遠征というほどの距離もなく、中途半端に遠いアウェイ湘南戦です ゚。(*^▽^*)ゞ
リーグ戦はワールドカップ中断に入り、ナビスコカップの予選が再開されました。
断続的に開催されてきたナビ予選ですが、ここまで無敗でグループ首位と好位置につけています。
レッズとしてはこのまま無敗を継続して、久しぶりのナビスコのタイトルに近づきたいところです (^-^)
全国植樹祭の影響で交通規制があったり、湘南新宿ラインがホーム拡幅工事のため運休になったりと、
参戦を阻む幾多の困難を乗り越えて平塚競技場に到着した赤豆さんを待っていたのは灼熱の太陽 (^^;;
2000年のJ2以来、久しぶりに平塚に行きましたが、ほとんど変わっていないという印象。
今日の赤豆さんはゴール裏には入らず、バックスタンドで観戦しました。
遠くに見えたマスコットが ユルキャラの大根 に見えて周囲に笑われたのは不覚でした…(^o^;;
レッズはワールドカップの選手登録の関係で阿部ちゃんと達也が欠場が決定。
前節から、山岸→順大、阿部ちゃん→啓太、達也→元気程度の変更かと予想していましたが、
細貝→堀之内、宇賀神→サヌと中盤をゴッソリと入れ替えたメンバーで臨みました。
仙台戦でまずまずのプレーを見せたスピラちゃんは予想通り先発。まあ、暢久には暑過ぎだし…((^o^;;;
立ち上がりからほぼ一方的にレッズがボールを支配しました。
リーグで1度対戦していますのでレッズ対策スペシャルな湘南の“ドン引き作戦”をとってきました。
レッズはリーグ戦でも苦戦を強いられる苦手なドン引きスタイルの相手からどうやって点をとるのか。
課題を克服していかなければならないレッズとしても望むところ (o´∀`)b
だんだんとゴールに近づいている感じがするんですけどね〜
このパスが通っていれば決定的!というパスに連係ミスがあったり、シュートが決まらなかったり、
ここがいまの壁なのかもしれないのですが、ゴールを奪うためのプレーが増えていると感じます。
湘南は引いてカウンターという狙いなのですが、湘南ゴールに近い位置でしかボールを奪えないため、
カウンターの切れ味もいまひとつで、レッズ守備陣を慌てさせることが出来ません。
レッズは自分たちが攻撃しているときに、高い位置で奪われることが少なくなっていると思います。
スピラちゃんも連係に不安を感じますが、落ち着いてプレーしているように見えました。
達也に代わって先発出場した元気は積極的にドリブルで仕掛け、ポンテにラストパスを出したり、
ゴール前に顔を出しシュートを放ったり、守備にも頑張っていたように感じます。
赤豆さんは元気がボールを持つとワクワク感が増して、身を乗り出して声援も1割増し (;^-^A
元気が得点に絡むようなプレーを続けることができると、レッズは壁を突き抜けるかもしれません。
先制点は “浦和レッズ背番号4” スピラちゃんが起点になりました (*´∀`*)
スピラちゃんのロングボールをエジが落として、ボールを拾った柏木がワンタッチでスルーパス。
右サイドからゴール前に走り抜けたポンテに綺麗にパスが通り、豪快に湘南ゴールに蹴り込みました。
湘南守備陣を翻弄したゴールは実に爽快な素晴らしいゴールだったと思います。
ただ、今日は得点したあとがいけませんでした 。゜(つω`)゜。
それまで湘南を圧倒していたので、この後も2点、3点と期待していたのですが…
先制されたことで湘南が幾分攻めてくるようになると、とたんにバタバタしはじめました。
左サイドから簡単にクロスを上げられ、ファーサイドの選手にあっさりとボールが渡り失点。
今季はああいったときにファーの選手が数的不利になってる場面をよく見るので、
サヌさんの守備というよりは、チームとして改善していかなきゃならないことなんだと思います。
チームのやり方でどうしてもギャップが出来てしまうのかもしれません。
この失点が久しぶりに先発した啓太&堀之内のボランチコンビの精神的な余裕を奪ったかな…
きっといまのレッズは “攻撃こそ最大の防御” で、でも奪われた時にはボランチがしっかりケア。
