしゃると思いますが、電気ショックで
ビリビリ!っとするアレです。最近は持ち運びできるくらい小型の物があります、重箱くらいの大きさでしょうか?そんな小さな物でも患者の心拍を感知して作業を指示してくれる優れものです。地域によっては救急隊や医者しか使ってはいけないみたいですが
使い方を知ってる人は使った方がいいです、んで京都駅なんかにも常備してるようですね。
電源入れると音声で指示してくれます。
「コネクター接続しろ」「パッドを患者に貼れ」「心拍測定するから患者に触んな」とか、こんなにエラそうじゃありませんがね。キチンとできてないと出来てない箇所を指示してくれます。
「パッドをちゃんと貼れよ」ってな感じで、んでちょっと面白かったのがキチンと出来てないと
しつこくそこを指示してきますが貼れてるのか貼れてないのか微妙な感じだと
「パパパ、パッドをパッドパパッドを、かかか、患者患者に」とラップ調になったのが個人的にツボに入って笑いをこらえるのに必死でした。
あとスキル実習中には、指示者役、救助者役、患者役と分かれてするのですが最中はちょっとした小芝居が必要です、恥ずかしがりの私にはちょっとキツかったです、
患者役のときには「どこか痛い所ありますか〜?」とか聞かれるのですが、関西人の悪いクセか頭の中では「
な、なんかオモロい事言わな、ん〜〜〜〜あっ
!「こ、心が痛いです」いや、もっと気の利いたギャグを・・・」とか色々考えるのですが面識の少ない方を相手にそんなこと言うて
ドン引きくらった日には終日立ち直れません、結局普通に「脚が痛いです〜」と答えました(不覚)。
さらに救助者役の時は必ず「自分が何者なのか(名乗る、エマージェンシーレスポンダーである)」を言わなければならないのですが
「大丈夫ですか〜?エマージェンシー
エスポン、ちゃう!
メスポ?あれ?レ・ス・ポ・ン・ダー
です!」もうグダグダ

。
まぁ、救急医療に携わっていない一般人が勝手に応急処置をしてもいいのか、もし応急処置中に患者の容態が悪化したら自分のせいになって訴えられるんじゃないか?とか疑問に思うこともあるでしょうが、これはグッド・サマリタン法などで
善意の救助者に対して免責が認められてます。つまり
重大な過失や故意が認められない限り患者の容態悪化又は死亡しても訴えられることはありません。
だからトレーニングを受けてる人はビビらず救助に乗り出すべきです。受けてない人はヘタに手を出すのは止めておいた方がいいと思いますが、
救助を呼ぶ、トレーニングを受けた人の指示に従うことはできますので現場に遭遇したら助け合いましょう。
このEFRはダイビングに限定したものではありません、だからノンダイバーでも受講可能です。ことアウトドアに興じる事が多い方は受けておいた方がいいでしょう。

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