第28節 浦和レッズ VS 大分トリニータ (駒場スタジアム)
相手が無得点なら1点獲る。1点獲られたら2点獲る。そんなチームになりました。
怒涛の7連戦の最後にしばらく留守にしていた実家に帰ってきたら、ピッチはボロボロでした…((^o^;;
映像では見ていましたが、駒場のピッチは酷いことになってました。
固いピッチではボールが思った以上に弾んで、選手の頭を越えていくシーンが連発 (^-^;;
パスを出す方も、受ける方も、予想の範囲を超えた弾み方だったのではないかと思います。
広島戦から始まった週2戦ペースの7連戦も、この日の大分戦で一段落。
その間、選手もサポーターも韓国と日本を2回も往復したり、かなり厳しいスケジュールでした。
ここまで無敗の7連戦。最後を締めるのはやっぱり原点である駒場での勝利でしょう (^-^)/
ほとんどの席がシーチケの駒場はやはりチケットが枯渇気味でした (^-^;;
試合前からチケットを求める声が聞こえてきましたが、赤豆さんも自分の分しかありません (^o^;
6万人が入る埼スタに比べると行きたい人が行けなくなってしまう駒場ですが、
苦しかった時期も、初の歓喜も知っている駒場は、やはりレッズの原点。
これから先も年に2試合ぐらいは、駒場での試合を続けて欲しいなぁと思います。
… 決して近代的じゃないんですけど、そこにある匂いにいつまでも惹かれるものがあります。
レッズのメンバーはここまでずっと右サイドで出場していた暢久が控え。
さすがの暢久も疲労がピークか…。代わって久しぶりに右サイドに入ったのは永井でした。
DF陣は城南戦で痛んだ坪井ちゃんに代わってネネちゃんが久しぶりの先発。
阿部ちゃんが右に回って、左にネネちゃんが入りました。
開始早々に長谷部のパスを受けた右サイドの永井がいきなり魅せます (^-^)/
ゴール前のスペースに絶妙なクロス。走りこんだワシントンがDFに競り勝ちレッズが先制しました。
永井の右サイドの深い位置までドリブルで切り込んでの早いクロスを久しぶりにみました (^-^)
… 数年前は永井のクロスから、オウンゴールというシーンが何度もありましたね (^o^;;;
前半4分に見事に先制したレッズですが、それ以降はほぼ大分の攻撃を受け続けました (((^o^;;;;
先に1点を獲ったこともあって、攻撃の意識よりも守備の意識が強くなり、両サイドも自重気味。
ポンテ、達也、ワシントンの前線3人とDFの間には広大なスペースが生まれ、前後分断。
昔の駒場での試合ってこんなんだったなぁ…と思い出してしまうような展開でした (;^o^A
… 両サイドは制圧され、ラインはズルズルと下がってしまい、ボランチはDFラインに吸収され…
… ゴール前で必死に跳ね返しても、セカンドボールはことごとく相手に拾われる…
… いくら駒場とはいえ、そこまで原点回帰しなくても…((((^-^;;;;;
やっとの思いでボールを奪っても、走る大分相手では攻撃にかける人数が圧倒的に少ない。
前線の3人にボールが入っても上がってくる選手がいないので苦しい苦しい (@o@;;;;
ピッチ状態があまり良くないのでボールキープもままならず…なんとか前半を1−0で折り返します。
後半に入っても、いかにも “疲労してますぅ” という選手たち (;^o^A
こりゃあ、やばいかなぁと思っていた矢先、とうとう大分の左サイドから失点してしまいました。
大分のサイドからの攻撃をなんとかクリアしていたのですが、一瞬集中が切れたように見えました。
… ここまでは本当に往年のレッズの試合展開…((^o^;;; 耐えて凌いで最後に力尽きる… (;^o^A
でも大分の攻撃の精度のなさもありましたが、これ以上は失点するようには見えませんでした。
不思議ですね。全然ボールも奪えないし、選手の足も止まっているのに、必ず勝つと確信してました (^-^)
1点獲られてから、ややレッズの選手の動きがよくなったような気がしました。
それでも相変わらず大分ペースであることには変わりがないのですが、
前線の3人だけだった攻撃が、選手全員の意識がゴールを奪うことに集中し始めるのを感じました (^-^)
このあたりがACLを含む連戦を、無敗で乗り切ってきた自信なのかもしれません。
そして永井のスローイングを後ろ向きのままゴール前に放り込んだポンテのクロスを
ワシントンが胸トラップから、ボールを一度も地面に着けることなく大分ゴールに蹴り込みました (^o^)/
放り込んだポンテも凄いと思いましたが、相手DFに囲まれていたワシントンのゴールは驚愕の一言。
相手の徹底マークと、判定にイライラ気味だったワシントンが勝利を呼び込むゴールを決めました。
… 卑怯どころか、ユニホームを引っ張られ続けても最後に正々堂々とゴールを決めたシトンは立派!
その後も大分ペースでしたが難なく守り切り、怒涛の7連戦の最後を勝利で終えることが出来ました。
昔のレッズを思い出させるような試合展開も、結果は全く違って勝利で終えるところが成長の証 (^-^;;
これで7連戦は6勝1分。リーグは2位ガンバとの勝ち点差6を堅持し、中断期間を迎えます。
選手は少しだけ休みを取れると思います。頭と身体をリフレッシュして、最後の仕上げといきましょう (^-^)
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ワシントンの決勝ゴールは素晴らしいものでしたが、
この試合の一番の見所は、ポンテを争いの場面から強引に遠ざけようとするオジェック ((^o^;;;;
… 「おいおいポンテ君、お前はあっちに行ってろ。側に寄っちゃいかぁーん。ほれほれ」
暢久の代わりにキャプテンマークを巻いた啓太も、最後まで堂々としたプレーぶりでした。
選手入場の時に先頭で入ってきたときには、ドキドキしました (^-^;;
ジョージが流してくれれば、きっとミドルシュートも炸裂していたに違いないと思ってます o(^o^)v

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