今回は久々に危険生物の
クラゲを幾つか紹介します。
クラゲは
刺胞という毒入りの弾を持ってます。エサの捕獲や外敵の撃退などに使います。
ハブクラゲ

日本では沖縄あたりにしかいませんが、日本に出没するクラゲの中では最強の毒を持ってます。その名が示すとおり
ハブに匹敵、あるいはその何倍も強力な毒で、
死亡例もあるくらいです

。
傘の大きさは12〜13cmで触手は約1mです、殆ど無色透明で海中ではなかなか見えません。この触手から発射される刺胞に刺されると電気ショックを受けたような

激痛が走り、6時間後に
水泡ができ、半日で
壊死します。
応急処置は食酢で洗い刺胞を取り除きましょう、刺胞は
酸に弱く融けてしまいます。痛みが治まれば大丈夫と言いますが、一応病院へ行きましょう。
因に山芋を食べて口の周りが
カユ〜くなった時も酢で洗うと治ります、山芋は細胞が針状になってまして、それが刺さってカユくなります、この細胞も酸に非常に脆くすぐに融けます。
話がそれましたが、ハブクラゲは小魚の群れを追いかける習性をもっており、
水辺でパシャパシャする音にも反応するので海面で遊んでるとハブクラゲが来ます。
し・か・も時速4〜5kmという人が歩く速さで泳げるのでビックリです、っちゅうか
お前、速すぎ。
アカクラゲ

こいつは日本全国に出没します、この前
みなべのショウガセに潜ってエキジットし船酔いで
ゲーゲー
やってる時に目の前をプカ〜っと泳いでました。
身体は薄い黄色で傘に赤いスジが16本ほど放射状に並んでます。傘は大きくて25cm、触手は長いもので2mもあるやつがいるそうです、私が見たやつは結構大きかったですね。
刺されると広い面積で
腫れ上がり、
水泡ができます。こいつも酢で洗うことで応急処置ができますが、
なんでもクラゲに刺されたら酢で洗えというように考えないで下さいネ、酢が
逆効果になるクラゲもいますので。カツオノエボシ(通称=電気クラゲ)なんかは酢で洗ってはいけません。
応急処置例
1,海水でよく洗う。
2,箸かピンセットで刺胞や触手を取り除く。
3,痛みが治まるまで冷やす。
4,抗ヒスタミン剤などを塗って下さい。
5,酢が効果的であると分かってる場合は使って下さい。
6,広い範囲を刺されたり、痛みが引かないときは病院へいきましょう。
ウェットスーツを貫通するほどの針ではありませんが触らないよう用心に越したことはありません。肌を露出する場合はクラゲよけのローションなんかを塗りましょう。
水クラゲ
これは海遊館にいる
水クラゲです。これは何処にでもいるクラゲで珍しくもなんともないです。
フラッシュ無しじゃないとキレイに写らないので露出を最大にして撮ったので少々ボケてますが、以外とキレイに撮れたので載せてみました(照明効果のお陰だと言わないで)。

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