試合前の空がレッズの勝利を暗示していたのかもしれませんね ゚+。(=´▽`=)。+゚
先週、ようやく8連敗を脱したばかりのレッズですが、チームの真価が問われる試合がやってきました。
先日の鹿島戦では1−3と圧倒し、JリーグもACLもナビも、優勝の可能性がある川崎が相手です。
GKは都築に代わって山岸が先発。都築は代表に行くと調子を崩してしまいます…
そしてセルの怪我でついにというか、ようやくというか、とうとう梅崎が今季初先発しました ( ´ー`)ノ
直輝、高原がサブに復帰し、ようやく選手が戻ってきた感じのするレッズです。
レッズは梅崎と元気の関係が良好で、右の暢久も涼しいので本来の力が発揮できているご様子 ^^;;
川崎のサイドが弱いのかもしれませんが、繰り返しサイドから崩しにかかりますがいま一歩。
サイドからのクロスは、ゴール前を固める川崎守備陣に跳ね返されることが多く工夫が必要ですね。
サイドでは自由に攻撃が出来ていたのですが、ゴール前ではエジに良い形でボールが入らず、
エジが潰されたときにどうやって攻撃に繋げるのか、アイデアと工夫が必要だと感じました。
ただ川崎は守備を固めていたので、ゴリゴリ行って相手の思う壺にハマることは得策ではありません。
川崎はスピードのある前の選手を活かす鋭いカウンターが最大の武器なので、
調子に乗って一丸となって攻めていると、それがアダとなることもあるので今日は守備意識が高いです。
逆に川崎も自分のストロングポイントを活かすためのか、自分たちからは攻めてくることはありません。
後ろでボールを回していてもプレッシャーにこないのでペースを作ることが出来ました。
カウンターに対してはしっかりとスペースを埋める守備で川崎の攻撃を封じていたと思います。
レッズのカウンターのチャンスでも無理に人数をかけることはせず、バランスを重視していたと思います。
レッズはあくまでも自分たちのペースで、自分たちのサッカーを繰り返していたように思います。
川崎にとってはレッズの攻撃は怖くないので、“やらせている” つもりだったのかもしれませんが、
実はレッズの掌の上で、川崎にサッカーを “させていた” のではないかと思います。
手ごたえの感じる前半0−0でした (*´∀`*)
後半、一転して川崎の猛攻。でもそれって本来の川崎のサッカーじゃないような気もします。
川崎に何度もゴール前に迫られますが、スペースがあってこそ活きる川崎の前線なので、
レッズのDFも集中してたし、守備の人数が揃っているのでゴールを割らせることはありませんでした。
前半は中盤でしっかり相手の攻撃を潰しカウンターの芽を摘み、後半はDF陣が集中して守りました。
… カウンターを封じられた川崎は攻めあぐねている感がアリアリでしたね。下位相手ですし…((^-^;;;
川崎の時間が続きますが、レッズがしっかりと試合をコントロールしていたと思います。
攻め込んではいても得点の匂いのしない川崎に、そろそろ焦りがでてきた後半22分レッズが先制します。
先制点はポンテ先生のFK。前半からポンテ先生のCK、FKの精度はあまり良くなかったのですが…
レッズゴール裏に向かって巻くように吹いている風が影響していたのかもしれませんが、
ポンテ先生だけでなく、川崎のCK、FKも精度を欠いていたように思います。
闘莉王の存在が大きかったとは思いますが、さほど防ぐのが難しいとは思われない軌道だったのに、
そのまま川崎ゴールに吸い込まれたポンテのFKは、風の影響で微妙な動きをしたのかもしれません。
流れが川崎に行きかけていた時間帯の得点はレッズにとっては大きな力を与える得点でした。
… 代表GKの川島選手の呆然とした顔が印象的な先制点でした (((^-^;;;;
これでますます川崎は前掛りになって攻撃を仕掛けてきます。
ただチームとして攻撃しているというよりは、ゴリゴリと単騎勝負を挑んでくることが多く、
数的に不利な状況を作られることはなく、レッズとしては守りやすかったんじゃないでしょうか。
カウンターになると怖い川崎の強力3トップでしたが、“協力3トップ” ではありませんでしたね。
… かつてのレッズの強力3トップの攻撃が封じられたシーンを思い出しました (;^o^A
1点リードしたレッズは攻撃の起点になっていた梅崎に代え堀之内。完全に守備にシフトします。
川崎の攻撃を凌いで虎視眈眈とカウンターを狙うという、まるで川崎か?!という感じ…((^-^;;;
フィンケ監督はこれまでのリーグ戦でも、ホームとアウェイの試合で微妙に戦術を変えます。
大雑把に表現すると、ホームではより攻撃的に、アウェイではやや守備的に、って感じでしょうか。
試合によってはアウェイで試験的なことにもチャレンジしたりすることもあるのですが、
1点リードしたレッズは、より現実的に “勝利” を追求したアウェイの戦術を展開します。
このまま0−1で勝利だとかなり疲れる試合になったのですが、追加点は理想的な形ではいります。
梅崎がドリブルで左サイドに侵入、ポンテを経由したボールは逆サイドに上がってきた啓太に。
啓太は右サイドを駆け上がってくる暢久に。フリーになった暢久はマイナス気味に中央のエジに。
エジが頑張ったボールに、啓太が豪快に振り抜いたボールは川崎ゴールに突き刺さりました ヾ(*´∀`*)ノ
多くの選手が絡んだゴールで、練習で何度も繰り返したプレーだったように思います。
そしてゴールを決めた啓太は少し前に梅崎からのボールをジャンピングボレーで派手に外していただけに
しっかりと押さえて、ボールに力を乗せたような低い弾道の素晴らしいゴールだったと思います。
ボランチの啓太が決めたゴールは、チームにとってとても意味のあるゴールでした (*´∀`*)
飛ぶ鳥を落とす勢いの川崎はいまや浦和レッズなんて眼中にないといった感じだったんでしょうね。
このあとは焦って攻めてくる川崎をいなし、落ち着いて試合を終わらせることに集中していました。
レナチーニョ選手が萌の髪の毛を引っ張って倒したプレーは、川崎の焦りを感じさせるプレーでした。
試合はこのまま0−2で終了。上位の川崎を完封し、レッズはリーグ戦2連勝を飾りました!
8連敗のトンネルを抜け出したレッズの先には、やっぱり明るい未来が開けていたかなぁ…。゚(つω`)゚。
… 川崎は今季ホーム無敗だったようで、なんちゃらストッパーの面目躍如 (;´∀`)
梅崎のキレはサイドを蹂躙し、啓太や阿部ちゃんがしっかりと動き回り前線にも顔を出し、
坪井ちゃんが快足を飛ばしてピンチを回避、闘莉王が後ろでしっかりとボールを跳ね返す…
チームとしても選手の距離感が良く、非常にコンパクトに、そして試合に集中して出来ていました。
選手は気持ちの入ったプレーを見せてくれました。中盤の寄せも早く、球際も強かったと思います。
スタジアムの雰囲気も良かったなあ。「PRIDE OF URAWA」 は選手の力になっていたと思います。
さあ、本格的に収穫の9月の始まりかなぁ。大型連休は最高の形でスタートしました ヾ(*′∀`*)ノゥレシィ

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