まあ… “浦和は一日にして成らず” ということですね (;´∀`)
昨年はNACKスタジアム開催で少しは燃えるものがあったのですが…
相手のホームで開催してしまうなど、大宮側にあまり熱意が感じられない “さいたまダービー” です。
少しは普段と違った煽りがあってもいいと思うのですが、いばらぎのチームが来たときのほうが
レッズサポに向けた多彩な出し物を展開してくれるのでダービーぽいなぁと感じます (^-^;;
それにしてもなんで大宮開催だと4万人入らない試合で入場があんなにグダグダなんでしょう。
最近の赤豆さんはまったく並ぶ気がないので、開門時間を過ぎてからスタジアムに到着したというのに…
ちっとも待機列が動いている様子はありませんでした。それどころか並ぶ場所がないほどになってるし。
3列目が折り返してどこまで並んでるんだ?という状況には萎えました (^o^;;;
雨だったこともあって、入場してからもコンコースは難民キャンプ状態になってましたね。
自分の場所を決めた頃には雨も小降りになったので、いつもより少ないゴール裏でまったりしてました。
空席が目立つ南のゴール裏をぼーっと眺めているのも、なんだか貴重な体験のようで不思議な感じです。
大人の事情があるのかもしれませんが、来年はNACKスタジアムで開催したほうがいいと思います。
… 昨年のNACK開催でも信じられないくらい入場に時間がかかりましたけどね (;^-^A
レッズは暢久、闘莉王が先発に復帰。出場停止の直輝に代わって高原が先発で出場しました。
立ち上がりから圧倒的にボールを支配しますが、シュートで終われない展開が続きます。
慎重というか、リスクを冒さないというか、ミスを怖がって結局ミスをするという感じか…((;^o^A
大宮の攻撃はとにかくボールを奪ったら素早く “縦ポン”。 分かりやすい戦術だったのですが、
あろうことか暢久が相手選手にあっさりとかわされ、素早いクロスが坪井ちゃんに当たって大宮先制!
カウンター狙いの相手に早い時間にカウンターで失点してしまい試合を難しくしてしまいました。
案の定、ますます自分から攻めることがなくなった大宮相手に苦労するはめに。
闘莉王は早くも上がりっぱなしの状態になっていたので、いつカウンターの餌食になるかヒヤヒヤもの。
普通にボールは回せてもシュートで終われなかったので、守ることに専念した相手はなかなか崩せません。
前掛りになっても攻めきれない状況は、赤豆さんの目には非常に危険に映りました。
状況が一変したのは闘莉王が不測の事態で交代してからでした ( ゚∀゚)o彡
自ら交代を申し出た闘莉王に代わってアレックスを投入。CBに阿部ちゃんが入り萌がボランチに。
CBに阿部ちゃんが入ったことで後が安定し、萌がボランチに入ったことで中盤に動きが生まれました。
結果的に、直輝出場停止で欠けたものを、このポジションチェンジで取り戻すことになりました。
動くことでパスコースが生まれ、動くことでスペースが生まれ、動くことでフリーの選手が生まれる。
不測の事態だったかもしれませんが、本来のポジションで萌の潜在能力が活かされたものでした。
アレのクロスを受けたエジが粘って、走り込んだ萌が得点を決めたのは決して偶然ではなく必然でした。
その後、レッズはサイドを中心に大宮を攻め立てますがゴールを奪えず、前半は1−1で終了。
後半に入ってもレッズペースだったと思いますが、大宮も前半よりは攻撃の意識が出てきました。
萌に大宮のプレスが掛かり始めるとレッズの攻撃は急速に動きが止まり始めました。
まあ、萌がボランチに入って動き回ることで連動性を取り戻したのですから、萌が止まると元に戻ります。
萌の電池がだんだん弱くなってくるにつれてレッズも失速していきました ((^-^;;;
元気、セルが電池切れになると峻希と初登場の林をピッチに送り、再び猛攻を見せますが、
周りの足が止まってしまっているので、サポートが遅く、孤軍奮闘!うーん、ちょっとかわいそう (^-^;;
出来れば周りが動けるうちにピッチに登場させてあげたかったな …(つω-`。)
諦めずに動く峻希や林には可能性を感じたし、実際にゴールまであと少しというチャンスもありました。
正直なところ、現状の高原よりも峻希、林のほうが遥かに可能性を感じます。
フィンケ監督は高原を先発させましたが、今日のプレーも大分戦のプレーから変化はありませんでした。
高原には期待してるのであえて書きますが、このままではもう厳しいと感じました。
結局、ロスタイムの猛攻も実らず、追加点を獲ることができずに引き分けという結果になりました。
運が強ければ1本ぐらいは決まっていたでしょうが、目指すサッカーには程遠かったかもしれません。
これでポンテ先生が欠場してから1敗3分と勝利がなかなか遠い結果となってしまいました。
現在は 「攻め込まれても獲られない」 ではなく、「攻め込んでいるのに獲れない」チームです。
ゴール前での動き、シュートに繋げるパス、シュートを撃つ意識、まだ上手くいかないですね (^-^;;
特に先に失点してしまうと、同点に追い付くために想像以上のパワーを必要としてしまいます。
ポンテ先生が欠場してから、レッズの攻撃に緩急がないような気がします。
パスを回しても同じスピード、同じテンポになっていて、攻められていても相手は守りやすいのかも。
攻撃のテンポに変化をつけることが出来たなら、点は入るようになる気がします。
サッカーは11人でやるものですが、11人だけでやるものではありません。
この先も、達也、ポンテ、梅崎がいないときは、他の選手がやらなきゃいけないのです。
そしてピッチに送り出された選手のプレーが、その時の“浦和レッズのサッカー”なのだと思います。
目指すものが少し見えたような気がしましたが、メンバーが代わるとまだまだなのが現状です。
チームとして新しいことに挑戦している今季は出来たり、出来なかったりが続くでしょう。
ガンバ戦だってリーグ12戦目です。ガンバ戦のパフォーマンスまで12戦かかっているのです。
出場機会がなかった選手が出てきて、いきなり出来るほど簡単なことをやっている訳ではないと思います。
実戦でしか分からないこと、感じることができないことはたくさんあると思います。
峻希や林が何かを感じて、また練習して、次のチャンスに活かしてくれることを期待しています。
目指すものがはっきりしているなら、多くの選手が理解し、少しでもそこに近づいて欲しいと思います。
セルもまだまだ足りないものがあります。もちろん高原も、もっともっともっともっとできるよね (*^-^)b
もちろん引分けという結果は満足するものではありませんが、勝利だけを求めるつもりはありません。
期待を抱かせるプレーを見せてくれた選手と、峻希や初出場を果たした林には拍手を送りました。
本来のポジションでチームに連動性をもたらした萌に拍手を送りました (=´▽`=)
出来なかったことが多い試合でしたが、出来なかったことが出来るようになればもっと強くなります。
浦和レッズがどんなサッカーを見せてくれるようになるのか、これからの変化を楽しみにしています。
山があって、谷があって、そして最後の最後に歓喜があると最高ですね (*´∀`*)

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