2013/12/6
それでもローソクを消せ 麺

恐らく、小学校低学年頃の記憶。
12月生まれの人にはよくある話だろうか、
もれなく誕生日=クリスマスだった。
ケーキを買ってきてもらい、ハピバスデイと歌われ、ローソクの火を吹き消すように促される。
はぴばーすでい でぃあ たーろう?
でぃあ?
でぃあ?
「親愛なる」だと!?
継父が云う「おめでとう」という言葉に私は応えず黙っていた。もちろん照れ臭さが半分以上はあっただろうが。「別に(産まれた日というだけの事は)めでたくない」と「あんたにおめでとうと云われる筋は無い」という感情だった。
するとどうだ、継父は怒り私を家の外に閉め出した(笑)しばらく12月の空の下に放たれた後、ごめんなさいしてしぶしぶ「ありがとう」と云ってウチの中に入った。
例えば、砂糖はいつ誰が舐めても、恐らく甘い。
だけれども、だ。
僕はトミカのコレクターであって、アメリカ土産の、何かロボットにも変体するようなクルマには興味が無いのだ。
12月のイルミネーションが賑々しく街を飾っていても「よいねえ、とっても綺麗でよいねえ」とは全く思わない奴もいるのだ。間違っても3、2、1「点灯〜!」とは言わないのだ(そんなやついないか)
イルミネーションが綺麗ではなく、しょうもないと言っているわけでは無い。例えば8月なんかにもイルミネーションが見たいと言っているようなもんだ。今ならば、おめでとうと云われれば当然素直にありがとうと言える(ハズ)
最近、就活情報サイトのCMでやっている「やるしかないからやるしかない」というフレーズが妙に気に入っている。意味は遠くはないだろうが「為せば成る」より私には前向きなニュアンスに響く。
誤解を恐れずに言うと、生きるのは面倒くさい。
生きているからいきるしかない(・∀・)イキロ
はあー、めんどくさい。
そして、やはり冬は大嫌いだ。
