
吹奏楽… ついに本番を迎えました。
私がこの『大蝦夷吹奏楽部』に参加しようと思った理由は2つ。
@一度も演奏せずにきてしまったV.マッコイの名曲『ア○○○ン・シ○○。○ー』が吹けるから。
A往年の名課題曲『デ。○○・○。ド』が吹けるから。
おかげさまで、この2曲、楽しく演奏することができました。もちろん、他の曲たちも気持ちよく演奏しましたよ♪
久々に演奏する吹奏楽。もう、そこに醸し出される響きが、懐かしくて懐かしくて♪
演奏しているだけでうれしくなってしまうのですが、今回演奏中にその気持ちがピークに達したのは、アンコールで演奏した『瞳○○○て』でした。
ユーフォニウムが奏でる美しいメロディーや、歌姫Yurikoのすてきな歌声、そして、それを包み込むようにメンバーが音を響かせる…そんな中で演奏しているうちに、はるか昔、高校時代のことをいろいろと思い出してしまいました。
練習後、帰る途中にあるまんじゅう屋さんで、おやきを食べたこと。
定期演奏会に向けての合宿中、当時はまだなかったブラスアンサンブルの楽譜を徹夜で書いていた時、トイレから戻ってくると、ラジカセのスイッチに手をかけたまま寝ていた、ユーフォニウム吹きのあいつのこと。
そして…市内の高校卒業生が卒業式後に集まり、『バンドフェスティバル』と銘打って行った演奏会のこと。
今でこそ専門雑誌に取り上げられ、いろいろな都市で行われていますが、当時はまだそんな情報がない時代でした。そんな中、各校の有志が集まって話し合い、顧問の先生やOBの力も借りましたが、高校生による手作りのコンサートでした。
本番までの打合せは大学受験や就職活動の終わった者から順次参加して行いました。曲目も、同じ学年による演奏会ですから、みんなが好きなものばかり♪本番では、どの高校の生徒も1曲1曲に高校3年間の思い出を感じながら演奏しました。
そうして迎えたアンコール、その最後の曲は、松田聖子の『チェリー・ブロッサム』。誰の心も、「ああ、これで高校の吹奏楽がすべて終わるんだ…」という思いでいっぱいでした。
そう、思い出したのは、あの時のあの感情。今、42人が演奏していて、この瞬間は、もう二度と来ることはない。そんな今を大切にしようとする、そんな気持ちが会場の中にあふれていたのです。…なんだか、泣けてきちゃいました(^^ゞ
私の担当は1stラッパ。みんなの期待に応えられた内容だったとは思えず、反省ばかりですが、とっても楽しく、とっても気持ちよく演奏することができました。
こんな機会を企画してくれたM口氏、A達氏、S谷氏。スタッフとして支えてくれた皆さん、そして、楽しい演奏をいっしょにしてくれた大蝦夷吹奏楽部の皆さんに感謝いたします。
また、こんな畑違いの演奏なのに、チケットを購入してくださった皆さん、演奏会を最後まで聴いてくださった皆さんにも、深く深く感謝いたします。
画像は、歌姫Yurikoちゃんのバンド仲間、作間さんからいただきました♪
http://blog.livedoor.jp/gomasame/
下の写真は、みんなで「ハニーフラッシュ!!」をやっているところ(笑)♪


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