ついに、我が音葉ウインド・オーケストラにもハーモニーディレクターが装備されました♪
最新型HD−200!
逆に言えば、よくまぁ今までコレなしでやってたなぁ・・・、なんて思ってみたりして・・・。
定演後になってしまった点が、ちょっと悔やまれる・・・。
(定演前はバタバタしててそれどころじゃなかった・・・汗)
今更ですがこの機械、ヤマハの最新技術を惜しみなく投入した渾身の機械で、世の吹奏楽指導者にとってはまさに必需品とも言われているモノ。
ハーモニートレーニング、テンポの確認、リズムトレーニングなどの機能を組み込んだ、指導用総合楽器なワケです。
ま、とりわけ、ハーモニートレーニングには絶大な効果を発揮するワケで、音葉団員の中にも、コイツにガッツリとしごかれた経験を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
そんなこんなでこの機械、相当な機能を持つ割には、意外とコンパクトです。
YAMAHA MOTIF ES6と比較してみましょう。
そのコンパクトさがより一層分かりますね〜。
では次に、ウクレレと比較してみましょう。
この比較に、一体どれくらいの意味があるのかさっぱり分かりませんが、ま、こんな感じです。
アシモと比較してみましょう。
ここまで来ると、何の為の比較なのか、自分でも分かりません・・・。
のぎ○プラザ吹奏楽団第9回定期演奏会と比較してみましょう。
ブっとばされますね、きっと・・・。
最後に、癒し系東屋と比較してみましょう。
ん〜、しつこい・・・。
お待たせしました。
では早速、動かしてみましょう。
まずは、純正律と平均律の操作から・・・と。
電源を入れると、まずは平均律の表示がされます。
(ま、これは当然ですが・・・)
表示はこんな感じです。
綺麗に12等分された状態です。
(ま、そりゃ当然)
平均律っていうのは、1オクターブを12等分し、それを「半音」と定義する調律方法です。
12等分平均律では、半音の振動数比は 21/12(2の12乗根)=1.059... となり、「ドミソ」の振動数比はおよそ 4:5.04:5.99 という具合になります。
ではいよいよ、純正律へと切り替えてみましょう。
お〜!

瞬時に音程が切り替わり、それが数字で表示されます。
(長三和音の三度は−13.7と表示)
なので皆さん、長三和音の時の三度の音は低く取るわけですね〜。
では次に短三和音で見てみましょう。

三度が15.6という数字で表されていますね〜。
つまり、そういうわけなんです。
そもそも「純正律」って言うのは、和音の響きが最も美しくなるような音律のことです。
具体的には、完全5度(ド〜ソの間の音程)の振動数比が2:3,長3度(ド〜ミの間の音程)の振動数比が4:5となるように調整された音律のコトです。
純正律で構成された和音はこの世の物とも思われない、天上的な響きがします。
振動数比が簡単な音が同時に発生されるため、お互いに共鳴が生まれるワケです。
最も綺麗に響く「純正律」では、ドミソの和音の振動数比は、4:5:6になります。
そんなこんなで皆様、これからは和音の練習がらく〜になりますよ〜。
(ま、和音だけじゃないけど・・・)

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