まさか2試合連続でこのスコアになるとは思いもしませんでした ゚。(*^▽^*)ゞ
浦和は前節から中8日、一方の柏は水曜日に中3日でACLラウンド16を戦ってから中3日。
コンディションの優劣は明らかでしたが、6点を奪って勝利するのは容易いことではありません。
相手の様子を窺い柔軟に戦術を変える “策士” ネルシーニョ監督の上をいくチームになっていました。
ACLをここまで無敗で勝ち上がりベスト8進出を決めている柏は、
たとえ中3日であったとしてもも、そう簡単に6点を失って敗れるようなチームではないと思います。
しかし、結果は浦和が怒涛の6点を奪い、柏を完膚なきまでに叩きのめしてしまいました (*´∀`)ノ
確かに2失点は課題ですが、勝敗が決してからの失点で大きな問題ではないと感じます。
あっ、あくまでも “大きな” ですからね。失点はしないにこしたことはありません (;´ー`)
それよりも試合終了まで貪欲に追加点を狙いに行く、積極的なチームの姿勢を評価したいと思います。
選手がプレゼントしてくれた幸せな時間を楽しみたいなっと思います (=´ー`)
柏戦の直後の水曜日には、中2日で仙台と戦わなければいけないことを考えると、
早めの選手交代も理解できるし、関口、小島といった選手に出場機会が与えられ良かったと感じます。
2失点してしまったことも、結果的に「慢心せずに反省する」ことが出来るのでプラスに考えられます。
得点こそありませんでしたが、試合を通して興梠が果たす役割の大きさを感じました。
興梠のプレーが浦和の攻撃の選択肢を増やし、“止められない浦和” を作っているように感じます。
そしてその興梠のプレーを殺さず、活かしているのが原口元気なのではないでしょうか (*´∀`)b
好調な2人が感じあい浦和レッズを牽引しているのだと思います。
2つの個性が化学反応を起こし、1+1が2以上のものを生み出しているように思います。
選手の疲労を考えると、柏は先制点を奪い専守防衛カウンターで追加点と考えていたと思います。
しかし、その目論見は興梠、元気のコンビから生まれた素晴らしいゴールで打ち砕かれました。
右サイドで受けたボールを興梠に預けた元気が、スピードを落とさずそのままPAに侵入。
興梠からのリターンを受けた元気は、ワントラップでDFを交わし左足でゴールに流し込みました。
得意の左からのカットインではなく、逆サイドからのビューティフルゴールは成長の証 ヾ(´ー`* )ノ
いつもそうなのかどうかは分かりませんが、柏の4バックは4人ともCBという布陣でした。
興梠、元気、柏木、平川、梅崎の5人は、動かないDFの間を意識的に狙っているように感じました。
先制点の場面でも、興梠、元気は自由に、そして余裕を持ってプレーをしているように見えました。
その後、ネルシーニョ監督が増嶋選手に代えて山中選手を投入するとやや膠着状態になり、
このまま0−1で前半を終えるかと思われた前半終了間際に、最終ラインから那須が動きました。
那須が2人を交わして持ち上がると、バランスを崩して止めるしかない柏の守備は混乱をきたしました。
攻め上がった那須のパスを右サイドで受けた元気が中央の興梠にパス。
ボールを収めた興梠はボールを動かして相手DFを引きつけ、左サイドを駆け上がる梅崎にパス。
左サイド深くに侵入した梅崎は、詰めてきた柏DFをあっさりと交わしてゴール前にクロスを送ります。
梅崎の早いクロスに、ニアに走り込んだ柏木が合わせて、浦和に追加点が入りました ヾ(´ー`* )ノ
那須の攻撃参加から、中央の興梠を経由し、逆サイドの梅崎に繋がり、柏木が連動し、
人もボールも動いた浦和の攻撃に、守備にいくタイミングを失った相手を翻弄する大きな1点でした。
前半ロスタイムに入ったところでの追加点は、中3日の柏に疲労を感じさせる得点だったと思います。
前半にあげた浦和の2点は、いずれも1トップの興梠が効果的に絡んでの得点だったと感じます。
後半に入るとネルシーニョ監督は選手交代と共に3バックに柏の布陣を変更。
これ以上失点してしまうと試合は終わってしまうため、浦和の5人の攻撃陣にギャップを作らせずに、
逆転を狙うということだったと思うのですが、これは自分で自分の首を絞めてしまったように思います。
浦和を嵌めるつもりの策によって、逆に柏の攻撃が機能不全に陥ったように見えました。
