「OIWA」さんの巻 記念すべき第一回は京都在住のオイワさん。オレが京都でライブができるようになったきっかけを作ってくれた方でもあります。マーティンの古いギターを弾いて、とてもキレイな声で歌います。ちょうど昨年の今頃、オイワさんに導かれてスローハンドでライブをしたんですが、そんな頃このアルバムの録音をしていました。タイトルはなんていうんだろう?オイワさんの姪っ子さんが描いた絵がジャケットになっております。裏にはギターの絵も描かれてます。全体通して聴いた感想を率直に述べるなら、弾き語りのアルバムってのはこうやるんだ、という教科書になりえる作品。まぁ大概その手のアルバムはつまらない物が多いんだけど・・・。(例を挙げてみようと試みたが大人気ないのでやめた。)これはまったくの別物です。カテゴリーフリーです。まさにどこにも属さない音楽。キレイだけでは語り尽くせないくらい、たくさんのメロディーとリズム。それを飾り、どこまでも広げていくバックメン。めっさ贅沢なアルバムです。
1・お地蔵様が笑ってる 2・春から夏へ 3・LOVESONGが生まれる様に 4・Graylife 5・らくがきピエロ 6・ 存在 個人的にはらくがきピエロが一番好きです。「存在」でギターを弾くNORMANさんのプレイは「さすが」の一言です。オイワさん自身も「彼のギターだけでもこのアルバム作った甲斐があった」とおっしゃってました。ベースはこないだ京都でお会いした川辺ぺっぺいさん、アコーディオンは「激しい、癒しの音色(勝手に命名。)」、井川ファンシー由美子さん。この人は小柄だけど音はすごいぞ!その他にもステキなコーラスやパーカッションが入ってます。文章では表しきれないから是非ナマで聴いてちょ。
とにもかくにもよいアルバムです。今年聴いた物で間違いなく5本の指に入りますね。マジで。


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