第6話は購入する旧車の用途についてです。
パターンとして
1、当時物フルオリジナル嗜好
2、フルレストア車嗜好
3、カスタム嗜好
4、レーサー嗜好
5、レストアベース嗜好
の5点におおまかに分けられます。
1の場合はまず非常にその希望に合う車両が少なく難しいですが年式相応のやれ具合がカッコ良く見え旧車らしいとも思います。
30年は経ているので何らかの修理後やノンオリジナルな部分があるのが当然です。
まず当時のオリジナルを書物などでよく研究してください。
次にその車種のクラブやSHOPなどに売却希望者が無いか打診してみてください、大体はワンオーナーや2オーナーで大事にされている車両がほとんどであり貴方より詳しい方が多いと思います。
ボディーや機関だけでなくボルトナットや当時の純正オプション品などがそろっている場合はより価値は高くなります、そうそう無いはずですから出合った時が買いです。
特にシングルナンバーと言われる新車時からのナンバープレートが付いている車は希少です、国産旧車に多い傾向ですがボロボロでもナンバー代だけで高価に取引される傾向があるのも事実です。
(参考
初めての輸入旧車)
2の場合は新車のような出来上がりを意味します。
この場合はすでに出来上がっているので何処までレストアされているかを判断してください、またレストアといっても単なる全塗装だけでもそう謳われている場合もありますので予算と好みに応じてチョイスしてください。
このブログにも私の経験談で色々書いていますが見えない部分こそ怖い修理方法が隠れていますからなるべく信用のおけるSHOPの車両を購入するか、詳しい方などに見てもらって検討する事が大事だと思います。
多分価格は綺麗で手が入っている分高いですから後々泣かないようにしましょうね。
3の場合はいじってしまうって事を考えるのであればオリジナルにこだわらなくとも良いので基本的な旧車の買い方としてのボディーコンディションの良し悪しをチェックし、
機関の問題が無いかを確認してもらえばOKだと思います。
また自分好みのカスタムがされている車両を買っても良いでしょう。
(参考
2000GTVモディファイ記録)
4の場合はレーサーですから車検も不要ですし機関のコンディションもとりあえず付いていればOKぐらいで良いと思います。
ただしレギュレーションはありますのでオリジナルE/gか否かは要判断です。
できるだけボディーコンディションは良い方がいいです、各部強化などされていくと思いますのでボディーが酷いと予算は余分に増えます。
(参考
No.28-1750GTV、
sekkiniのH.P.、
SRS「ALFA ROMEO RACE CAR 製作記録」、
イタリア車が好き!スパイダー&スパイダー)
5の場合は仕上がりがオリジナル系なのかカスタム系なのかでチョイスする車両を考える必要があります。
レストアと言ってもボロボロのボディーはいけません
(参考
間違いだらけの旧車選び 2台目)修復費用がかさみます。
ある程度くたびれていても良いのでしょうが私的には1や3のパターンの車両を購入しより綺麗にされていくのが近道でありレストアの意味があると思います。
よくよく考えてみたら「それ以外」ってゆうパターンもありますね!
とにかく欲しいとか、チャンスだったからとか、知人から譲ってもらったからとか、ね。
この場合もその車種に関してよく知っておき、ボディーコンディションは特に気をつけましょうね〜
と、偉そうに書いていますが私自身今でも悩み失敗を繰り返していますので説得力は少ないかも・・・・