千葉県某すし屋にて。
持ち主様は希望金額を聞いてきます、はっきり言ってこれは難しい。
安く言えば失礼だし譲ってもらえない可能性大、と言ってなるべくなら安いほうが良い、って思う。
この安いとは後々の整備費用を少しでもキープしたい為であり、けして値切りたい!とゆうのがメインではない(少し気持ちはあるが)、またこの緑の段付は欲しいランキング1位になるほどなので特例的に当日1発で決めてしまいたいのも正直な気持ち(後々なんてすると他の方に確実に買われてしまう可能性大であり、これは凄く良いチャンスなんです)。
手持ちは250万、マイナス100万の150万で!って言いたいところだが
「160万円でお願いしたいです」と、言ってみます。
先方はカーマガジンを見たらしい、段付のSHOP価格を少し話していた。
ダメかな・・・って思ったその時
「ま、良いですよ!わざわざ岐阜から可愛い奥さんと来てくれた事だし、アルファも気に入ってくれた見たいだし」と。
嬉しかったな〜ほんとあの瞬間。
それからは他愛も無い会話をしつつすじをほおばります。
どうやら嫁がナイスポイントみたい、これほんと。
オーナーさんは嫁とばかり話してアルファの事なんか1言もでませんでした。
ナイス嫁!
さてさてオーナーさんの自宅に戻り気が変わらないうちにって事で即金で支払い(こんな事もあろうかと現金用意してありました)、書類を受け取ります。
またご家族の方とも話し込み時が過ぎますがココで嫁を東京見物に連れて行く約束を思い出し帰路につくことに。
何度も何度も売主の方が「気をつけてな、奥さん乗せてるんだから」って言っていたのが印象的でありホント普通ないい人でした。
またしても即決即お持ち帰りとなった今回ですが、それほど気に入ったんです。
また整備は機関だけだが数ヶ月前にかなりされており大丈夫であろうと判断。
途中渋谷、上野などを見物して(いきなり東京で駐車)無事に帰宅できました。
本当にノーマルな車で思い描くジュリアとは全然違うぐらいジェントルでマイルドな印象でした。

後々売主さんから聞いて判明したのですが、この1600GTVグリルは新車購入当初かららしい、昔の写真でもそのグリルのままだったと。
オーナーはこれをイタリア人らしい間違いか、Jrのグリルが無かったからあるのをつけて作っただけだろう、って面白がっていたそうであえてそのままにしていたらしい

車高が高いが非常にいい姿勢をしていた貴重な1枚。
ノーマルジュリアの線の細さみたいな綺麗さでした。