勝てなかったことは残念でしたが緊張感のある試合でした (=´ー`)
攻撃するためには相手にボールを持ってもらわないとどうにもならない仙台と、
無理にボールは奪いには行かないけれど、自分たちがボールを保持し攻撃を仕掛ける浦和。
両チームのこの試合における思惑が、微妙に交錯する戦いだったように感じました。
浦和は仙台戦に合わせた戦術ではなかったと思うし、自分たちのサッカーをした結果だと思います。
首位に立つ仙台にとっては勝ち点差を広げることは出来ないまでも引分けでOK。
3位の浦和としては仙台との勝ち点差を縮めたかったので引分けは物足りない結果でした。
きっと世間の評価も、浦和サポーターの多くもそういう評価じゃないかな〜と思います。
ただ、まだリーグは15節を終えたばかり。この先に組まれているアウェイで勝てば良いのです。
そして、それがきっと出来そうだと感じることができた試合内容だったと思います (=´▽`)ゞ
自分たちのサッカーで勝つためにはまだまだ足りないものがあるということです。
知っていると思いますが、赤豆さんは誰が何と言おうと世界の西村主審が嫌いです。
世界が大絶賛する西村様が主審というだけで、赤豆さんの精神的疲労は半端ないのです。
個人的は西村主審の試合を大過なく引分けで終えたのでホッとしております。はい (;´∀`)
4万人を少し欠ける入場者数でしたがスタジアムの雰囲気は良かったです。
みんな適度に仙台のことが嫌いな感じで 「勝ちたい、勝たせたい」 という空気 ゚。(*^▽^*)ゞ
あんなに大きなブーイングは最近ではなかったなぁ…と。今日は闘う埼スタでした。
レッズのメンバーは、ポポさんと啓太は間にあわず、加えて怪我で平川さんも欠場。
前節に続いて元気と小島が先発、平川さんに代わって宇賀神が右サイドに入りました (=´ー`)
仙台は予想どおり前線から激しくプレスをかけてきますが上手く対応していました。
ナビ鳥栖戦や前節ガンバのようにビルドアップに四苦八苦するようなことはありませんでした。
しかし、柏木やマルシオにボールが入らないというようなことはなかったと思いますが、
ほんの少し連携が上手くいかなかったり、サイドで時間を掛け過ぎて仙台に守りを固められたり、
なかなか思うように決定的な場面を作るまでには至りませんでした (。´-_-`。)
仙台のラインがものすごく高かったので、何度も元気が裏を狙っていましたが、
ことごとくオフサイドにかかりまくり。要求する元気の位置はオフサイドだよぉ (つω-`。)
ただ、一度も成功しませんでしたが、何度も何度も挑戦する元気の姿は新鮮でしたよ。
ガンバ戦でのゴールで元気の心境も少し変わってきたのかなぁと良い方に捉えています (=´ー`)b
たまに驚くようなミスもありましたが、守備は “ほぼ” 完璧だったと思います (=´▽`)ゞ
レッズはいつものように守備時は5バックを形成し、ラインを低く設定し仙台の攻撃に対峙。
ボールを奪われた直後の仙台の最初の攻撃を凌ぐと、その後の仙台は完全に攻め倦みました。
仙台は攻撃の中心であるウィルソン選手が出場停止だったのが響いたのかもしれませんが、
ボールを持たされると 「何をどうしていいのかわからない…」 といった感じにさえ見えました。
カウンターのチャンスもさほど多くなく、ロスタイムにリャン選手が迫ったのが最大のチャンス。
この日のレッズ最大のピンチも、暢久がサクッとボールを奪ってシュートには至りませんでした。
決定機はレッズのほうに多くありました。あとはこのチャンスを決めるかどうかでした。
ただ、攻め倦んでいても、仙台は絶対に勝利ということではなかったのかも。
自分たちが思うように攻撃ができなくても、相手に点をやらなければよいという意図であれば、
後ろでタラタラとボールを回して時間を使うということも、そう悪いことではなかったのかも。
