2012年期限付き移籍していた3選手の去就が発表されました。
徳島に期限付き移籍していた青山はそのまま徳島に完全移籍することになりました。
フロント主導の補強で2011年に徳島から移籍してきましたが、ほとんど試合に出場出来ず、
2012年には移籍してきた徳島に期限付き移籍で戻ることになり、ほぼ1年を棒に振ってしまいました。
青山の獲得は、海外に移籍してしまった萌の穴を埋めるための補強だったはずですが、
もちろん移籍を決断したのは青山本人ですが、ここ数年のヴィジョンを持たないクラブの迷走は、
移籍してきた選手も、獲得したクラブも 「良かった」 とは言えない傷みを感じる結果になりました。
2012年も期限付き移籍していた徳島で決してレギュラーであったともいえず、
このまま2013年シーズンプレーするチームを失ってしまうのではないかと心配していましたが、
徳島に完全移籍することが決まって、本当に良かったと胸をなで下ろしています。
ただ青山にとっては厳しい環境であることに変わりはなく、徳島で輝けることを願って止みません。
2011年途中から草津に期限付き移籍していた永田の復帰は正直意外でした。
草津ではレギュラーポジションを掴み、レッズに残って試合に出場出来ない日々を過すよりも、
選手として成長できる環境に身を置き、公式戦への出場を重ねることで大きく成長できたと思います。
それでも槙野、野田、宇賀神、梅崎に加え、補強で獲得した選手との兼ね合いからも、
2013年のレッズの左サイドは熾烈なチーム内の競争にうち勝たなければ出場することは難しいはず。
ミシャ監督のサッカーを経験してない永田が割って入る余地があるのかどうか…
レッズへの復帰は、埼玉スタジアムのピッチに立って、初めて良かったと感じると思います。
永田もそれは承知の上で戻ってくると思いますので、本当に頑張って欲しいし、応援したいと思います。
2012年途中から千葉に期限付き移籍していた峻希は1年の移籍期間の延長。
移籍直後から中心選手として活躍しており、今オフのレッズの選手補強の状況から考えても、
このまま戻ってくることなく、千葉に完全移籍してしまうのではと心配していたのでホッとしました。
2013年のレッズの右サイドは、平川さん、宇賀神、坪井ちゃんに補強した選手達が加わり、
左サイドと同様に熾烈なチーム内競争がまっており、出場機会を掴むことは容易ではないと思います。
峻希は厳しい環境を避けたということではなく、より自分を成長させることを選択したのだと思います。
本気で昇格すること欲している千葉で経験を積むことは、峻希にとって必ずプラスになると思います。
千葉での居心地があまり良くなってしまうのも心配なんですが、峻希は必ず戻ってくると信じています。
移籍することになった青山、戻ることを決断した永田、残ることを選んだ峻希。
それぞれの道を進む3人の選手のサッカー人生が、素晴らしいものになることを願っています。
そのためにも、悔いのないよう一日一日を精一杯頑張って欲しいと思っています。

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