ACL Group E Matchday2 シドニーFC VS 浦和レッズ (オジースタジアム)
シドニーFC 2−2 浦和レッズ
前半02分 カーネイ
前半23分 タライ(PK)
前半30分 ポンテ
後半09分 永井
観客数:21,010人
パソコン持っていったんですけど…ネットに繋げませんでした ((^o^;;;
次の海外遠征までに、しっかりとした技術を身につけなければと思った次第です。。。
レッズ初の海外公式戦。ACLグループリーグ第2戦シドニーFC戦に行ってきました (^-^)
会場はオーストラリア・シドニーのオジースタジアムです!
日本にいるときは、どのくらいのサポーターが来るのか予想できなかったんですが、
飛行機にそれと分かる人がたくさん乗っていたので、スタジアムに着いても驚きはありませんでした (^o^;;
… オジーの方々は何事かと目を丸くしていらっしゃいましたが…((^-^;;
海外とはいえ普段と変らず2時間前には会場に到着しているレッズサポの中には知った顔が多数 ((^-^;;
どの顔も初の海外公式戦ということもあって、テンションは高め(^-^; 少し緊張気味だったように思います。
程なく開門し、スタジアムの入り口に向かう階段は真っ赤に染まりました (^-^)v
オジースタジアムはスタンドとピッチの距離は近かったのですが、
会場は普段はラグビーなどで使用しているとのことで、ピッチ状態はそんなに良いとはいえない感じ。
ゴール裏は傾斜が緩くて、上段の席じゃないと試合全体を見渡すことが困難でした (^-^;;
… 本当は上の方に場所を確保したのですが、少数で頑張らなきゃいかんと思い直し前段に進出しました。
“We are REDS!” をオーストラリアの空に響き渡らせ、
威風堂々で選手を向かえ、気持ちを込めたウォーリアーで闘いは始まりました。
多分、いままでで一番大きな声と、一番上ずった声の威風堂々とウォーリアーだったと思います (^-^)
試合の方は開始早々にシドニーFCに攻め込まれ、あっという間に失点 (@o@;;;
選手もサポも会場の雰囲気とピッチ状態に慣れる前に、一気にもっていかれたような失点でした。
それでもまだ開始1分も経っていない時間だったので、絶対に負けないと信じていました。
シドニーFCは執拗にレッズの左サイドのスペースを使ってきます。
浮き足立ってました。選手もサポも…。前半は完全にシドニーFCに主導権を握られてしまいました。
… “いつも通り行こう!” そう意識している時点で気負ってたかなぁと思っています。
PKのシーンは “あれでPKはないよね?” と頭で確認していたら笛がなっていました。。
あれよあれよで2失点。イングランドやオーストリアでの試合が頭をよぎりました。
シドニーFCに得点が入るたびに、スタジアムから湧き上がるような歓声に、
アウェイで闘うということはどういうことなのか、選手もサポーターも思い知らされたと思います。
ゴール裏だけでなく、スタジアム全体がシドニーFCにチャンスがくると立ち上がって声援を送り、メインやバックから自然発生するコールや歓声…本当にアウェイでした。
アウェイのゴール裏に陣取った私たちは、オジースタジアムでは孤独な集団だったと思います。
心が折れそうになった私を勇気付けてくれたのは、日本に残る多くの仲間でした。
2点目を失ったとき、日本に残っている仲間の “お前らなんとかしろ!そんなとこで負けんじゃねぇ!” っていう声が聞こえてきました。
私たちは日本に残る仲間の想いもここに連れてきているのだ。
絶対に諦める姿を見せてはいけない。絶対に心を折ってはいけない。そう強く思い直しました。
浦和レッズはサポーターが諦めなければ、絶対に諦めるチームではないはず。
選手には孤独感や絶望感を感じさせてはならない。最後まで闘う姿勢を崩してはいけない。
私たちがここにいて、いっしょに闘う姿を見せなければならない。
君たちは決して孤独ではない。
必死でサポートしました。選手も必死でプレーしました。私たちはひとつになっていました。
飛び散る汗、振り上げた拳、打ち鳴らす拍手…スタンドも一体となって闘いました。
ポンテのゴールが流れを変えてくれました。ここ一番でのポンテはやはり凄いです。
途中交代で入った長谷部がリズムを作ってくれました。永井のドリブルは止められませんでした。
… 負けませんでした。
相手のホームで、2点差を追いついて、もう一歩のところまで相手を追い詰めたと思います。
ポンテのセンタリングをGKがキャッチ出来なかったのも、こぼれ球が永井の足元に転がったのも、
選手とレッズサポーターが陣取ったゴール裏の執念だったんじゃないかと思います。
試合が終わったオジースタジアムには “We are REDS!” が響き渡りました。
試合後、しばらく動けませんでした。選手が引き上げるのを見届けた後、へたり込んでいました。
寒い日本から、暑いオーストラリアに来たせいもあったかもしれませんが、力が残ってませんでした。
汗が目に入り、戦いを終えたピッチがぼやけて見えました。
スタジアムの出口で多くのシドニーFCサポーターから声をかけられました。
ユニホームを交換しているサポーターも見られましたが、赤豆さんは交換しませんでした。
勝てなかったのが悔しかったし、まだ闘いは終わっていないと思ったので、会話と握手だけしてきました。
… 涙目で抱きついてくるオジーにはびびりました。だって大きいんですもん (((^o^;;;;
勝ち点3は逃しましたが、大きな勝ち点1を持って埼玉に帰ってくることができました。
誇らしい勝ち点1でしたが、それでもハンパじゃなく悔しい勝ち点1でした。
次は絶対に “We are DIAMONS” を響かせてやると心で叫んでオーストラリアをあとにしました。
どこかでACLは罰ゲームだという話を聞いたことがあります。
こんなにも熱く、こんなにも楽しい罰ゲームなら大歓迎です。最後まで勝ち残りアジアを獲りましょう!


0