真夏の遠征第2弾は広島!昨年は広島遠征がなかったので2年ぶりだったんですけど…。゚(つω`)゚。
リーグ戦では99年以来負けのなかった広島だったのですが、とうとう負けてしまいました (o´Å`)=з
穴から抜けるために穴を深く掘り進んで、入った穴とは別の出口を作ろうとしているのかもしれません。
うん。これだとそのまま穴を抜けるよりも時間が掛かるに違いない!とするともう少し時間がかかります。
立ち上がりはやはりレッズのペースだったと思います。パスも繋がりゴールのチャンスもありました。
セルのドリブル突破や、元気のミドルなど得点に繋がってもいいような場面もあったと思います。
ただ本当にやりたいサッカーでのチャンスというのはまだ少ないような気がします。
やはり広島のDFの前でボールを回すことが多く、DFとGKの間に入るパスが少ないように感じます。
広島のDFが常に都築の方を見てプレーが出来ている状態では得点を奪うのは難しいと思います。
セルや元気のドリブル突破のみが、広島DFを広島のゴールの方に振り向かせるプレーでした。
本当はパスで相手DFを翻弄し、決定機を作るというのが今季のレッズが狙っていることだと思います。
攻撃時は両サイドバックが上がり、人数を掛けて攻めてはいますが、
チームとして相手をヒヤッとさせるような攻撃になるにはもう少し時間がかかることを実感しました。
セルや元気のドリブル突破は、広島は少なからずヒヤッとしたでしょうし、怖さを感じたと思います。
組織として崩していく攻撃に、個人の力を活かした攻撃を織り交ぜていくことが目指すところかなぁ。
繰り返し、繰り返し、広島のゴール前にボールを運びますが、なかなか得点に結びつきませんでした。
何事も繰り返し、失敗することで、「次はこう攻めよう」とか「こう動いてみよう」などのアイデアが
次の攻撃に繋がるのですが、それもいまのレッズは先に失点しないことが前提だと思います。
うーん、ここで先に失点してしまい持ち堪えられないところがつらいですね。
やられ方はいつも一緒なので、この攻撃を封じてしまえば少なくとも負けることはないし、
失点しない安心感から3点ぐらいは獲れるようになって、最強浦和レッズに近づきそうなんですけど。
好調時は攻撃が守備を引っ張り、守備が攻撃を奮い立たせるのですが、いまは逆のサイクルです。
決めきれないことで、守備の破綻を招き、先に失点することで、攻撃に焦りを招いていると感じます。
先に点を獲るまで持ちこたえることが出来たら、リードを奪う展開に持ち込めたら。。。
失点は中盤でのボールロストから、レッズ左サイドの裏のスペースを使われ、
サイドチェンジからマークが甘くなったところを槙野選手にフリーでシュートを撃たれてしまいました。
槙野選手にはエジがついていたのですが、中央に切れ込まれたときにそのままついていくのか、
マークを受け渡すのか、右のスペースはどうするのか、実に中途半端だったように思います。
… エジがついていったとしても、エジがいたスペースにパスを出されて万事窮すだったかもしれません。
失点しないためには攻撃し続けること。でもそんなことは無理です (;^-^A
だからこそボールを失ったときのバランス、攻撃を受けるときのバランスが問題になります。
いまレッズはボールの失い方が悪いため、攻撃から守勢に回った時のバランスが崩れています。
いずれも中盤の危険な位置でボールを失ったところが相手の攻撃の起点になっています。
残念ながらいまのレッズはそこには手を打っていないようにみうけられます (;´∀`)
だからといって裏のスペースを埋めるために、サイドバックが上がらないサッカーは見たくありません。
攻撃時にサイドの裏にスペースが出来ることには目を瞑っている、それを許容しているのであれば、
そこにボールを出させない、あるいはボールを出すのを遅らせる工夫が必要なのでしょう。
そりゃあシュートで終わるのが一番いいに決まっています。そんなことは選手も分かっています。
昨年まではまったく違った戦術で戦ってきた選手たちです。変えるということは大変だと実感します。
危険な中盤でボールを失わないこと、でも手数をかけるパスサッカーはミスと隣り合わせです。
選手がへたくそになったわけではありませんし、それこそが変わろうとしている姿なのだと思います。
昨年までは攻撃に手数をかけていないので、そもそもミスをする場面が少なかっただけのこと。
ミスをしてはいけない場面でミスをし、ミスが失点に繋がる。でも変わろうとしているからミスが出る。
広島にもそうチャンスがあったわけではないのでもう少しだと思うのですが…
ウチとやるときってどこのチームも精度が高いですよね。なんなんでしょうと思います (^-^;;;
前半に2失点してしまうと連敗中だけに、それを跳ね返すだけの力を出すのは厳しいです 。゚(つω`)゚。。
後半に入って闘莉王、高原を投入し流れが良くなったように思います。
闘莉王に与えられた仕事はボールを捌くこと、ボールを奪われないこと、そして点を獲ることでした。
中盤に闘莉王を入れることには未だに懐疑的ですが、使える選手が少なく、ボールを落ち着かせ、
周りが見える闘莉王を起用することは必然だったのかもしれません。何より気持が強い選手です。
素早いリスタートからゴールネットを揺らし、それが認められなくても、
再びヘッドでゴールを奪う強い気持ちは、連敗中のチームにとって一番必要なものだと思います。
闘莉王が入り不用意にボールを奪われることがなくなり、カウンターを受けることが少なくなりました。
つくづく闘莉王という選手は凄い選手だなぁと思いました (*´∀`*)o
結局、このあとレッズがゴールネットを揺らすことはありませんでした。
試合は2−1でレッズの敗戦となり、これで公式戦7連敗。リーグ戦は6連敗で順位を下げました。
連敗中は、何をどうしたって、この連敗が永遠に続くんじゃないかと不安になるものです。
試合後に選手が下を向いているのを見るのは辛いものです。でも下を見ても変わることはありません。
今は前を向いてその先に待っているものを信じて、歩みを進めるしかありません。
地上に向けて掘り進んでいるトンネルは、あとどのくらいで明るい光に照らされるでしょう。
選手も私たちサポーターも、いま経験していることを明日の勝利への糧にしてなければいけません。
世間から見たら泥沼、底なしの連敗ですが、貴重な経験をしていると赤豆さんは思っています (*´∀`*)
レッズ試練の「真夏の遠方アウェイの旅」は、来週の神戸でひと段落です (o`・∀・´)メ☆ハリキッテイコー
そんなにダメダメなサッカーではないと思いますし、ひとつのきっかけで大きく変わる気もしています。
レッズのパスサッカーで、神戸のDFが慌てて味方のGKの方に振り返る姿が見られるかもしれません。
負けてばっかりの8月でしたが、最後は勝って締めくくりたいなぁ…ヾ(*´∀`*)ノ

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