岡野雅行・内舘秀樹との契約について、お知らせします。 岡野雅行・内舘秀樹との契約について、昨日のトレーニング終了後、中村修三強化本部長より、今シーズンをもって契約満了となり、来シーズンの契約を行なわないことを本人に伝えました。 本日、トレーニング終了後、中村強化本部長、岡野雅行、内舘秀樹の3人がそろって会見に出席しましたので、内容についてお知らせ致します。 ◆中村修三強化本部長 「昨日の練習後、岡野、内舘の両選手に対して今シーズンで契約を満了するということを話しました。2人には感謝の気持ちでいっぱいです。苦しいとき、弱いときから今までチームを支えてくれた2人には本当に心から感謝しています。内舘はナビスコカップで初めて優勝をしたときに優勝カップを掲げました。岡野は若いときにはプレーで引っ張り、神戸から戻ってきたあとは出場の機会は少なくなりましたけど、個性ある選手たちをまとめて、プレー以外の面でもしっかり支えてくれました。このまま選手生活が終わったとしても、何らかの形でチームに残ってほしいということはありますが、それぞれの考え方もあると思いますので、それを尊重しながらいろいろ相談にのっていきたいと思っています」 ◆岡野雅行 「昨日、話がありました。今年の夏ぐらいに修三さんとご飯を食べにいって、そういう話になって『現役を続けたい?』という話もありました。ここまでやってきて、納得した形でサッカーを辞めたいし、昨日話した際にもレッズに残ってやってほしいと言っていただきましたが、僕を必要としてくれるチームがあればもうちょっと現役を続けたいと思います。どこかチームがあれば、ぼろぼろになるまでやりたいです。またサッカーをやっていって、最終的にはまたぜひ浦和に戻って、やらせていただけるならば、帰ってきたいと思います」 ◆内舘秀樹 「昨日話をして、レッズでまた一緒にこれからもやっていこうと言っていただき、大事にしてもらっているということを感じました。正直、まだ何もはっきりとは決めていません。自分ではまだ体も動くしサッカーをやりたいという気持ちも強いですが、家族のこととかいろいろとありますので、まだ何も決められないというのが自分の状態です」 |
浦和がゲルト・エンゲルス監督(51)に対し今季限りで解任することを26日、電撃通告した。今季終了後に通告する方針だったが、優勝の可能性が低くなったことから急転、リーグ戦2試合を残して解任通告が前倒しされた。残り2戦はエンゲルス監督がそのまま指揮を振る。後任にはすでに来日中の元フライブルク監督のフォルカー・フィンケ氏(60)が有力候補に挙がっており、週明けにも正式にオファーすることになりそうだ。 まさに電撃解任だった。監督人事を掌握する藤口社長はこの日午前、クラブハウスでエンゲルス監督に対し、今季限りでの解任を通告した。「来年はないと言われた。考えの違いもあるからしようがない」。エンゲルス監督は無念の表情を見せたが、開幕2戦でのオジェック前監督の解任に続く、シーズン2度目の非情通告に浦和の迷走ぶりが表れていた。 |
浦和の来季監督にブンデスリーガ2部のフライブルク元監督フォルカー・フィンケ氏(60=ドイツ)の就任が決定的となっていることが10日、分かった。浦和と提携関係にあるバイエルン・ミュンヘンから推薦された候補の1人で、すでにクラブ関係者が接触済み。同氏は若手育成に定評があり、徹底したパスサッカーを掲げる理論派。ゲルト・エンゲルス監督(51)の今季限りの解任が決定した後、同氏に対して正式にオファーする予定だ。 浦和が来季監督として選んだのはフライブルクで16年間指揮を執ったフィンケ氏だった。提携関係にあるバイエルンから推薦された複数の候補者の中から一本化し、既にクラブ関係者が欧州で数回接触した。関係者によれば、浦和からの監督就任の打診に対し、同氏は前向きな姿勢を示しているという。 |
逆転リーグVを狙う浦和にKY(空気読めない)上陸が直撃! 来季監督候補のフォルカー・フィンケ氏(60)が20日に緊急来日し、23日の清水戦を視察することが19日に発覚した。 関係者によると、監督任命権を掌握する藤口光紀社長がリストアップした元ドイツ2部フライブルグの監督、フィンケ氏はすでに家族同伴でドイツを出発。今回の来日で藤口社長と初めて会談を持つことになるという。09年まで契約期間を残しながらの今季限りでの解任が決まっているにもかかわらず、いまだに非情通告をされていないゲルト・エンゲルス監督(51)がベンチで指揮を執る埼玉スタジアムのスタンドで戦力分析を行う予定だ。06年にも新旧ニアミスが起こった。06年12月の天皇杯福岡戦でオジェック前監督がスタンド視察。だが、当時のブッフバルト元監督は勇退が公表されており、選手にも動揺はなし。リーグと天皇杯の2冠を勝ち取った。 |
関係者によると今回は約10日間の滞在で、監督就任の打診を受けている浦和の藤口社長とも会談する予定。さらに現場に足を運ぶことを望んでいるといい、23日の浦和−清水戦をはじめ、26日の天皇杯磐田−G大阪戦、ユース年代の試合など5試合ほどの視察も希望。浦和以外の試合も精力的に見て回ることで日本のサッカー全体像をつかもうとしているようだ。サッカーだけではなく、住居など生活環境についてもチェックすることになりそうだ。 今月上旬には浦和関係者と接触して選手リストも入手したもようで「予習」は着々と進められている。選手、監督としてドイツ一筋のフィンケ氏の来日には異国での成功への意欲が表れているといえそうだ。 |