首位に立っていますので、引分けであれば追ってきた3位のチームとの勝ち点差は縮まりません。
だからこそ、何が何でも1点を奪い獲って欲しかったのですが…(。´-_-`。)
後半に入ってレッズが攻撃のギアを少し上げたように見えました。
相変わらず元気がオフサイドにかかりまくっていましたが、これも継続することが大事。
マルシオのシュートはポストに、梅崎のヘディングはクロスバーに阻まれ惜しくも先制ならず。
暢久のクロスに合わせた達也のシュートはゴールネットを揺らしましたが、
何度も何度も旗を上げ続けていた副審の旗がやっぱり上がって惜しくもオフサイドの判定。
審判がオフサイドというのであればオフサイドですが…浦和サイドからすると不運なオフサイド。
どちらともとれる判定で、オンサイドでも誰も文句はなかったのにツキがなかったか……(つω-`。)
レッズのチャンスもそう多かったわけではないのでこれがこの日最大の見せ場でした。
ただ、本当に久しぶりに元気に動く達也の姿を見ることができたことは収穫だったと思います。
達也がピッチに入るときのスタジアムの歓声に、ホームの暖かさを感じることが出来ました。
攻撃するためには相手にボールを持ってもらわないとどうにもならない仙台と、
無理にボールは奪いには行かないけれど、自分たちがボールを保持し攻撃を仕掛ける浦和。
90分間の試合を通して、ずっとこの構図は変わることがなかったと思います。
結局、共にゴールを奪うことが出来ずスコアレスドローと勝ち点1を分けあいました (。´-_-`。)
攻撃するためには相手にボールを持ってもらわないとどうにもならない仙台と、
無理にボールは奪いには行かないけれど、自分たちがボールを保持し攻撃を仕掛ける浦和。
後半に入ってからは、この構図がさらに顕著になったと感じました。
仙台は攻撃時も守備時も “失点しないこと” に重きをおいて試合を戦っているようでした。
一方の浦和も無理にボールを奪いにいき、著しくバランスを崩すことのない戦い方でした。
見方によっては、首位仙台をあまりにも過剰にリスペクトし過ぎだったと見ることも出来ます。
ロスタイムに入っても、無理をすることなくバランスを崩してまでボールを奪いには行かず、
ボールを保持しても自分たちのやり方を貫き、ゆっくりボールを回し相手の守備の穴を探す。
サポーターとしては我武者羅に攻めて欲しいと思う時間帯でしたが選手たちは落ち着いていました。
昨年の今頃のチームとは真逆なサッカーだったかなぁ…と思いました (=´ー`)
バランスを崩し、無理に攻撃に出て、それで得点を奪いことはできたかもしれませんが、
逆にそうやって勝ってきた相手の術中に嵌り、カウンターを食らってしまう可能性もありました。
我慢に我慢を重ね、最後まで自分たちのやり方を崩さなかったことは由としなければと思います。
昨年、最後の最後で残留を決めたチームが僅か半年で首位を相手に互角以上の戦いが出来ました。
自分たちの進む道の先に障害物を作らないためには負けてはいけない試合でした。
今日の試合を通して、リスクを冒して攻撃を仕掛けていたのはレッズだったと思います。
しかし、最後の最後で浦和レッズというクラブはリスクを冒すことを許してはくれませんでした。
試合はレッズの思惑通りの試合だったような印象を持っています。決定機もありました。
ここぞというときにリスクを冒して作った少ない決定機を確実に決める勝負強さが欲しい。
浦和レッズは難しいクラブです。それでも勝ってほしかったなぁと思う赤豆さんでした (=´ー`)
2012Jリーグ DIVISION1 第15節
浦和レッズ0−0(前半0−0)ベガルタ仙台
主審:西村雄一
2012年6月23日(土)19:04 KO 埼玉スタジアム2002 入場者:39,545人

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