長い長い中断期間を終え、ようやく浦和レッズのホーム開幕戦は快晴でした (*´∀`)b
前日だったら嵐の中でのホーム開幕戦だったのですが良い子のレッズサポのおかげです。
ホーム開幕戦を迎える埼玉スタジアムは、少し凛として誇らしげな姿をしているように見えました。
週末に埼玉スタジアムを訪れるいつもの週末が戻ってきて、ワクワクな赤豆さんでした。
1ヶ月半ぶりの再開&2011年のホーム開幕ですから、普段はお休みのこの方も…゚。(*^▽^*)ゞ
天然記念物並みにめったに姿を見せないレディアですが、今日ばかりは年に何度もない活躍の日。
最強ライバルのコバトンに負けるものかと、南広場で大忙しでファンサービスの真っ最中でした。
スタジアムでの待機列を久しぶりに見ることが出来て嬉しかったり、
ハートフルコンサートの音楽を聴いてノリノリだったり、いつもよりウロウロしました。
本当に天気に恵まれて良かった!さあ、快晴の埼スタで我が浦和レッズの再スタートです (=´ー`)
長い中断による試合勘のなさが心配でしたが、試合を渇望する気持ちが勝ったようです。
試合開始からほぼ名古屋を圧倒し、最初から最後まで途切れぬ集中力で一気に駆け抜けました。
スタジアムを包む歓声にのせて、サッカーを楽しむように選手たちは躍動していました。
レッズの先発は、エジの1トップに達也と元気が両サイドに入り、
中盤の上がり目の位置にマルシオと柏木が並び、アンカーに暢久が入るような布陣でした。
右SBは平川に代わって峻希、左SBには宇賀神、CBに永田とスピラが入りました。
ちょうどピッチ練習が終わりかけた頃、いきなり水がしゅわぁーーーーーーっと (;´ー`)
最初は名古屋側に向いていたので、闘莉王でも狙ってるのかと思いましたが万遍なくでしたぁ。
埼玉スタジアムでここまで試合直前にピッチに水を撒くのは今までにはなかったことだと思います。
… ペトロの要望で水を撒いたそうですが、これからも出来ることはなんでもやって欲しいです。
名古屋は玉田がいませんでしたが、昨年の埼スタを回避した闘莉王は先発しました。
試合前の “HAPPY Birthday” のコーナーで朝井さんに名前が呼ばれるかと期待したのですが、
さすがにそれはなかったですね〜でも優しいレッズサポはしっかり誕生日は憶えてましたよ〜
… 試合を通して、闘莉王が嫌いだった盛大なブーイングが誕生日プレゼントでした (;´ー`)
スタジアムの中で段々と盛り上がってくるキックオフまでの時間も久しぶりでした。
選手がピッチでウォームアップを始め、緊張感と期待感が入り混じるこの時間帯が大好きです。
選手入場時にはスタンドを赤・白・黒のチームカラーに染め上げて選手を鼓舞します。
バックスタンドには共に歴史を刻んできた赤・白・黒のハートの12のデカ旗が広がりました。
『待ってたぜ浦和レッズ!共に駆け抜けよう。世界の仲間に感謝し俺達の力を見せつけようぜ!』
久しぶりに見たレッズは大きく変わっていました。エジがシセだったり… (;^o^A イヤ!ソウジャナクテ…
ますは、柏木をハッキリと前に上げ、暢久をアンカーに起用し4−1−2−3の布陣にしたこと。
柏木を前目で起用することで、攻撃の人数が増え、攻撃陣の距離感がよくなったように感じました。
これまで少し苦しんでいた柏木もマルシオも動きに迷いがなくなったように思います。
そしてこの布陣変更と関係あるのかもしれませんが、大きく違っていたのは両SHの動きです。
ペトロ監督になってから両SHはタッチライン沿いに張っていて、ボールを受けるととにかく勝負!
