良いも悪いもピッチで見たものが全て。それが現在の浦和レッズの到達点です (=´ー`)
今季中に次の階段を上ることができるでしょうか。超えなければいけない壁は高そうです。
出来ることをやっていないような試合をしているとは思えないし、全てを出そうとしています。
もがいている姿が見えます。苦悩している姿が見えます。でも出来ることは全てやっています。
仙台戦からポポさんに代わって元気が先発に復帰。
平川さんが肉離れでメンバーから外れ、梅崎が右、宇賀神が左に入る布陣でした。
長いシーズンを戦ってコンディション不良が伝えられていた柏木、槙野、永田も先発でした。
立ち上がりにマルシオが可能性を感じる狙いすましたミドルシュートを放ち、
いつものセレッソ戦のようにお互いに得点を獲り合う展開になるのかなぁと感じたのですが、
その後はサイドにボールを展開するものの、その先が尻すぼみになる最近の浦和レッズ (。´-_-`。)
セレッソもやや引き気味にカウンターを狙っているんだろうなあと思わせる戦い方で、
あまり激しくプレスをかけてくる感じはなかったのですが、序盤で最終ラインでミスが連発。
易々とセレッソにチャンスを献上してしまうこともしばしば…順大に救われました (;´ー`)
最近の序盤の失点を意識するあまり、少し慎重になり過ぎて一呼吸遅いのかなぁ。
パスのスピードも、ほんの少し遅くなっているのかもしれないなぁと思って見ていました。
なかなか落ち着きませんでしたがそれでも失点をせずに、序盤を乗り切ったことは良かったです。
ピンチはあるものの、前半からレッズが主導権を持って試合を進めていたと思うのですが、
サイドに振った後の崩しのところでパスミスがでたり、ほんの少し息が合わなかったりと、
攻めている割にはチャンスの少ないサポーターとしてはストレスの溜る前半だったと思います。
前半30分にはレッズにアクシデント発生 (つд;*)
試合前からコンディションに不安のあった永田が太股の裏を抑えて自ら交代を要請。
たまにうっかりはあるものの、レッズのDFの要として戦ってきた永田がピッチを去りました。
永田は太股を押さえていたので、筋肉系の怪我だと思いますが長引かなければいいのですが…。
このピンチに、永田に代わって暢久が投入され、そのまま永田のポジションに入りました。
リーグ戦での出場は久しぶりでしたが、緊急出場にも係わらず安定したプレーを見せてくれました。
なかなかチャンスらしいチャンスを作れなかったレッズでしたが、
前半も40分になろうかという時間帯に先制点を奪う大きなチャンスを掴みました ヾ(´ー`* )ノ
コーナーキックの流れからゴールキーパーが前に出ていたところで、
跳ね返りのボールに坪井ちゃんが無人のゴール目掛けてヘディングシュートを放ちましたが、
無情にも、惜しくも枠を捉える事が出来ずに幻のツボゴールはなりませんでした。
もしこれが入っていたら、一気に試合の流れを持ってくることができただけに残念 。:゚(。ノω\。)゚・。
… 今季は坪井ちゃんのゴールが見られるかと密かに期待していたので本当に残念で残念で…。
… でも、実はそれ以上に、ずっと出続けている坪井ちゃんの疲労も心配です。
前半終了間際には高い位置での柏木のボール奪取から、宇賀神→元気スルー、マルシオと繋ぎ、
セレッソ守備陣を慌てさせましたが、マルシオのシュートはクロスバーを直撃してしまいました。
少ないチャンスでしたが、これを確実に決めることができるチカラが欲しい… (;´ー`)
後半に入ると、レッズはさらに得点を奪おうという強い意志をピッチで見せてくれました。
セレッソのパスミスからのカウンター、元気のドリブル突破…ゴールが見えるところまで迫るも、
完全にセレッソ守備陣を破ることは出来ず、最後の最後でシュートまでいけない攻撃が続きました。
槙野の攻撃参加から元気がGKと1対1になるチャンスがありましたが、
この絶好機も結局は無理な体勢でのシュートになってしまい得点を奪うことが出来ませんでした。
セレッソゴール内にまで走り込んで、悔しさを露わにする槙野の姿が印象的でした。
1点が遠い。セレッソの守備は決して固いわけではない。でも、でも1点が遠いと感じました。
終盤には宇賀神からマルシオが繋いで、柏木がスライディングで押し込みましたが、
これはバックの副審の旗が上がり、惜しくもオフサイドの判定で得点を奪うことができません。
不謹慎かもしれませんが心の中で 「その旗を下げろ〜」 って本気で思ってしまいました (;´∀`)
選手が必死で戦っているのが分かるだけにどうしても得点を獲らせてあげたかった 。:゚(。ノω\。)゚・。
終了間際に相手に抜け出され大ピンチがありましたがこれは順大がファインセーブ。
後半はほとんどセレッソに攻撃させませんでしたが、最後まで得点を奪うことが出来ませんでした。
終了直前のプレーでもレッズが怒涛の攻撃でセレッソゴール前まで攻め込みましたが、
最後までシュートを撃つことが出来ずに、跳ね返され試合終了の笛を聞くことになったことが、
今日の試合を象徴しているような気がしました。負けなかった。でも勝てなかった。
最後まで戦い抜き疲労困憊の選手を迎え埼玉スタジアムをあとにしました。
埼玉スタジアムで勝ったのはいつが最後かなぁ…ホームで強いレッズになって欲しいです。
生みの苦しみなのかもしれません。でも、ただ一言。勝ちたかったです。
浦和レッズが次の階段を上るためには、出来ないことを、出来るようになるしかありません。
後半戦に入って初の連敗を喫し、傍目には勢いを失っているように見える浦和レッズです。
でも、今季は勢いがあった時期はなかったと思うし、壁にぶつかりながら少しづつ階段を上り、
その過程で積み上げてきた勝ち点が、たまたま3位の順位だったという感じがしています。
周りの勝ち点が思ったよりも伸びなかったこともあったかもしれませんが、
気がついたらACL圏の3位につけていて、優勝にも手が届きそうな場所にいたということで、
それまでは自分たちのことで精一杯だったのが、いつのまにか優勝を意識するようになりました。
優勝なんて思ってもいなかったので、大いに意識してそれを糧にして欲しいと思っていました。
でも、それを意識してから、浦和レッズの前には高い高い壁がそびえ立ってしまったようです。
壁を越えるにはどうしたらよいのでしょう。考えて悩んで出来ることをやっていくしかないのです。
『今日の浦和レッズよりも、明日の浦和レッズが少しでも強くなれるように』
今日は超えるかなぁ〜次は超えるかなぁ〜そう思いながらスタジアムに通い続けています。
チームは負けませんでした。勝てなかったけど負けませんでした。まだ “何か” が足りません。
もっともっと大好きなサッカーを楽しそうにプレーして欲しいと赤豆さんは思っています。
始まる前は不安のほうが大きかった2012年シーズンも残り4試合です (=´ー`)
2012Jリーグ DIVISION1 第30節
浦和レッズ0−0(前半0−0)セレッソ大阪
主審:松尾一
2012年10月27日(土)14:03 KO 埼玉スタジアム2002 入場者:32,090人

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