ボランチの選手が攻撃でも守備でもキモになっていて、ここが不安定だと全体が不安定になります。
啓太もホリも “しっかりケア” が気になっちゃったのかなぁ〜と感じました。
こうなると攻撃面でも前後が分断し、攻撃だけでなく守備もうまく機能しなくなります。
湘南の攻撃で何度かヒヤリとする場面もありましたが両チームに追加点はなく前半を終了しました。
後半のあたまから元気に代わってセル。仙台戦ではよかったセルでしたが…
赤豆さんは元気をそのまま見たかったのですが、この交代は最初から決まっていたと思います。
後半は湘南も積極的に攻撃に出てきて来たこともあって攻め合いの展開になりました。
ただレッズのほうは中盤での動きが少なくなり、やりたいサッカーではなかったように感じます。
後半のカウンター合戦は湘南得意な土俵上で戦っているような印象でした。
しかし追加点は自分たちのサッカーが出来ないレッズに入りました (*´∀`*)
PA内で柏木のスローイングを受けたスピラちゃんがフェイントで湘南DF2人を剥がしクロス。
エジがきっちり頭で合わせてレッズに決勝点となる2点目が入りました。
スピラちゃんはボールを入れる柏木に“ここにボールが欲しい” と要求し、
柏木がそこにきちんとボールを入れ、ボールを受ける前にイメージが出来ていたと思います。
エジのヘッドが決まったときのスピラちゃんは、狙ったプレーが出来て喜び爆発 ヾ(*´∀`*)ノ
勝ち越し点を奪ったレッズでしたが、この後も不安定な状態は続きます。
後半、元気に代わってピッチに登場したセルでしたが、著しく出来が悪かったと思います。
電池切れというか、最初から電池が入っていなかったんじゃないか?ほんと怪我かと思いました。
走らない、キープ出来ない。シュート出来ない…期待が大きかっただけに残念度も大きかったです。
セルにとっても頑張りどころだと思うのですが、セルのプレー振りはもどかしい限りです。
暑さもあってか中盤省略のサッカーになってしまい両方にチャンスがあるハラハラする展開。
リードしているんだからもっと落ち着いて出来ないものかと思ってしまいますが、
前半に比べてボールを失う位置が悪く、何度か湘南にチャンスを与えてしまいました。
もっとも自分たちにも突き放すチャンスはあったので、決めておけば何の問題もないのですが…
途中、ホリに代えて萌、傷んだサヌさんに代わって宇賀神を投入しますが追加点は奪えませんでした。
相手の闘志をヘシ折る1点を奪うことが出来ず、最後まで湘南の圧力に苦しみました。
今日のレッズの守備で、1点リードの時間帯が長いのは精神的に本当に疲れました (;^-^A
後半ロスタイムには、カウンターから坪井ちゃんにビックチャンスが転がり込んできますが、
坪井ちゃんの狙いすましたコントロールシュートは惜しくも相手GKに阻まれてしまいます。
あれが決まっていたら湘南地方で “坪井祭り” の開催が決定だったんですけどね〜(o´∀`)b
試合内容は仙台戦のほうが遥かに良かったと思いますが、勝利を手放さず逃げ切りに成功しました。
いろいろな意味で誰もが勝利が欲しいと思った試合に勝てたことが、本当に良かったと思います。
それぞれが“いま出来ることに集中した” 試合だったと思います。
試合後には、湘南の中村祐也選手がレッズのゴール裏にも挨拶に来ました。
途中出場で結果も負けてしまい悔しかったと思うけど、中村祐也選手の “けじめ”だったかも。
レッズサポの拍手を背に、湘南の仲間のもとに走っていく祐也というシーンは素敵な光景でした。
試合が終わっても平塚競技場の陽射しは、まだ暑く熱くスタジアムを照らしていました。
2010年ナビスコカップ、グループリーグ第3節
湘南ベルマーレ 1−2(前半1−1) 浦和レッズ
得点者:22分ポンテ、25分三平、58分エジ
主審:松村和彦
2010年5月22日(土) 14:00 KO 平塚競技場 入場者:12,322人

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