朝、というか夜明け前からかなりの雨・・・。
結局その日の夜まで雨足は弱まることもなく。
この日は3組でのライブでした。
1番手はともちゃん。
彼の事は花屋さんの頃の友達。音楽やる、なんて知らなかったから、当日リハーサルに行ってびっくり!!
尾崎豊が、おかあさんの影響で大好きらしい。
オベーション弾いてました。
それまではバンドでギタリストをしていて、自分一人でライブするのは初めてらしい。
かなり緊張していた様子でした。
自分が初めてやったライブを少し思い出して一人苦笑い・・・。
自分はもっとひどかったのは棚に上げて、終演後、いろいろ話をしました。
2番手は「あべちゃん」。名古屋のウクレレ・レディーです。
あべちゃんも今日が初めて人前で演奏する日。
カーペンターズの曲を2曲、オレの先輩、、村上タッペイさんがギターでサポート。
キレイな声です。
5年後、10年後はすごい事になっていそうな予感がしました。
あべちゃん、オススメです!!
つい最近まで、どこへ出かけても最年少だったのに、この日はオレが最年長・・・。
ちょっとだけ複雑でございます。
別に誰に頼まれても言われてもいないのに、「よしっ!!」と、テンションあげあげで挑んでみました。
今回サポートしてくれた「綺羅様」とは初顔合わせはもちろんの事、1度も練習しておりません。
それより綺羅様はオレの曲すら知りません。
楽譜なんて書けないし、録音物もあれせんので、それすら渡してありません。
「実験的音楽室」。
これがこの日のテーマ。2人ともいろんな意味で緊張しました。
1曲目のイントロに対して奏でる綺羅様のフレーズを聴いた瞬間、「勝利」を確信したけどね。
これぞ「完全インプロビ!!」といった演奏でした。
あの緊張感は2度と出せないし、その必要もないでしょう。
例えるなら「格闘技」かなぁ?
押す、引く、を瞬時に判断して、音を紡いでいく・・・。
感想をひとことで言うなら「綺羅様でよかった・・・」。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
1回くらいはリハをした方がカラダにはよかったんだろうけど、「あの感じ」は出なかっただろうな。
今回オレがこだわったのはまさにここなのです。
「瞬間のバイブレーション」とでも言うのでしょうか?
この時、この場所、この速さ
この位置、この距離、この角度(いとうたかお『盆・凡・梵』より抜粋)
でしか出せない「なにか」を体感したかったし、来てくれたみなさんにも感じて欲しかった。
いろいろ反省はありますが、まぁうまくいったと思ってますよ。
ご来場いただいたみなさま、関係者各位様、ありがとうございました!!
「ライブはいきものである」・・・。

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