8時30分それが僕の夏の始まりだった。
@彩湖。水質に彩りはなく、非常に汚い。エラク汚い。
しかも、こんないい天気で水温も上がっているのにウェット着用義務。
オレのウェット、フルスーツ。死
スタートしてすぐ、適当な速さの人の真後ろに就く。
あ〜、超ラク。前の人のキックの流れにあわせてプルするだけで進む。
練習は遅く、試合に速い男オレ。
しかし、若干就いた人を間違えたか後半チギられてそこから始まるオンリーロンリーグローリー。
スイムはまさにグローリー、5位!!
そして80kmのバイクへ→
20kmまで37km/hで行けるべ〜
40kmまで35km/hに落とそう・・・
80kmまで33km/hでいいかな・・・
ぶっちゃけ完全に前半出し過ぎで、後半の萎え萎え感が否めません。
しかもかんかん照り。それなのに650mlのボトル1本。
当然途中で給水。バイクのタイムと引き換えに命をいただいた。
そしてまたあの感覚がきた。
「このあとラン24kmはないっしょ。ってかなんでトライアスロンやってんの?オレ。」
その後に来るのが、
「やめて〜、リタイヤして〜、この試合を最後に引退して〜」
いつもこれがくる。ホントに。
そんなこんなで語りきれないけど、バイク終了。
バイク終了時順位7位。
さ、あとはランで1人抜けば6位で表彰だい!
4,8km×5周回
1周目でヘタレたおっさんを抜く。
「おっさん、スイムとバイクの2種目できてもトライアスロンはできないぜ・・・」
と余裕をかましつつも天気はかんかん照り。
3周目にふくらはぎに異変。つりまくりすてぃー。
4周目にハムストに異変。つりまくりすてぃー。
しかし、依然6位は変わらず。早くラスト1周終わらせて、表彰だ!
でも、本当のレースはここからだったんだ。。。
5周目、給水所で水を飲んだり体にかけたりしてると後ろから7位の選手が!!
しかもあのおっさん!!ブヒッ
逃げろ〜。
とすこし気持ちを急がせた瞬間。
両足の腓腹筋・ヒラメ筋・大内転筋・半腱様筋がつる。
ようするに足の後ろ側の筋群すべて。
死んだ。足を上げた状態から戻らないという恐怖。
必死で伸ばして、そのあとは足をあげないように走る。←矛盾
もちろんおっさんに抜かれ7位転落。
それどころかそこからの残り4、3kmは長すぎた。
おそらく1km9分くらい。(急ぎ足ペース)
でも、これ以上あげられない。
そして残り3km地点では足の代わりに腕をふっていたせいで前腕のとう骨あたりにある筋肉がつる。
ジ・エンド。
足も動かない。なのに腕もふれない。
そこからはおっさん・おばちゃんに抜かされまくる。
ま、この人達は前半で周回遅れにさせた人たちだから順位には関係ないけど・・・
関係ないけど、凹むよね。
残り3kmはあんま覚えて無い。
ひたすら、ちょっと走る→つる→伸ばす→ちょっと走る
の繰り返し、まさに地獄。こんなに約5kmが長いなんて。
最後は部活の友達&ボランティアの人達(&彼女)の声援でなんとかゴール。
順位?わからん。とりあえず生きて帰ってきた。
ホントに辛かった。
うん、辛かった。
少なくともオレはランナーじゃない。
終わり。

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