フェアレディ240ZGが去ってしまった理由は希望者の熱い要望と僕のより旧車らしい車がほしい為が原因です。
しかしさらに拍車をかける要因が1つ。
当時お付き合いのあるK板金が「レストアをするから買ってみな、綺麗で満足するぜ〜」なんて甘い言葉が舞い降りたのです。
そうなれば行動は早い、カ−マガジン個人売買欄読み漁ります。
希望車はトヨタスポーツ800!通称ヨタハチ、軽量なボディと当時画期的な空力デザインとBOYSレーサーとしての人気、また伝説の浮谷東次郎とゆう人物が僕のハートに火をつけました(笑)
当時180万程度である程度の物が買えました、機関ははっきり言ってしょぼいです空冷水平対向2気筒45psE/g、庶民カーのパブリカなどに使われていたE/gを少しだけパワーUP(ツインキャブ、ハイカム)しただけ、ライバルのホンダS600&S800と比べて魅力は薄いもののボディーデザインは抜きん出ています。
和製アバルトレコルトモンツッアだと今だ思っています、ボンネットとトランクはアルミで出来ており、トップは取り外し可能でGFRP製、昭和40年〜44年のたった5年だけの生産で耐久レースでは燃費の良さから勝利する事も多かったスポーティーカーです。
まだまだ甘ちゃんな自分ですから価格重視、レストアとゆう言葉だけ勝手に理解して「どうせ直すのだから安く」がモットー。
ありましたボロボロヨタハチが仙台に、希望価格50万。
早速TELしてみます、機関欠品無し、ボディー要レストア、車検切れ、車庫保管、値引き可能!行くしかありません♪
K板金に積車を借り仕事後相棒と19時より出発、初めての積車ドライブですがレクチャーは受けましたので余裕余裕なんて思いつつ夜の高速道路をひたすら東へ、東北自動車道を走る頃には明け方となり窓の外は田園一辺倒、となりで白鳥が飛ぶ風景に見とれつつ一睡もせず突き進みます。
