レッズの試合がないので、審判の話をしたいと思います (^-^;;
先日の横浜Fマリノスとのナビスコ予選最終節、
メイン側の副審がかなり怪しかったですが、あまりストレスを感じることがありませんでした。
副審の技量をあらかじめ把握されていたかのように、最終判断はご自身で判断を下していました。
レッズが先制したプレーでのオフサイドの判定もしっかり見ていたと思います。
他の主審だったら、レッズの先制点は暢久のオフサイドで、生まれていなかったでしょう。
ヒステリックな笛で試合を止めることもなく、カードが乱舞することもありませんでした。
前半と後半で若干判定基準が変わったようにも感じましたが、私は許容範囲でした。
穴沢主審はうまくコントロールしていたと思います。
かつて
「アナザーワールド」 とほとんどのチームのサポータから揶揄されるような審判だったのに、昨年から見違えるような笛を吹くようになりました。
穴沢さんが変わるきっかけってなんだったんでしょう。
確かに今季から審判インストラクターが代わり、Jの判定が以前に比べて流すようになっています。
でも穴沢さんが変わったのは昨年からだと思うので、直接的なきっかけではなかったと思います。
見ていると威圧的にカードでコントロールすることがなくなり
選手とよく話をしているように見えます。どんなことを話しているのかはわかりません。
それでも選手と良好なコミュニケーションをとっていることが分かります。
何が穴沢さんを変えたのか。非常に興味があるところです。
若い主審はひょっとすると成長するかもしれないってことなのかもしれません。
いまは駄目駄目な某主審さんとか、某主審さんは期待を持ってみてもいいのかもしれません。
もう成長が望めない人もいますが…そういう方には早々に引退していただきましょう(^-^;;
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主審の判定ばかりが槍玉に上がりますが、実は副審の出来が重要なのだと思うようになりました。
副審の判定で注目を浴びることは少ないですが、場合によっては判定が試合を左右することもあります。
先日のマリノス戦、メイン側の副審上荒さんは実に不安定でした。
オフサイドの判定もそうでしたが、後半にハーフナー君のハンドを見逃したり(←おかげで、
ハンド・マイク とか言われちゃうし…(^o^;;) 1点を争うような試合だったら、それこそ勝敗を左右してしまいます。
上荒さんは昨年の駒場で行われたナビスコ千葉戦でもバック側副審でした。
主審は長田さんでしたが、この試合では勝敗を左右するようなハンドを見逃しています。
主審の位置からは死角だったと思いますので、副審が見ていなければいけません。
W杯戦士となった巻選手が、
「おめーの利き足は手だ!」 といわれるきっかけとなったプレーです。
…良く考えれば、プレーの中で手に当たってしまうことはあるので、巻が批判される筋合いのものではなく、見ていなかった審判に文句を言うべきものなのですが…このときは 「手巻」だの「利き足は手」だの言われ放題でした(^-^;;;
この試合はご存知のように、ハンドによって先制点を上げた千葉がレッズを破っています。
あれだけ広いピッチを主審が全てフォローできるわけがありません。
ポジショニングによっては死角になって見えないプレーも絶対にあります。
そんな時にきちんと主審をフォローできる副審でなければ、試合は壊れていきます。
ましてやゴール前のプレーは直接得点に絡んできますので、一番近くで見ることができる副審が、しっかり見て欲しいと思います。
線審ではなく副審なのですから、
主審が見えないものを見て、きちんと主審に進言できるようにして欲しいと思います。
選手、主審、副審がそろってサッカーは成り立っています。
選手が進歩したら、主審も進歩しましょう。副審も進歩しましょう。
同じような見逃しをしてしまうようなことでは、プロの試合を裁くことは出来ません。
主審の技量ばかりでなく、副審の技量もより一層向上して欲しいと思います。
これからは副審の判定にも注目してみていきたいと思います。
レッズの試合がない日に、ふとそんなことを考えてしまいました。
試合の日に
「今日の主審は誰だろう?」 ということが関心事にならない日は来るのでしょうか…
…それらも含めてサッカーなのかな…

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