レッズレディースの試合を観にNACK5スタジアムに行ってきました (o´∀`)b
ナビスコ決勝の翌日、なんとなく元気に見える赤豆さんも実は深く傷ついています。
着々と経験を蓄積してきたクラブと、何の蓄積もないクラブの違いに無力感を味わいました。
負けるとやっぱり凹んでしまって、「元気出さなきゃ!」 と励まされて生活しています。
家族はレッズの成績が、赤豆さんの精神状態を直接左右するので堪ったもんじゃありません (^^;;
そんなわけで今日は家で悶々としていようと決めていたのですが…゚。(*^▽^*)ゞ
当日券も出ると発表になっていた、レディースの試合を観にNACK5スタジアムに行ってきました。
赤豆さんがレディースの試合に行ったのは、8月13日のジェフ千葉レディース戦以来のこと。
あの試合は…同点でむかえた終盤に、交代で入ってきた丸山選手に決められた悔しい試合でした。
数年前のREDSFESTAで、山郷さんにお願いされたのに今季はあまり足を運べていませんでした。
今回は自転車に乗って爽やかに行こうかとも思ったのですが、雨の予報もあったのでバス (;^o^A
しかも、野暮用があったために、キックオフギリギリでのスタジアム到着となりました。
スタジアムには、これまでのレディースの試合の中で一番の観客を集めていたんじゃないかなぁ。
相手は無敗でなでしこリーグ首位を走るINAC神戸レオネッサでした。
INAC神戸レオネッサは大型補強で代表がずらーーーっと並んだ豪華な布陣で、
ワールドカップ優勝、オリンピック出場権獲得の追い風もあって超人気チームになりました。
試合中に報道各社のカメラマンがどこに位置どるかで世論の期待度が分かりますが、
レッズのゴール場面を狙うのは清尾さん1人、INACのゴール場面を狙うのは数えきれない報道陣。
世の中の大多数の人たちは、澤選手や川澄選手のゴールを期待しているのが良く分かりました。
今日の試合はレッズレディースのホームゲームなのになぁ。軽く不快感 ε=(。・`ω´・。)
試合は序盤からINACのペースで進行します。
簡単には自由にプレーをさせてくれないですし、鬼のようなプレスが襲い掛かります。
高瀬選手、川澄選手、近賀選手、澤選手、大野選手…これは強いことは間違いないです。
海堀選手なんてハーフウェイ付近まで上がって守ってるんですから、
舐められているというか、絶対にボールを獲られない自信があるんだろうなぁと思いました。
なんかのはずみでボールを奪って、どかーんと狙ってみたら面白いのに…とずっと思ってました。
攻めるINAC、守るレッズの展開でしたが先制点はレッズに入りました ゚ヽ(*´∀`)ノ゚
後藤選手が左サイドで粘って中央の岩倉選手にパスを送り、
ボールを受けた岩倉選手はワンタッチでDFを交わし、ゴール右隅を狙ってシュート。
右足から放たれたボールは綺麗な弾道を残し、海堀選手の手を掠めゴールに吸い込まれました。
反対側のゴール前でのプレーでしたが、岩倉選手の相手を交すプレーが華麗で…
狙いすましたシュートの弾道も、ゴールに吸い込まれるまではっきりと見えていました。
どうだ!見たか!と言わんばかりの気持ちの良いゴールだったと思います。
これでINACの圧力が一段と強まり、危ない場面が満載の前半になりました。
GKの池田選手を中心にまさに体を張った守備で、INACにゴールを割らせませんでした。
ただ、危ない場面は多かったのですが、失点をするような空気は全く感じられませんでした。
逆に少ないチャンスでしたが、レッズの方が決定的なシーンが多かったように思います。
相手にポゼッションされながらも、試合をコントロールしていたのはレッズレディースでした。
後半も立ち上がりからレッズゴール前に殺到するINACの選手達。
ここでも体を張った凄い守備で、レッズゴールに完全に鍵をかけ守り抜きました。
必死の守備にINACの選手達も次第に疲れが見え始め、焦りが見えるようになってきました。
レッズもただ守っているだけではなく、何度もカウンターから追加点を奪うチャンスがありました。
このチャンスを一つでも決めていたら、INACの選手の心を折ることが出来たかもしれませんが、
今度は反対にINACの選手が体を張った凄い守備で、追加点を許しませんでした。
お互いにチャンスがありながら決め切れない展開で、このまま逃げ切れるかと思った89分。
INACのコーナーキックからとうとう澤選手に決められてしまいました…
報道陣に狙った画像を提供したことも悔しいですが、ここで決める澤選手はやっぱり凄い選手です。
もう少しでINACに今季初黒星をつけることが出来たのに…。゚゚(ノ´д`ヾ。)゚゚。
悔しい悔しい失点でしたが、終盤はINACの選手以上にレッズの選手にも疲れが見え始め、
INACにゴール前に釘付けにされ、押し戻すことが出来なかったので厳しい状況でした。
両チームに勝利のチャンスがあった試合だったと思います。
勝てなかったけど負けなかった。負けなかったけど勝てなかった。やっぱり勝ちたかった。
きっと両チームにとって、そんな試合だったんじゃないかと赤豆さんは思いました。
レッズレディースとしては、上手く戦っていただけに89分の失点は悔やまれますが、
89分の失点よりも追加点が奪えなかったことが、引分けに持ち込まれた最大の原因でした。
レッズレディースの選手にとっては悔しい悔しい痛恨の引分けでしたが、
90分間、攻守に渡って女子サッカーの楽しさ、レディースの素晴らしさを伝えた試合でした。
味方がボールを奪うと、一斉にぶわぁーーっと走り出す選手達。
得点を決めた岩倉選手だけでなく、安田選手も斎藤選手も後藤選手も藤田選手も負けてなかった。
柳田選手も矢野選手も土橋選手も堂園選手も岸川選手も池田選手もみんな頑張ってくれました。
全然、INACの選手に負けていなかった。赤豆さんの中ではみんな輝いて見えました。
「やっぱりサッカーは楽しいなぁ〜」 ということを、改めて感じることが出来た試合でした。
リーグ戦も終盤に入り、レッズレディースは本当に良いチームになったなぁと感じました。
試合後に川澄選手に群がる報道陣と、矢野選手のインタビューが印象的でした (=´ー`)=3

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