高原の復調を確信し、その圧倒的な存在感が、最後にレッズに勝利を呼び込みました ヾ(*´∀`*)ノ
レッズとしては課題が多い試合でしたが、稚拙な主審のゲームコントロールに壊れそうな試合を、
両チームの選手、サポーターが最後まで、諦めることなくゴールを目指した好ゲームになりました。
2000年以来の山形遠征です。今回も高速道路1000円の恩恵に与かりました (^-^;;;
山形市内のホテルに荷物を預けてからスタジアムに向かいましたが、山形駅では大変な歓迎で…
ここにも…((^-^;;
こっちにも…(((^o^;;;
あらら…ヾ(・ω・;)
ここのところ勝ちから遠ざかっている山形ですが、怪我人多数のレッズに余裕などありません。
負傷の坪井ちゃんの代わりは阿部ちゃんが入り、左から永田、阿部、闘莉王、峻希の魅惑のDFライン。
暢久の出場停止を受けて、両サイドは右に峻希、左に永田と10代コンビが入りました。
負傷明けのポンテ先生は無理をせず、レッズのスイッチを入れる直輝は怪我のためベンチスタートです。
それにしても山形の控え選手の紹介はどうしてあんなに駆け足なんでしょ?
マジな話、アウェイチームのメンバー紹介よりも短かったんじゃないでしょうか (;^o^A
レッズは立ち上がりから動きが少なく、良い入りではなかったと思います。。゚(゚ノω`゚)゚。
直輝がいないことで前線でボールを引き出す動きが少なく、攻めに転じる縦のパスを入れられません。
パスコースを見つけられず、DFラインとボランチの間でボールを回す場面が続きます。
山形はレッズにボールを保持されることは想定済みの様子で、DFラインはやや引き気味で
コンパクトな陣形を保ち、浦和のサイドに入ったボールに対しては激しくプレスをかけてきます。
この日初先発の峻希、2試合目の永田。山形は最初から両サイドに狙いを定めていたのかもしれません。
ボールは保持するもののなかなか縦にボールを入れることが出来ず、たまにサイドに散らしては
囲まれてボールを失うといったシーンが繰り返されます。山形はボールを奪っても単純なカウンターのみ。
日本代表コンビのCBを擁するレッズ守備陣を破ることはできなそうだったのですが…。゚(つω`)゚。
前半、レッズのDFラインはとてもラインと呼べるようなものではなく、バラバラだったように思います。
落ち着いて守備に専念してくれる暢久と坪井ちゃんがCBに入ったナビスコ予選のときとは違って、
SBの峻希、永田は戸惑っているようにさえ感じました。特に峻希は思い切ったプレーが見られません。
今日は闘莉王が前半から頻繁に攻撃参加。闘莉王が上がると啓太が下がってDFラインに入りますが、
これによってなかなか安定したDFラインを作ることが出来なかったように思います。
特に峻希の右サイドは、前のセルがこれまた微妙なプレーっぷりで、右サイド一人ぼっち…(((;^o^A
山形は安定しないレッズDFラインを見越したように、徹底的にSBの裏を狙ってきます。
失点シーンは右サイドからクロスを入れられ、フリーになった古橋選手が難なく先制点をゲット。
一見オフサイドに見えましたが、裏に出されたボールに最後までついていった峻希が戻り切れず、
山形としては正に狙い通り、してやったりの先制点だったと思います。
闘莉王の攻撃参加はもちろんレッズの武器であり、伝家の宝刀であることに間違いはないのですが、
伝家の宝刀も抜きっぱなしの状態で、峻希も永田も思い切ったプレーが出来ないように見えました。
赤豆さんは、この前半の早い時間での闘莉王のプレーの選択は間違っていたと感じています。
闘莉王が上がるということは、前も後もバランスを崩すというリスクを犯していることになります。
リスクを冒す時間は確かに必要です。リスクを冒してでも攻めに出なければならないときはあります。
ただこの試合、前半の早い時間から頻繁にリスクを冒すべきときだったでしょうか。
ここぞというときに抜いてこその “伝家の宝刀” だと思います。
ただ闘莉王は“見える”選手なので、縦にパスを入れられない状況に業を煮やしたのかもしれません。
自ら攻撃の起点となるべくスルスルと上がっちゃったのかなぁ…(^-^;;;
闘莉王は落ち着いて守備に専念し、峻希、永田を自由にプレーさせた方が良かったと感じます。
そのほうがチームとしては安定した戦い方が出来たように感じますし、失点もなかったと思います。
…とはいえ峻希も永田もちょっと抜かれすぎで、まだまだ発展途上だなぁと思いました (;^-^A
