こうしてアウトビアンキアバルトでの通勤が毎日の生活になった。
僕はアルファロメオとゆうメーカーとアウトビアンキとゆうメーカーのイタリア1色の生活に相当な満足感を覚えこれから先ずっとこれで良いとさえ思っていた。
ある時仕事のお客さんに車を変えたことを気がつかれた、
そして「あ!軽自動車のXXに変えたんですね〜」と言ってきた。
僕も照れもあり「まあ似たようなもんですが実はイタリアの車なんですよ」と。
するとその方アウトビアンキをまじまじと見ていたので、
ついつい「まあXXの方がよっぽどマシで、こんなのカスみたいな車ですから気がつかなくて当然ですし、間違えられた方が徳かもね〜」なんて話していた。
さあ仕事も終わり昼中は悪口を言ったが実は大事でXXなんかより100倍いや1000倍良いと思っている愛車に乗って帰宅。
駐車場にビアンキを止めて降りようとしたらポキリとオープナーが折れてしまった、これではドアが開かないので仕方なく助手席から降りようとオープナーを引っぱったらまたしてもポキリ・・・・
「まさか悪口で気分害してるのか?否機械だ、そんな事は無い、でもイタ車って感情あるのかな〜」など思いつつパワーウィンドーを開け外のオープナーを使いようやく外に出られた。
結局僕は自宅に向かう途中振り向きながら、ゴメンって彼女に謝ったんだ。