達也や元気が常に1対1の勝負を仕掛けるというサッカーで、SBの上がりもほとんどありませんでした。
ところが今日はサイドに振っても常に1対1を狙うのではなく、マルシオ、柏木がフォローに入り、
右SBに入った峻希も、機を見て駆け上がり攻撃参加するシーンが何度も見られるようになりました。
エジ、達也、柏木、マルシオ、そして峻希が絡み、数的有利を作る攻撃は昨年に近いものを感じました。
サイドで人数をかけて相手を翻弄し、相手を引きつけてからのサイドチェンジは効果的でした。
SHに入った達也、元気、それをフォローする峻希、宇賀神の動きは今後のカギになると感じました。
そしてそれは柏木を上げ、マルシオ、エジと近くでプレーさせたことの効果なのかもしれません。
立ち上りからレッズは良いリズムでサッカーが出来ていたと思います。
開始早々にマルシオ→エジのパスが通り、エジがDFをかわしてシュートするも枠を捉えきれず。
息つく間もなく達也とマルシオでエリア右サイドを攻略し、最後は元気が宇宙開発という場面も。
… ここで落ち着いて枠に飛ばせるようになると元気も覚醒したなぁ…と思うのですが…
先制点は前半12分。高い位置でボールを奪ったエジが右の達也へパス。
パスを受けた達也はドリブルで突進し、最後はPA直前に中に切れ込み右足で強烈なシュート。
シュートは楢崎選手が弾きましたが、詰めていたマルシオが落ち着いて蹴り込んで先制しました。
ゴールはマルシオが決めましたが、ゴール前にはマルシオ、エジ、元気が詰めており、
楢崎選手が違う方向に弾いたとしても、高い確率でレッズの誰かが決めることになったと思います。
ゴール前に多くの選手が顔を出していたプレーは迫力がありました (^-^)v
レッズの2点目は24分。永田がケネディに競り勝ち、ボールは柏木へ。
マルシオがオフサイドからオンサイドに動き直すのを待って、柏木は闘莉王の裏へスルーパス。
抜け出したマルシオに対応しようと出てきた楢崎選手を見越したようにマイナスのクロスを送ると、
後方から名古屋DFに間に走り込んだ達也が難なくゴールに流し込みました (o ^-^)b
これで前半の早い時間で2点のリードを奪うことに成功しました。
守備では永田、スピラを中心に安定した守備を見せたと思います。
先制され早くも闘莉王が前線に顔を出すようになりましたがチャンスにはなりませんでした。
暢久がスカッとやらかしたときは肝を冷やしましたが、事無きを得て笑い話で済みました (;´ー`)
レッズは前線で、エジ、達也、元気は相手DFに対して常にプレッシャーをかけ続けました。
とにかく最終ラインから自由にボールを送ることができないように徹底されていたと思います。
中盤でも相手ボールホルダーに対しては挟み込むように、数的有利な状況を作り、
高い位置でボールを奪い、そこから攻撃に転じることが出来ていたと思います。
後半に入り2点をリードしていることもあってしっかりと守ってカウンターを狙う展開に。
ただ守りの意識が強くなりすぎたのか、名古屋の攻撃に晒されることになりました。
後半の苦しい時間帯の守備面では、高さのある永田、スピラがよく弾き返していたと感じました。
2点差リードで、1点返されるとどうなるか分からない展開でしたがここは本当によく耐えました。
注目の名古屋の永井選手でしたが、いくら速いといっても峻希が尽く潰していました。
峻希のしつこい守備というか、最後の最後まで諦めないプレーに永井選手は封じられたと思います。
ボールを奪って攻撃に転じるシーンもあり、永井選手に対しては峻希が頼もしく感じられました。
守備で頑張っているとカウンターからチャンスが生まれるようになります。
レッズも名古屋も中盤が間延びしてしまい、中盤がスカスカになってしまいましたが、
レッズが2点をリードしていることもあって、名古屋のほうがプレーに焦りが見られました。
それにしてもレッズのカウンターも決まりませんでした。可能性は感じたんですけどね〜 (^^;;
70分過ぎには達也が右から上げたクロスに、エジがバイシクルで合わせますが空振り (;´ー`)
元気が相手DFの間を割って入って放ったシュートは、楢崎選手に至近距離で防がれてしまいました。
後半に入って最大のチャンスでしたが、試合を決定付ける3点目を奪うことはできません。
それでも最初から最後まで手を抜かずに頑張ったご褒美は、しっかり元気にもたらされます。
試合結果を左右する次の1点。勝利を確信するレッズの3点目は、元気の頑張りから生まれました。
センターサークル付近でバックパスを受うけた相手DFのトラップが少し大きくなったところを、
元気が逃さずスライディングでボールを掻っ攫うと、立ち上がってそのままドリブルで突進します。
楢崎選手との1対1は1度は弾き返されたものの、粘ってゴールに捻じ込みました (=´ー`)
名古屋に強い元気の本領発揮というところでしょうか。喜ぶ元気の姿が眩しかったです (o ^-^)b
その後、達也→セル、暢久→青山、元気→マゾーラと交代カードを切りました。
名古屋は戦意喪失か、後半ロスタイムにはマゾーラが4点目の絶好機を迎えましたが決め切れず、
楢崎選手が弾いたところにセルが詰めていましたが大きく枠を外してしまいました (;´ー`)
そして、なんと! ここでマゾーラは電池切れ…(;^o^A おいおい…早すぎだろう…
もし、4点目が決まっていたらドンチャン騒ぎでしたが、そこまで上手くはいかないもので…(^^;
結局、試合はこのままレッズが3−0で、昨年のチャンピオン名古屋グランパスに勝利しました。
大切な大切なホーム開幕戦、得点も内容も名古屋を圧倒しての素晴らしい勝利でした。
まだ勝ち点3を得ただけですが、今季の浦和レッズにとっては大きな大きな第1歩です。
やっぱり、埼玉スタジアムのピッチは綺麗でした。観客で埋まったスタンドは素敵でした。
埼玉スタジアムが歓声に包まれたときに、身体が震えるほどの感動を感じることが出来ました。
サッカーのある日常が、浦和レッズと共に過ごす週末が、赤豆さんのもとに帰ってきました。
今年も自分たちのために戦ってくれるチームがある幸せを感じて1年を過ごしたいです (=´ー`)
真剣に勝利を目指して、全力を尽くして戦う選手と同じ場所で同じ空気を感じていたいと思います。
5万人は入らなかったけど、今日の埼玉スタジアムは紛れもなくレッズのホームでした。
今日は誇りと勇気と希望を感じる幸せな日になったと感じています ヾ(*´∀`*)ノ
さあ、来週は仙台に乗り込むぞ!!!頑張ろうぜ!浦和レッズ!
2011年Jリーグ 第7節
浦和レッズ3−0(前半2−0)名古屋グランパス
得点者:12分マルシオ、25分達也、78分元気
主審:村上伸次
2011年4月24日(日)14:03 KO 埼玉スタジアム 入場者:42,767人

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