先制されてしまい点を獲るしかないレッズは、両サイドを中心に山形ゴールに迫ります。
レッズの選手の目が醒めましたというよりは、山形に守ろうという意識が生まれたのかもしれませんが…
右サイドで峻希と元気のパス交換から絶妙なクロス。闘莉王の頭に合わせますが惜しくもポスト直撃。
闘莉王はとにかく攻撃参加が目立ちました。攻撃が好きな選手ですがここまではあまりありません。
まあ、失点してからはゴールが生まれそうな予感がするプレーが続きましたが…
なかなか得点にならず、リードを許して前半を終わるかと思ったロスタイムに不思議なPK判定 (;^-^A
主審の笛は終始安定せず、試合開始から見えないものが見えたようなので、なにか見えたのでしょう。
ずぅーーーっと主審は闘莉王と遣り合っていたので、注意して見ていたのかもしれませんが…
PKはエジが冷静に決めて同点。山形にとっては単なる同点弾以上にダメージが大きい得点でした。
後半に入りフィンケ監督が切ったカードは元気、永田に代えて、ポンテ、西澤。
いきなり2枚交代は昨年国立競技場で見た記憶がありますが、ポンテ先生の投入は大正解でした。
直輝とはタイプが違いますが、ポンテ先生もチームのスイッチが入る選手でした ゚+。(=´▽`=)。+゚
直輝ほど動きがある選手ではありませんが、ポンテにボールが入ると攻撃陣のスイッチが入ります!
ポンテ先生のところでタメが出来ることによって、攻撃陣が次から次に顔をだすようになります。
もちろん闘莉王も…(^-^;; ポンテ先生が入ることによって闘莉王の攻撃参加も効果的になりました。
得点の匂いがプンプンし始めたと思ったら、あっというまに高原がズドン! (o`・∀・´)メ☆
力強いドリブルで山形DFを振り切り、角度のないところからニアサイドをぶち抜く凄いゴールでした。
あのPKだけじゃすっきりしないなぁ…と少し曇りがかっていた赤豆さんの心も晴れました ヾ(*´∀`*)ノ
逆転してからはほぼ一方的なレッズペースでした。いつ追加点が入ってもおかしくない時間が続きます。
レッズのパス回しに山形の選手がついてこれません。やっぱりその中心にはポンテ先生がいました。
セルもポンテ先生が入ったことによって、やることがはっきりしたのか動きが良くなったように思います。
ただこの時間帯に試合を決めてしまう点を獲れないことが、現在のチームの課題なのかもしれません。
ポンテ先生が倒されたのはPKだと思いますが…何かの埋め合わせのような判定ですか? ヾ(#`Д´ )ノ
残り15分を過ぎて、レッズの足も止まり山形に反撃を許してしまいます (;´д`)
後半に入って守備に追われていた山形の背中を押したのは、絶え間なく聞こえる山形サポの声でした。
何度も決定的なチャンスを作りながら、試合を決定づける1点を決められかったレッズに対し、
最後まで諦めない山形は少ないチャンスをものにし、とうとう試合を振り出しに戻しました。
この得点はレッズにとってはダメージが大きかったと思います。
勢いづく山形に、引き分けも覚悟しましたが、いまやチームのエースとなった高原が窮地を救います。
攻撃参加してきた闘莉王のシュート気味のボールに素早く反応した高原がこの日2点目のゴール!
最後まで諦めない山形を、最後の最後に突き放す値千金のゴールで、苦しい試合をものにしました。
コンビネーションサッカーを指向するレッズでしたが、最後に個の力で無理やり勝利をもぎ取りました。
今季の試合の中では、間違いなく出来が悪かった試合だったと思います。
特に直輝、ポンテがいなかった前半は、レッズがやりたいサッカーは全く出来なかったと思います。
そんな中でも後半に選手交代をきっかけに修正し、最後に勝利を手にしたことは大きいと思います。
この試合で見えたことは多いと思います。勝ちに満足せず目指すものに向かって精進です (っ´∀`c)
フィンケ監督と出発した旅で、チームは少しづつ成長していますが、目指すところはまだまだ遠いです。
それにしてもサッカーではめずらしく2−3とたくさん点が入った試合で白熱しました。
でも、出来ればあまり目立たない主審のもとで試合がしたかったなぁというのが正直な気持ちです。
選手もサポーターも、主審の笛が気になり始めると必要以上に疲れます… ε-(・´д`・)ハァ…

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