2点ビハインドで、点を獲るしかない柏は当然前掛かりになり、自分たちから攻撃を仕掛けるしかなく、
ボールを奪われると攻守の切り替えの早い浦和のカウンターが柏ゴールに襲い掛かりました。
後半は、柏がやりたかったことを、柏を相手に浦和がやっているという試合展開になりました。
攻撃の糸口が見つからない柏に対して、浦和は柏木が自ら得たFKを見事に決めて3点目 ヾ(´ー`* )ノ
ほぼ勝敗が決したこともあり、直後にミシャ監督は柏木、平川さんに代えて、マルシオ、関口を投入。
柏木はFKの直前のプレー、平川さんは試合開始直後に痛んでおり大事をとっての交代だと思います。
3点差となったことで、柏の選手に疲労の色が濃くなり急速に足が止まってしまいました。
しかし勢いづいた浦和は攻撃の手を緩めず、貪欲に追加点を狙って柏のゴールに襲い掛かりました。
4点目はカウンターから興梠が相手DFに競り勝ち、GKと1対1の大チャンスとなります (=´ー`)
興梠がシュートを撃っても決まったと思いますが、完全にフリーとなっていたマルシオにパス。
今日も途中出場で、得点という結果が欲しかったマルシオに興梠からのプレゼントだったと思います。
その後、柏に1点を返されますが焼け石に水。ただ、大勢に影響はないとはいえ勿体ない失点でした。
関口が簡単にクロスを上げられてしまったこともありますが、槙野が防がなければいけない場面でした。
そして、この失点が呼び水となり、獲っては獲られ、獲られては獲る、大味な試合に突入。
森脇が5点目を奪い、すぐさまCKから1点を返され、最後はマルシオの6点目と多くの得点が生まれました。
興梠、元気がぶっちぎるカウンター炸裂の展開は試合終了のその時までワクワクし続けました。
1点を争う緊迫した試合の緊張感も好きですが、たまにはこんなのもいいかな〜っと (;´∀`)
最後まで得点を狙い続けた浦和は、2試合連続で6得点2失点でリーグ戦3連勝を飾りました (=´ー`)
多くの得点に絡んだ元気と興梠が現在の浦和を牽引していると感じました。
前を向いた元気が仕掛けるドリブルと共に、前線で体を張った興梠の献身的なポストプレー。
自身の得点こそありませんでしたが、6点中4点に絡んだ興梠のプレーが一番輝いていたと思います。
最近の元気と興梠が絡んだ攻撃はどんどん迫力が増し、破壊力が凄まじいと感じます。
これでもまだ本人たちは満足していないでしょうし、これからもっともっと凄いことになりそうです。
去年、現在の興梠の役割を担っていた元気の経験が活きているのかなぁ〜
いまチームは試合を重ねるごとに成長している実感があります (=´ー`)
中断期間までは残り1試合。今度は浦和が中2日で、中3日の仙台と対戦します。
僅か1日の差ですが、中2日と中3日では、その1日の違いは想像以上に大きいと感じています。
選手は機械ではありませんから、当然疲労を残したままで仙台戦に臨むことになると思います。
選手が動くことでボールを動かし、相手を動かしてきた浦和がこの厳しい日程をどう乗り切るのか。
“選手が動くことこそが、現在の浦和の生命線” であり、動けなければ浦和のサッカーは出来ません。
もし動けなかったら…そのとき浦和レッズはどんなサッカーで勝利を目指すのでしょう。
このチームがどこまで強くなることができるのか、困難をどう乗り切ろうとしているのか。
目指すものがあり、それを掴み獲るためには、必ず超えなければならない困難だと思っています。
そして自分が出来ることは、止まりそうになる選手の足が止まらないように声援を送るだけです。
今季の浦和レッズがどこまでいけるのかをこの目に焼き付けたい。
ただ目の前の“この一戦” で浦和レッズが勝利することを信じていたいです。
少しでも多くの勝利を、少しでも多くの仲間と、共に感じたいと赤豆さんは思います (=´ー`)
2013Jリーグ DIVISION1 第13節
柏レイソル 2−6(前半0−2) 浦和レッズ
主審:村上伸次
得点者:17分 元気、45+1分・63分 柏木 陽介、68分・87分 マルシオ、75分 田中(柏)、79分 森脇、85分 近藤(柏)
2013年5月26日(日)16:04 KO 国立競技場 入場者:34,021人
そして、今日、浦和レッズサポーターはその意思を表明しました。

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