5万人を越えた埼スに浦和の完封勝利を告げる笛が鳴り響きました ヾ(*´∀`*)ノ
浦和のストロングポイントを消すことに苦心したC大阪は自らのストロングポイントを失いました。
柿谷選手、南野選手は守備に追われ、孤立したフォルラン選手にも持ち味を発揮させませんでした。
守備的だったC大阪に対して多くの決定機を作り、点差以上に完勝の試合だったと思います (=´ー`)b
W杯の中断前の試合で、関根の初ゴール&完封勝利は浦和にとっては最高の結果だったと思います。
手応えを感じた大宮戦から、平川さんに代わって梅崎が入った他は同じメンバーが先発。
セレッソも注目のフォルラン、柿谷、山口、南野とW杯を控えた選手たちが揃って先発しましたが、
世間注目の “日本代表対決” ではなく、純粋に浦和とC大阪が激突する熱い戦いを期待していました。
過去の浦和とC大阪の試合といえば、壮絶な撃ち合いになることも多く、
ロスタイムの最後の1秒まで気を抜くことが出来ないスリリングな試合展開になるものですが…。
立ち上がりからほぼ一方的に浦和が主導権を握る展開になりました ( ´ー`)
攻撃陣にタレントを揃えるセレッソでしたが、何故か甲府、大宮と同様に5−4−1の布陣。
セレッソは高い位置でブロックを形成し、浦和の攻撃を待ち構える守備的な布陣で臨んできました。
ただ、激しくプレスを仕掛けるわけでもなく、浦和は難なく攻撃を組み立てることが出来ました。
大宮戦で1トップに戻り、「楽しかった」と語った興梠のところでボールが収まり、
両サイドの宇賀神、梅崎に槙野、森脇が絡み、一方的に主導権を握りC大阪を攻め立てました。
C大阪はフォルラン選手がトップに残っていましたが、柿谷選手らとの距離も離れ孤立。
押し込められたC大阪はボールを奪っても次が続かず、ただ守っているだけのような状態になりました。
球際の競り合いでも浦和がC大阪を上回り、一方的に浦和が前を向いて攻撃する時間が続きました。
C大阪は“勝ちたい”というよりも“負けたくない”というような戦いぶりだったと思います。
ただ、浦和もボールは良く回ってはいても、最後の崩しのパス精度を欠き決定機は作れませんでした。
ワンタッチで繋いだり、ドリブルしたり、スルーしたりとチャレンジはしているんですけどねぇ〜
守るC大阪を浦和が落ち着いてチャンスを窺い、慌てることなく攻撃を仕掛けるという感じでした。
C大阪からアクションを起こすことがないまま、両チームともスコアレスで前半を終えました。
後半に入っても浦和が主導権を握り続けるものの、試合はなかなか動きませんでした。
柏木のFKが僅かに枠を外れたり、ループシュートがバーを叩くなど惜しい場面もあったのですが…。
しかし、スコアレスのまま試合は進みましたが、浦和の選手から焦りのようなものは感じませんでした。
このあたりが昨年との違いで、丹念に攻撃を続けることで点は獲れるという自信があるのでしょう。
なかなか得点を奪うことが出来ませんでしたが、埼スタの中には焦りを助長する空気はありませんでした。
“スタジアムの空気を作る” 試合を見守るサポーターの意識も、変わりつつあるように感じました。
後半20分ぐらいからは、C大阪のカウンターを受ける場面もみられるようになりました。
左サイドを抉られ山口選手に正面から撃たれたり、南野選手にミドルを撃たれたりという場面も。
ただ、危ない場面も全員が集中し、西川を中心にゴールを許すことはありませんでした ( ´ー`)
ようやくC大阪にも攻撃の意識が芽生え始めていた時間帯にミシャ監督が動きました。
とはいっても、浦和にとっては見慣れた、ほぼいつもの交代策なのですが… (;´ー`)
勝負どころの時間帯、疲れが見え始めた梅崎、興梠に代えて、関根、忠成をピッチに投入しました。
そしてこの選手起用が膠着していた試合を動かすことになりました。
交代で入った関根は右サイドでボールを受けると、中へ切り込みながら柏木とワンツー。
PAに侵入した関根が左足を振り抜くと、ボールはGKの手を弾いてゴールに吸い込まれました ヾ(*´∀`*)ノ
パスに込めた関根の明確な意思を、柏木が瞬時に理解し丁寧に折り返し、
戻ってきたボールを収め迷わず左足を振り抜いた流れるような一連のプレーは美しいものでした。
少しだけ攻撃に重心を動かしたC大阪の意識は、関根の一撃で一瞬にして焦りに変わりました。
最後の選手交代は、元気に代えて平川さん。万全の逃げ切り態勢でC大阪の攻撃を凌ぎました。
もう待ち構えてはいられないC大阪の攻撃を往なし、浦和はカウンターから追加点を狙う展開に。
忠成のポストから柏木への決定機は惜しくもバーを直撃し、試合を決める追加点は生まれませんでした。
このあとも早いリスタートからの決定機も…。今日の柏木は悉くゴールに嫌われちゃいました (;´ー`)
ロスタイムのC大阪のCKから、相手GKのヘディングかドンピシャだった場面か、
平川さんのクリアがあわやゴールに吸い込まれそうになったのが一番のピンチだったかもしれません。
快晴の中、久しぶりに5万人を越えた埼スに浦和の完封勝利を告げる笛が鳴り響きました ヾ(*´∀`*)ノ
関根の初ゴール&完封勝利と最高の結果を得て中断期間に入ります (=´ー`)ノ
甲府戦から全ての対戦相手が541という布陣で向かってきました。
しかし、周到に準備したと思われる甲府とは違い大宮、C大阪は選手を並べただけに感じました。
これからも541の布陣で臨んでくるチームがあっても、もはや浦和を封じる決定打ではないと感じます。
攻撃的な選手に多くのタレントを抱えるC大阪の攻撃力は破壊的で大きな脅威だったと思います。
しかし、C大阪は最大の脅威を発揮することなく、浦和の亡霊に怯えたことで“らしさ”を失いました。
フォルラン選手、柿谷選手、山口選手、南野選手は、その持ち味を発揮することなく消えていました。
赤豆さんは浦和サポーターなので、もちろん浦和の勝利を心から喜んでいます。
しかし、それぞれの持ち味を正面から激突させ、どちらも引かずに雌雄を決する戦いが観たかったです。
誰が観ても手に汗握る白熱した痺れるようなカードだったのになぁ…という想いは消えませんでした。
2014Jリーグ DIVISION1 第14節
浦和レッズ 1−0(前半0−0) セレッソ大阪
主審:木村博之
得点者:77分 関根
2014年5月17日(土) 14:04 KICK OFF 埼玉スタジアム2002 入場者:54,350人
■ 2014 Jリーグディビジョン1 第14節 (REDS公式)
■ 14.05.17 リーグ戦中断前の最終戦、ホームで完封勝利し首位に (REDS公式)

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